国際交流

東工大から世界へ! 2016

東工大から世界へ! 2016

東工大では、自らの視野を広げるきっかけとなる留学を在学中に一度は経験してもらいたいと考えており、幅広い選択肢に加え、2016年4月からは留学しやすいクォーター(4学期)制も導入するなど、全学をあげて留学をバックアップしています。世界に広がるネットワークを持つ東工大だからこそ実現した留学を経験した3人の学生の体験談をご紹介します。

「留学」という高い敷居の向こうに拓けた新しい境地

松井 亮さん

松井 亮さん
生命理工学部生命工学科生物工学コース

超短期派遣プログラム

留学先
ペラデニア大学(スリランカ)
期間
2015年8月~2015年9月(10日間)

課題を探すための最初の一歩

文化や学習環境、インフラなど、海外の環境は日本とどう違うのかを肌で感じてみたいと思っていたものの、英語が苦手だったので、それを克服するための課題を実践しながら見極めようと学士課程3年で短期留学に参加することにしました。数あるプログラムからどこにするか迷いましたが、新興国として過渡期にあるスリランカに非常に惹かれて選びました。

言語はあくまでツールだと実感

シーギリヤロックを背景に シーギリヤロックを背景に

ペラデニア大学では、スリランカの文化や歴史、インフラ、自然環境に関する講義を受け、工場等も視察しました。世界遺産の天空の古城シーギリヤロックや古代都市アヌラーダプラを訪れる機会もあり、人間の叡智と雄大な自然の迫力に圧倒されました。現地学生とのシンポジウムや交流会等では、英語があまり聞き取れず何度も聞き返してしまいましたが、本当にみな温かくて人懐っこく、言葉の壁を殆ど感じませんでした。言語はあくまでツールなのだと改めて実感しました。

シンポジウムのメンバー シンポジウムのメンバー
フェアウェルパーティーで修了証を手に フェアウェルパーティーで修了証を手に

松井さんからのアドバイス

留学は敷居が高く、自分には縁がないものと思っていました。しかし実際に経験した今は、五感をフルに使って感じ、考え、深めていくことで、新たな境地が拓ける体験であると自信をもって言えます。

得られる経験を積極的に積んで自分を磨く

江部 ゆり夏さん

江部 ゆり夏さん
大学院社会理工学研究科経営工学専攻

派遣交換留学プログラム

留学先
スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH)
期間
2014年9月~2015年1月(5か月間)

ETHを選んだ3つの理由

学士課程で短期派遣プログラムに参加し、米国のトップクラスの大学で学ぶ学生の圧倒的な意欲を目の当たりにして以来、海外の大学で学んでみたいと強く思うようになり、修士1年で留学を決意しました。数あるプログラムの中からETHを選んだのは、世界トップクラスの大学であること、自分の専門である経営工学が学べること、そして留学生が非常に多く国際色豊かであることの3点からでした。

自分の考えを伝える技術を磨くために

留学中は、英語での議論に慣れるために、グループワークのある授業を選んで受講しました。中でも特に印象に残っているのがリスクマネジメントの授業です。パートナーとなった社会人学生は自己主張が強く、お互いの意見をすり合わせるのに大変苦労しました。しかし、この経験のおかげで、英語できちんと自己主張する力やスピードの速い議論をする力がつきました。

「タンデム」と「フラッシュモブ」

フラッシュモブ演奏のメンバー フラッシュモブ演奏のメンバー

ETHには、現地の学生とペアを組んで母国語を教え合う「タンデム」というシステムがあり、言葉だけでなくスイスの文化についても学ぶことができました。また、大学のフラッシュモブ演奏にもバイオリンで参加しました。交換留学生は私だけでしたが、現地の学生の優しさや留学生に対するオープンさを感じることができて、とても素敵な出会いの多い経験となりました。

インターネットや口コミを通じて呼びかけられた不特定多数の人々が、公共の場で行うダンスや演奏などのパフォーマンス
アッペンツェルへのハイキング アッペンツェルへのハイキング
寮の友達とのパーティー 寮の友達とのパーティー

江部さんからのアドバイス

留学中には日本では考えられないほど多くの国の学生と交流し、文化に触れる機会があります。現地での生活を存分に楽しみ、有意義な時間を過ごすためにも、出発前にできる準備は万全にしておくことをおすすめします。

「理系」から踏み出して、広い世界で自分を試したい

山根 拓也さん

山根 拓也さん
大学院理工学研究科機械物理工学専攻

派遣交換留学プログラム

留学先
カリフォルニア大学バークレー校
期間
2014年8月~2015年5月(10か月間)

自分の世界を広げるために

オープンキャンパスの様子 オープンキャンパスの様子

学士課程3年時にプロジェクトで米国を短期訪問してから、将来米国で活躍することに魅力を感じ、今度はもっと長期間滞在し、さまざまな文化や経験、知識を持つ学生とともに学び、自分の世界を広げ、自分に何が不足しているのかを知りたいと考えるようになりました。そんな私の希望をすべて満たしたのが、世界トップレベルの総合大学であるカリフォルニア大学バークレー校でした。

あえて新しい研究分野に挑戦

留学中は、数学や物理の基礎知識が重要な、自分にとって全く新しい理論分野の研究に挑戦しました。私を含め4人という小さな研究グループだったため、教授自らが指導するという恵まれたものでした。実験がなく、勉強に勉強を重ねる日々で大変でしたが、東工大で学んでいない分野の知識の修得ができたと感じています。

世界中から集まる留学生との生活

留学中は、600人以上の留学生が住む大学の国際寮で生活しました。週1回の「コーヒーアワー」という交流イベントではグループで文化を紹介する時間があり、さながら世界旅行の気分でした。日本ではあまり交流の機会がない国の留学生と仲良くなり、文化の違いや勉強、将来のことなどたくさんの話をし、一緒に旅行もしました。世界中から留学生が集まる総合大学のバークレー校を選んで本当に良かったと思った瞬間でした。

大学図書館 大学図書館
タホ湖への旅行 タホ湖への旅行

山根さんからのアドバイス

留学生活は毎日が新鮮で刺激的ですが、明確な目的を持つことでさらに充実します。自分の目的に合う大学をじっくり選んで、勉強と遊びのメリハリをつけて楽しんでください。

東工大留学フェア2016が、4月20日(水)に大岡山キャンパスで開催されます。皆さんの参加をお待ちしています。
東工大の留学についてさらに詳しく知りたい方は、留学案内のページをご覧ください。