大学院で学びたい方

夢に向かって、「まじめ」に生きる(中国)

夢に向かって、「まじめ」に生きる(中国)

中国の北東に位置する撫順市から来たGulian Quanさんは、東京工業大学で6年間学び、その間日本で生活することについて深く考えることができました。「日本人はとても『まじめ(勤勉で、真剣)』で、とても長い時間働いています。」

しかし、そう話す26才のQuanさんも、負けず劣らず真面目に過ごしてきました。多くの学生は、夏休みや冬休みにはリラックスしたり、余暇を楽しんでいますが、Quanさんは、修士号の取得を目指し、これまでの長期休暇は、専門である土木工学のフィールドワークを行うことに費やしてきました。さらに、学費を捻出するために、アルバイトもしてきました。これについてQuanさんは「とても大変でした。でも、この経験は私をより強い人間へと成長させてくれました。そして、人生での困難に立ち向かえるようにしてくれました。」と語っています。

学部での生活が終わりを迎えようとしていた頃、Quanさんは、「東工大アジア人財資金構想プログラム(CDSA)」を知りました。CDSAは、日本政府により支援されているプログラムで、将来的に日本の企業で働くことを望む外国人学生に対し、奨学金を支給しています。彼女は見事にこのプログラムに採用され、現在、修士2年生です。さらに、卒業後は、日本の企業への就職が決まっています。「CDSAは私の夢を現実にするのに大変役に立ちました。」とQuanさんは話します。彼女自身の「まじめ」さもまた、重要な役割を果たしたのでしょう。

Tokyo Institute of Technology Bulletin No. 12  (2009年9月)