教育

東工大の教育について

東工大が目指す人材育成 将来、科学・技術の力で世界に貢献するため、学生が自ら進んで学び、鍛錬する

グローバル人材の育成

21世紀において、科学技術系大学が果たす役割は、無限に拡がっています。現在人間社会は「環境問題」「エネルギー問題」「食糧問題」「水問題」「高齢化社会」「医療・介護問題」「防災問題」等の多くの課題を抱えていますが、これらの課題は全て科学技術がその解決に貢献すべきものであり、解決の道標をつけるのは私たちの役割だと思っています。

しかし、科学技術の専門分野を磨くだけでは、上記のような地球規模で人間社会全体が抱える課題を解決することはできません。「人や文化を理解する人文社会系の教養」「世界中の人達と対話する異文化コミュニケーション力」を身に付けた人材が必要です。

科学技術分野のしっかりとした基礎能力・専門能力を持ち、世界に雄飛する気概と人間力を備え、周辺の科学技術を俯瞰しつつ異分野・異文化の人々と強調してグローバルな課題の解決とイノベーションの創出に貢献できる優れた人材、これが、東工大が考えるグローバル人材です。

そして、このような人材を育成することが本学の使命であると考えます。

何より、夢と希望を持って本学に入学してくる学生が、科学技術のおもしろさ、奥深さ、そして科学技術には社会を変える力があるのだということを感じ取り、将来自分が目指すものに向かって、自主的に学び、鍛錬する"志"を育む教育に真摯に取り組んでまいります。

日本の東工大から世界のTokyo Techへ

東工大が目指す人材の育成に必要な教育を根本から見直し、「日本の東工大から世界のTokyo Techへ」をスローガンとして、2016年4月に新しい教育システムを立ち上げました。

学士課程に入学した約9割の学生が大学院修士課程に進学する本学の現状を踏まえ、自身の興味関心への探究を途切れなく続けることが出来るよう、日本の大学で初めて「学部」と「大学院」を統一した「学院」を創設しました。併せて、歴史的に人文社会系の教養教育に力を入れてきた本学の理念を象徴する「リベラルアーツ研究教育院」を創設し、より質の高い教育を行っています。

海外大学の学事暦に合わせやすい「クォーター制」の導入、世界トップクラスの大学と同様に系統立てて専門を修得できるように編成した独自の教育カリキュラムの構築、シラバスの公開(日本語/英語)、英語による専門分野の大学院教育、講義の世界配信などにも積極的に取り組んでいます。

こうした取り組みを進め、現時点でも全学生の約12%が世界各国から集まった外国人留学生、という科学技術系国立大学トップクラスのグローバルな環境を更に充実させ、キャンパスにいながらにして国際感覚を醸成し、卒業までに海外経験や留学に積極的に挑戦する志を育てたいと考えています。

グローバル人材の輩出

本学の学生が、自らが描く将来像に向けて、多様なカリキュラムを通して、グローバル人材たるにふさわしい知識と教養を身に付けることができる東工大独自の教育システムを大いに活用し、高度な専門性と豊かな人間性を兼ね備え、世界を舞台に活躍する気概と実力を身に付けてほしいと願っています。

東工大は、全力で学生の皆さんの気概を育てます。