大学院で学びたい方

学びの体系

より広く、より深く。
世界で活躍する研究者への歩みを支えるカリキュラム。

エネルギー・情報コースでは、専門知識や技術を学ぶために、関連する科目を科目群としてまとめて、達成度や習熟度に併せて体系的に学べるように構成しています。

    • 東京工業大学
    • 他大学・
      高専専攻科等
  1. 入学試験

     
    学士課程から修士課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  2. 修士課程
    ( 2年 )※1

    科目コード:400番台~500番台

    教育課程は、各系におけるディシプリンを基礎とした高度な専門性を修得するための「専門学理講義群」、エネルギー分野に共通する学理(多元的エネルギー学理)を修得するための「エネルギー学理講義群」、これらにデータ科学による解析を融合させた知識とスキルを修得するための「エネルギービッグデータ科学講義群」から構成されます。自身が所属する系の基礎となる「専門学理講義群」から選択することで、(1)物理、化学、機械、電気電子、材料、応用化学、情報工学、融合理工学における高度な専門性を身につけ、共通する選択必修科目である「エネルギー学理講義群」、選択科目である「エネルギービッグデータ科学講義群」から履修することで、(2)多元的エネルギー学理の視点からエネルギーに関する多様な問題について理解・判断できる俯瞰力、自立的課題抽出・解決力、および国際的リーダーシップ力を養うことができるように構成されています。

    • エネルギー学理講義群
      各系の基礎と高度な専門性に特化して発展したエネルギー関連技術をアナロジーで再構造化し、新たな学問領域として体系化した“多元的エネルギー学理”の知識を修得するための講義群です。エネルギー基礎学理、エネルギーデバイス論、エネルギーマテリアル論、エネルギーシステム論、エネルギーシステム経済論などから構成されています。分野横断型のポスター発表形式の科目も用意しています。
    • エネルギービッグデータ科学講義群
      データ科学、人工知能解析、計算機シミュレーション等を多元的エネルギー学理と融合させた“エネルギービッグデータ科学”の知識とスキルを修得するための講義群です。キャンパスで取得したエネルギービッグデータ、デバイス/マテリアル/システム/シナリオ研究における多種多様な実データを活用し、初学者から上級者まで、知識と技術のレベルに合わせた座学と演習から構成されています。
    • 専門学理講義群
      化学、機械、電気電子、材料、応用化学、情報工学、融合理工学のいずれかのディシプリンを基礎とする高度な専門性を修得するための講義群です。化学系専門学理講義群、機械系専門学理講義群、電気電子系専門学理講義群、材料系専門学理講義群、応用化学系専門学理講義群、情報工学系専門学理講義群、融合理工学系専門学理講義群があります。
    • 講究科目群
      修士論文研究に則したセミナー、論文講読等を行います。

    ※1修士課程を2年間で修了する標準的なモデルを示しています。

    <化学系>

    <機械系>

    <電気電子系>

    <材料系>

    <応用化学系>

    <情報工学系>

    <融合理工学系>

    1. 修了

    2. 進学審査
      修士課程から博士後期課程に進むには進学の審査に合格する必要があります。
    1. 他大学・社会人

    2. 入学試験
      他大学から博士後期課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  3. 博士後期課程
    ( 3年 )※2

    科目コード:600番台

    修士課程までに修得した物理、化学、機械、電気電子、材料、応用化学、情報工学、融合理工学の分野における高度な専門性、広範なエネルギー分野に共通する多元的エネルギー学理、これらをデータ科学解析と融合させたスキルなど、体系的な知識を基盤として、以下に挙げる能力を身につけることを目的としたカリキュラムです。(1)エネルギー・情報に関わる現象の本質・普遍性を見抜き、新たな課題を設定し、これを解決に導く力、(2)高い見識と倫理観のもとにエネルギー研究のフロンティアを先導する力、(3)エネルギー・情報に関わる多角的な知見を自身の専門分野の視点から有機的に結びつけて活用・展開する力、(4)エネルギー分野において人的ネットワークを構築し、国際的リーダーシップを発揮する力などです。講究科目と博士論文研究を中心に課題設定力・課題解決力、研究遂行力を養成し、「国際学術プレゼンテーション」等の専門科目に加え、文系教養科目及びキャリア科目の履修により、リーダーシップ力、国際的に通用する教養力、コミュニケーション力を涵養します。

    • 文系教養科目
      エネルギー・情報分野の研究推進のバックグラウンドとなる国際的に通用する教養力を涵養する教養科目です。
    • キャリア科目
      エネルギー・情報分野におけるリーダーシップ力、コミュニケーション力を涵養する教養科目です。
    • 専門科目
      修士課程までに学んだエネルギー学理とデータ科学を基礎とし、更に実践的・応用的な視野を得るための専門講義です。また、国際的に通用するプレゼンテーション能力のアップを図ります。
    • 講究科目
      博士論文研究に則したセミナー、論文講読等を行います。

    ※2博士後期課程を3年間で修了する標準的なモデルを示しています。

    <化学系>

    <機械系>

    <電気電子系>

    <材料系>

    <応用化学系>

    <情報工学系>

    <融合理工学系>

  4. 修了