大学院で学びたい方

学びの体系

世界で活躍する
地球惑星科学者を目指すカリキュラム。

地球惑星科学コースでは、専門知識や技術を学ぶために、関連する科目を科目群としてまとめて、習熟度に併せて体系的に学べるように構成しています。

    • 東京工業大学
    • 他大学・
      高専専攻科等
  1. 入学試験

     
    学士課程から修士課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  2. 修士課程
    ( 2年 )※1

    科目コード:400番台~500番台

    地球惑星科学各分野における本格的な専門学習を始めます。宇宙惑星物理学、太陽地球系物理学、固体地球科学、地球化学の4つの学問分野に大別された専門科目を2年間に渡りバランスよく学修することで、広い学問的視野を養い、専門的な知識を深めます。また、講究・特別演習によって、科学的に思考し議論する訓練を行い、研究を進める上で必要な技術、能力を身につけます。

    • 宇宙惑星物理学科目群
      太陽系および太陽系外の惑星系の形成過程全般を扱います。惑星形成理論モデルの基礎から始まり、惑星系形成および惑星系天体の物質進化、天体のスペクトルの形成過程、分光観測の手法・理論的解釈を学習します。
    • 太陽地球系物理学科目群
      太陽系の電磁気学的現象と太陽系探査を扱います。特に、太陽風プラズマの物理学、地球・惑星磁場を通した地球・惑星の深部構造・ダイナミクス、太陽系探査の成果を学習します。
    • 固体地球科学科目群
      地球内部構造と地球内部ダイナミクスを扱います。特に、地球の熱進化・物質分化・循環、マグマの生成・分化、火山活動、地球内部構造の観測手法を学習します。
    • 地球化学科目群
      地球の形成・進化を、化学的観点から理解します。特に、放射壊変や同位体の起源、安定同位体分別過程、地球表層環境の化学進化、隕石など地球外試料の精密化学分析を学習します。
    • 特別講義科目群
      地球惑星科学の様々な研究分野、トピックス、および関連分野について、学習し、幅広い研究視点を培います。
    • 特別演習科目群
      修士論文研究に則した理論演習、実験、野外実習、観測実習を行います。
    • 講究科目群
      修士論文研究に則したセミナー、論文講読等を行います。

    ※1修士課程を2年間で修了する標準的なモデルを示しています。

    1. 修了

    2. 進学審査
      修士課程から博士後期課程に進むには進学の審査に合格する必要があります。
    1. 他大学・社会人

    2. 入学試験
      他大学から博士後期課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  3. 博士後期課程
    ( 3年 )※2

    科目コード:600番台

    修士課程での専門的な学修をもとに、地球惑星科学における研究に必要な応用力を身につけます。講究科目と特別演習を中心とした専門的かつ実践的な学習によって専門分野における知識と技術を深く掘り下げるとともに、これを駆使して自ら研究を遂行する力を養成します。また、研究室の枠を越えた合同セミナー等によって関連する研究分野への理解を深め、幅広い学問的視野を養います。学生が主体的に学修することが可能なカリキュラムとなっています。

    • 特別講義科目群
      地球惑星科学の様々な研究分野、トピックス、および関連分野について、学習し、幅広い研究視点を培います。
    • 特別演習科目群
      博士論文研究に則した理論演習、実験、野外実習、観測実習を行います。
    • 講究科目群
      博士論文研究に則したセミナー、論文講読等を行います。

    ※2博士後期課程を3年間で修了する標準的なモデルを示しています。

  4. 修了