メルボルン大学の多様性の中で学んだこと

ニュージーランドでスカイダイビングに挑戦(右端が坂本さん)

ニュージーランドでスカイダイビングに挑戦(右端が坂本さん)

氏名:
坂本 悠輔
学年:
博士後期課程1年(当時)
東工大での所属:
大学院社会理工学研究科
経営工学専攻 修士課程
メルボルン大学での所属:
経営学研究科経営管理学専攻
留学期間:
2015年7月~2016年6月
プログラム名:

留学先としてメルボルン大学を選んだ理由を教えてください。

メルボルン大学はオーストラリアのトップ大学で、非常に国際色豊かな大学として知られています。 多様な文化背景を持つ人々と関わりたかった私にとって、多くの学生が世界各地から集まるこの環境は非常に魅力的でした。また、ビジネス系の授業を多く取りたいと考えていたため、世界的に有名なビジネススクール(経営学研究科)をもつメルボルン大学は最適だと思いました。さらに、当時、メルボルンが世界の住みやすい都市第1位として4年連続でランクインしていた実績からもその良好な生活環境がうかがえ、初めて海外生活を送る私にとって安心感がありました。

メルボルン大学での学習(研究)内容を教えてください。

全豪オープン2016(左端が坂本さん)
全豪オープン2016(左端が坂本さん)

留学中は、理論より実践的な能力やスキルを身に付けたいと考えていたため、大学院で研究するのではなく、会計、知識経営、多国籍企業経営といったビジネススクールで開講されている授業を中心に取りました。こういった授業にはグループプロジェクトやクラス内ディスカッション、プレゼンテーション等が多く盛り込まれていて、知識だけではなく将来仕事をしていく上でも役立つ能力を身に付けることができたと感じています。

東工大とメルボルン大学ではどんな違いがありますか?

最も強く印象に残ったのは学生の姿勢です。メルボルン大学の学生は学ぶことに対して強い目的意識を持っていて、非常に活動的なだけでなく、成長しようとする気概を持っていると感じました。また、物事を深く考える習慣が身についているとも感じました。制度面では、論文を書かずに授業だけで修士課程学位が取得可能である点が東工大と大きく違い、また留学生のための施設やサポート体制も非常に充実していると思いました。

留学経験で得たこと、一番印象に残ったことは何ですか?

期待していたとおり、実践的な英語の運用能力を高めることができました。それ以外に感じた効果として、自分とは異なる意見や多様な見方に対してオープンになることができたと思います。また、色々な文化背景や経験を持つ人たちとの交流を通して、私自身についての発見もありました。特に、友人と車で旅行をしたときは、24時間一緒に過ごす中で、友人の本質的な部分を垣間見ることができ、同様に、彼らの目を通して自分の本質的な部分にも気づくことができました。

BBQパーティーを主催(左端が坂本さん)

BBQパーティーを主催(左端が坂本さん)

友人との恵方巻きパーティー

友人との恵方巻きパーティー

留学経験を将来にどう活かしていきたいですか。

仲間と踊ったサルサダンスの後で(最後列中央が坂本さん)
仲間と踊ったサルサダンスの後で(最後列中央が坂本さん)

留学中は自分自身について考える機会が多くあり、その経験は自分の今後の意思決定の拠り所の一部となっていくものだと感じています。英語の運用能力が向上し、視野が広がったことから、英語環境での仕事が選択肢として現実味を帯びるようになってきました。またいくつかのプロジェクト経験を通して、プロジェクトを率いるための実践的な知識やスキルも得ました。帰国後に取り組んだプロジェクトで実際にそれらを試してみたところ、もちろん改善の余地はありましたが、大方上手く進めることができました。人との協働という点では、技術の向上が必要ですが、この経験は社会に出てキャリア形成をしていくうえで大いに役立つと確信しています。