教育

第2類

最先端の材料技術を学びたい!

第2類

創って、調べて、評価する!

私たちの生活を支える金属やプラスチック、セラミックス等、バラエティに富んだ材料について多角的に学ぶことができます。

2年目からは、材料の性質、それらが現れる仕組み、合成方法の基本原理である量子力学、熱力学等を必修科目として学びます。3年目からは金属材料、有機材料および無機材料に関する物理、化学を体系的に幅広く学び、実験科目を通じて基礎知識の理解を深めるとともに、さまざまな実験技能を修得します。4年目は学士課程生活の集大成として特定課題研究に取り組み、実際に手を動かしてものを創り、調べ、評価するという実践的な作業を行います。

ほとんどの学生が大学院に進学し、修士修了以上で就職します。大学時代に培われたものつくりの経験を活かし、各種素材、電気および自動車関係等の各種メーカーを中心に就職しています。

2年目に進むことができる学院・系

第2類の特徴

POINT1:バスゼミ

POINT1:バスゼミ

入学すると、すぐに1泊2日の「バスゼミ」があります。バスゼミとは、新入生へのオリエンテーションの一環で、30年以上続く伝統ある行事。バスゼミでは、チョロQ、電卓、モーター等身近な製品をグループ単位で分解し、その材料、構造について考え、話し合い、その内容をプレゼンします。また、企業で活躍する先輩の講演会や夜の懇親会等イベント満載。バスゼミを通して知り合いになった新入生同士は一生付き合う仲に。

バスゼミでの一コマ

バスゼミでの一コマ

バスゼミでの一コマ

POINT2:"ものつくり"

日ごろから実験を重視し、実際に手を動かして成果を生み出す"ものつくり"を重んじる第2類。3年目からは「学生実験」として、より専門的かつ特徴的な実験の授業を行います。創成実験では、フレームカーや燃料電池、オルゴールを設計、製作することで、ものつくりの醍醐味を味わいます。また創造実験では、テキストにしたがって基礎実験を進め、実験結果を基に学生が問題発見から解決までを行い、最後に成果を発表する三部構成で、創造力を養います。

フレームカー製作

フレームカー製作

創る道具01

創る道具01

真空蒸着装置

金属などの物質を真空状態で加工することで、非常に薄いナノ単位の薄膜をつくることができます。レンズのコーティングや有機薄膜太陽電池製作などの用途にも活用されています。

創る道具02

創る道具02

ガラス溶解電気炉

1,500℃の高温でガラスを溶かすことができる装置。これにより光学、電気的測定を行うためのガラスを作製します。

調べる道具01

調べる道具01

3次元アトムプローブ

金属内の原子の種類や配列を、3次元的に調べることができる解析装置。世界でも10台あるかないかというほど希少な装置で、日本では東工大が最初に導入しました。

調べる道具02

調べる道具02

走査型電子顕微鏡

透過型と違い、細い電子線で試料をスキャンして表示する顕微鏡。分解機能にすぐれ、10nm(ナノメートル)程度の極小物質の形態もはっきりと観察することができます。第2類の学生の大半が実験で使用する装置です。

第2類の学生に聞きました。学生生活、満喫してますか?

学院に改組される前に入学した学生です。
  • バスゼミの友達と協力してます

    藪知衣理第2類1年(取材当時)

    藪知衣理

    他の類に比べて人数の少ない2類。バスゼミでは協力して行う作業が多かったので、たくさんの人と知り合いになることができました。毎週何本もレポートがあって、授業はそれなりに大変ですが、バスゼミでできた友達と得意な教科を教え合ったり協力しています。将来的には、国際的な舞台で技術開発に携わりたいと思っています。

  • 目指せプロの"材料屋"!

    久澤大夢第2類1年(取材当時)

    久澤大夢

    「材料工学」という分野が確立されている点に魅かれ、東工大に入りました。材料のプロを育成する類なので、素材特性だけでなく機械やデバイスなど様々な知識が必要。今は基礎力づくりを頑張っています。教授陣の結束が固く、仲が良いのも2類の特徴のひとつ。学科説明会なども熱心なので、とてもありがたいです。

  • 工大祭で一致団結

    西村正輝無機材料工学科3年
    (取材当時)

    西村正輝

    無機材料工学科の3年は、工大祭で「七宝焼き体験」の店を出します。1学科30人程度なので、みんなとは普段から高校のクラスメイトのような感覚。全員で準備から当日の接客までこなしたので、出店をきっかけにより仲良くなることができました。毎年恒例の出店なので、楽しみにしているお客さんも多いんです。当日は大忙しでした!

  • 息抜きは昼休みのソフトボール

    勝又麗香有機材料工学科4年
    (取材当時)

    勝又麗香

    元は金属工学科主体のソフトボール大会だったんですが、今年からは有機材料工学科も参加して、昼休みはソフトボール三昧(笑)。第2類はいわゆるガリ勉タイプの学生が少ないので、盛り上がれる雰囲気があって気に入っています。理系大学の宿命で、確かに女子は少ないですが、入ってしまえばみんな友達。それほど気になりませんよ。

  • フレームカーはアイデア勝負

    小路晃正金属工学科4年
    (取材当時)

    小路晃正

    創成実験でフレームカーを創ったとき、設計・デザイン・製作などすべてを自分たちで行うので、実際に走行したときの達成感はひとしおでした。特に、自分のアイデアが次の学年でも活かされているのは嬉しかったです。東工大を目指す皆さんには、いろんなことに興味を持ち、いろんな視点でモノを見る習慣を身につけてほしいと思います。

  • 他大学の教育と雰囲気を学ぶ

    春本高志理工学研究科
    材料工学専攻
    修士課程2年
    (取材当時)

    春本高志

    学部時代、四大学連合の知的財産コースに所属して一橋大学に通いました。法律を勉強して、一見無縁な法律が研究開発の結果である技術を守っていることがわかりました。違う大学の雰囲気を体験できたのもいい思い出です。大学院では、中国・清華大学との合同大学院プログラムに所属し、両大学での学位を取得するべく勉強しています。