国際交流

東工大から世界へ!2015

Study Abroad 2015

東工大では海外への留学を希望する学生のために、さまざまな留学プログラムを用意しています。1週間~1ヶ月程度の短期留学プログラムをはじめ、1年以上の長期プログラム、派遣交換留学(授業料等不徴収協定校への留学)など、豊富な選択肢のなかから、自分に合った内容を選ぶことができます。これら東工大独自の留学プログラムを体験できることは、本学で学ぶ大きなメリットのひとつです。

それぞれ違うタイプの留学を経験した3人の東工大生の体験談を紹介します。

企業との共同研究が盛んな大学で全く違う分野への挑戦

武田千愛さん 大学院生命理工学研究科生物プロセス専攻

研究者として世界のフィールドに挑戦

ロレックスセンターというEPFLの象徴的な建物(図書館) ロレックスセンターというEPFLの象徴的な建物(図書館)

小さい頃からヨーロッパに対する憧れがあり、ずっと留学したいと考えていました。研究者として世界のフィールドに挑戦したかったこともあり、敢えて研究留学することにしました。数ある大学の中からEPFLを派遣先にしたのは、産業とアカデミックの領域をつなぐことにとても積極的で、企業との共同研究が盛んな点に惹かれたからです。

研究を通して身についた積極性

一年間を支えてくれた大切な寮の友人達 一年間を支えてくれた大切な寮の友人達

留学中は、より実用的な研究をしたかったので薬剤輸送システムの開発に関わる研究をすることにしました。もともと東工大では神経科学分野の研究をしていましたので、全く違う分野への挑戦でした。分野が違うことによる知識不足に加え、研究の進め方が日本と違いましたので、はじめのうちは全くついていけませんでしたが、半年程経つ頃にはEPFLのやり方に順応するだけの積極性が身につきました。議論に参加したり、時には研究室から出て実験を教わりに行ったりと頭と体を動かしながら取り組めるようになりました。

一年で驚くほど社交的に

アフリカのサハラ砂漠にて 僻地に繰り出す度胸も身につきました アフリカのサハラ砂漠にて
僻地に繰り出す度胸も身につきました

留学中に自分の性格がどんどん変わっていくことにとても驚きました。もともと人見知りで知らない人がいる中に溶け込むのは苦手でしたが、非常に社交的になりました。帰国が近くなった時、研究室のメンターから「この一年であなたは随分変わった。今のChiaiなら世界中どこへ行っても研究者としてやっていけるわ。」と声をかけて頂いたのが本当に心に残っています。自分が認めてもらえたという喜びと自信になりました。

学生へのアドバイス

「世界」というダイナミックな環境に揉まれて、是非自身の変化を実感してきてください。留学を通して得られた成長は、生涯にわたって宝となるみなさんのアイデンティティーとなるはずです。

英語圏での大学の授業や現地での生活を肌で感じる

金川平志郎さん 理学部情報科学科

将来の海外での進学を視野に入れて

メルボルンの街 メルボルンの街

英語圏の大学院への進学を視野に入れ、学部時代に一度でも留学し英語圏の大学の雰囲気や授業を体験しておこうと考えていました。そのため、授業の履修のみを目的として留学しました。また、海外に居住した経験がなかったので、海外での生活を体験したいということも留学の理由のひとつでした。メルボルンは様々なバックグラウンドをもつ人々が共存する街であり、そういった多様性を実際に生活して直に体験してみたかったのです。

じっくりと進めていく授業

メルボルン大学 メルボルン大学

メルボルン大学では主に数学に関連する科目を受講しました。講義の進行は日本よりも遅く、一つ一つのトピックを集中的に行いました。講義の様子は日本と同様静かですが、演習では学生が積極的に参加していて課題のディスカッションをし、日本よりも活発な学生が多かったように思います。

現地で部屋を探し、快適な生活を手に入れる

自宅近くのマーケット(Victoria market) 自宅近くのマーケット(Victoria market)

留学で一番の課題だったのは、留学中の家を用意することでした。日本から選ぶことができる部屋には限りがあり、また家賃が高いものばかりでした。そのため私は現地に着いてから自分の足でシェアハウスを探しました。家を見つけるまでに2週間ほどかかりましたが、苦労の甲斐あって、とてもいい同居人とともに楽しい生活を送ることができました。

学生へのアドバイス

留学前に出来る限りの準備をしていくことが大切です。留学前に自分の目標をはっきりさせることは、留学のモチベーションを保つことにつながります。

英語に自信がない自分だからこそ、留学しようと思える短期プログラム

坂本悠輔さん 工学部経営システム工学科

奨学金つき、短期の語学プログラム

ワシントン大学の桜の季節 ワシントン大学の桜の季節

私はこれまでの人生で外国人と話し英語が通じる喜びを感じ、漠然と海外に行ってみたいと思うようになりました。しかし、恐怖心からしばらくは行動を起こせずにいました。そんな中、TASTEという奨学金プログラムを発見しました。TASTEは東工大が指定する3 週間程度の語学留学に参加すると、参加費の一部を補助してもらえるプログラムです。主に英語学習者のためのプログラムであること、3週間という短期であること、奨学金がもらえることの3点のお陰で、留学に対する敷居をそこまで高くは感じずに済み、応募することにしました。

勇気をくれるきっかけになる「制約」

ワシントン大学図書館 ワシントン大学図書館 休日にシアトルのダウンタウンを背景にカヤック 休日にシアトルのダウンタウンを背景にカヤック

ワシントン大学での授業は、4人ずつのグループに分かれて特定のトピックについて意見を交わすというディスカッション、エッセイ、そしてプレゼンテーションで構成されていました。エッセイは、雑誌の所得格差データを分析して自分の意見を述べるというテーマでした。自分の意見の根拠として、参考文献を2種類以上用いるという制約がありました。自分の意見を支持する文献を見つけだすのが結構大変でしたが、今後英語の論文を読んでいくことを考えると良い経験になったと思います。プレゼンテーションは、自分の好きなトピックについて12分間の発表をするというものでした。知らない人10人に英語でインタビューをするという制約があり、私にとってはかなり勇気を要することでしたが、度胸を得る良い機会となりました。自信が少しついたこともあって、最終プレゼンテーションでは堂々と発表することができました。

学生へのアドバイス

気軽に参加できるプログラムを経験しておくのは非常に有用だと思います。まずは短期間でよいので、一人で海外に行ってみることをお勧めします。

東工大留学フェア2015が、4月15日すずかけ台キャンパス、4月22日大岡山キャンパスで開催されます。みなさんの参加をお待ちしています。

東工大の留学についてさらに詳しく知りたい方は、トップページ > 在学生の方 > 留学案内をご覧ください。