陸上競技部

教え合い、競い合い、高め合う

2012年「荒川河川敷対校駅伝」の優勝や2013年「国公立22大学駅伝大会」での2位入賞など、最近目覚ましい活躍をみせている東京工業大学陸上競技部。1年を通して行われる対校戦に向け日々ハードなトレーニングを行っています。
陸上競技部主将の丸山さん、部員の山口さんにお話を伺いました。

東工大陸上部の部員(春合宿にて)

東工大陸上部の部員(春合宿にて)
東工大陸上部の部員(春合宿にて)

東京工業大学のチームが駅伝レースでトップを走っています。
東京工業大学のチームが駅伝レースでトップを走っています。

総勢40人ほどの部員から成る東京工業大学陸上競技部は東工大の学生に加え、数名の他大学の学生から構成されています。それぞれの部員が専門種目を選択し練習に励んでいます。具体的には、短距離走、中長距離走、障害レース、競歩、走幅跳、走高跳などです。現在は部員のうち半分以上が長距離ランナーです。

練習はハードですが、個人、また部のスキル向上は何事にも代えがたい価値あるものです。部員は週三回、大岡山キャンパスや代々木公園内の陸上競技場「織田フィールド」で2~3時間ほど合同練習を行います。この合同練習以外に各自がそれぞれ日々練習を行っており、更に夏と春の休暇中に年2回、合宿を行っています。

部員はそれぞれ自己ベストの更新や対校戦での上位入賞などの個人目標を持っています。対校戦の中にはとても規模が大きく出場資格を得るための参加標準記録が設定されているものもありますが、「農工大戦」のように規模の小さい競技会もあります。(「農工大戦」は東京工業大学、東京農工大学が対戦する40年以上の歴史を持つ競技会です。)
また、「三工大戦」は、東京工業大学、名古屋工業大学、大阪工業大学が戦う競技会で、年に1回開催されます。これらの対校戦を通じて、陸上部の部員は目標を再確認し、大規模な対校戦への準備をします。また、このような対校戦に参加することにより他大学の陸上部員との親睦をより深めることもできます。

昨年、東工大の陸上競技部はさまざまな駅伝大会で入賞し、ここ最近では最も良い成績を上げることができました。優秀な学部新入生が入学したため、更なる部の雰囲気向上につながり、他の多くの部員もこの良い雰囲気の中で自己記録の更新をしています。

写真(右):主将の丸山さん(専門は長距離と障害レース)、写真(左):山口さん(専門は長距離)
写真(右):主将の丸山さん(専門は長距離と障害レース)、
写真(左):山口さん(専門は長距離)

主将の丸山さん(専門は長距離と障害レース)
「部をまとめ、けん引することはとても大変ですが、やりがいのある仕事を楽しんでいます。」

山口さん(専門は長距離)
「大学で何かスポーツがしたいと思い、走ることなら初心者でも始めやすいと思い、入部しました。大学生活は主に学業とランニングで構成されているのですが、陸上部に入部したことで、とても充実した生活を送っています。」

陸上部では、日本人の方も留学生の方も、また経験者も初心者の方も、新入部員を随時募集しています!

Tokyo Institute of Technology Bulletin No.30 (2013年5月)

お問い合わせ先

東京工業大学 総務部 広報課

Email pr@jim.titech.ac.jp