海外での研究活動を通して(ワシントン大学)

森本さん(写真左)とルームメイト

森本さん(写真左)とルームメイト

氏名:
森本拓馬
学年:
修士2年(取材当時)
東工大での所属:
大学院総合理工学研究科
物理情報システム専攻
内川研究室
ワシントン大学での所属:
心理学専攻 行動神経科学コース
留学期間:
1年間(2013年9月~2014年8月)
プログラム名:
TiROP(大学の世界展開力強化事業)

留学先としてワシントン大学を選んだ理由

ワシントン大学には私の専門である視覚科学の分野を代表する著名な先生が多数在籍し、世界的にも先進的な研究が行われていることで有名です。そのような環境での研究活動を通じて自身の知識・技術を高めたいと考えたのがワシントン大学を選んだ一番の理由です。帰国してみて研究主体の留学を希望していた自分にとってはベストな選択であったと感じています。また、シアトルが比較的治安の良い都市であることも重要な点でした。

ワシントン大学で学んだ/研究した内容

私は、授業はとらずに研究のみを行うプログラムを選択しました。1年間Buck教授の指導の下、人間の色覚メカニズムを心理物理学的手法により明らかにすることを目的に研究を行いました。これは東工大での研究内容と非常によく合っています。1年間の研究である程度のまとまった成果が出たので、アメリカの学会 (Optical Society of America fall vision meeting) で発表する機会も与えられました。また、単位の取得は認められていませんでしたが、興味のあった専門分野の授業の聴講はしていました。

東工大とワシントン大学の共通点・相違点

共通点はやはり学生一人ひとりが学問に対し真摯に、かつ情熱をもって取り組んでいる点だと思います。学生であっても個人の研究レベルは高く、議論の内容からも深い知識量がうかがえました。

相違点は、世界中から学生やポスドクが集まっている点です。私の研究室の同僚にもオランダから来たph.Dの学生がいましたし、周辺の研究室を見ても国際色豊かでした。これは日本の研究室ではなかなか見られない光景ではないかと思います。

ワシントン大学での経験を東工大や将来でどう生かすか

研究に関しては、留学中学んだ知識が帰国後も直接的に生きていると強く感じます。また英語力が上達したことで論文を読むスピードも上がり、インプットの効率が格段に上がりました。また海外生活の中で感じた価値観の広がりは、将来どのような分野に進むにしても役立つであろうと確信しています。また、留学前には考えもしなかったことですが、アメリカでのph.D取得も視野に入れた進路選択をしたいと考えています。(東工大での在学期間は1年延長することを考えています。)

ワシントン大学 スザロ図書館

ワシントン大学 スザロ図書館

スザロ図書館 閲覧室

スザロ図書館 閲覧室

ガスワークパーク

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