大学院で学びたい方

スーパーコンピュータでつながる人々

ケビン・A・ブラウン

氏名:
ケビン・A・ブラウン
所属:
大学院情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 博士後期課程
留学期間:
2012年4月~現在
国籍:
ジャマイカ

東工大に留学しようと思った理由を教えてください。

東工大に留学するために来日したのは、2012年4月3日でした。それまでの4年間は、ジャマイカでシステムアドミニストレータとして働きながら、自分がやりたい研究ができる環境を求めて大学院を探していました。そんな中、文部科学省の奨学金のことを知り、新しい文化を経験しながら博士学位の取得ができるまたとないチャンスだと思いました。留学先は、迷わず東工大を第1希望として選びました。TSUBAME2.5とそれを構築した松岡聡教授の存在があったからです。言うまでもありませんが、スーパーコンピュータのTSUBAMEシリーズは世界トップレベルであり、計算工学分野の研究を進めるうえで非常に素晴らしいツールでもあります。東工大の松岡教授のもとで学び研究することは、トップレベルの研究技術を身に付けることにつながると確信し東工大にやってきました。

修士課程の修了式後に友人と
修士課程の修了式後に友人と

TSUBAME2.5 スーパーコンピュータ
TSUBAME2.5 スーパーコンピュータ

東工大のどんなところが好きですか?

スーパーコンピューティング国際会議 SC15に参加
スーパーコンピューティング国際会議 SC15に参加

東工大には世界中から学生が集まっています。多様な文化背景を持つ留学生との出会いは大変興味深く、プライベートでも研究でもネットワークが広がり、いろんな意味で日々良い刺激を受けています。

また、松岡研究室に所属してから、多くの国際会議に出席し、欧州や北米の国立研究機関でのインターンシップも経験しました。スーパーコンピュータ分野のトップレベルの研究者との共同研究に参加する機会もあり、期待を遥かに超えた経験を得ることができました。

研究以外に何か力を入れていることはありますか?

TISA主催の留学生ウェルカムパーティーでの挨拶
TISA主催の留学生ウェルカムパーティーでの挨拶

私は「人」が好きです。さまざまな経験や経歴を持つ人たちと出会い、関わることが好きです。それが、東京工業大学国際学生会(TISA)で積極的に活動している理由です。TISAは、母国を離れて東工大で学ぶ留学生たちの居場所となり、メンバーが日本や東工大での生活に慣れていくための手助けをします。母国の文化とのつながりを維持しながら、異文化交流もできる最高の環境だと思います。

TISA の新旧メンバーの引継ぎ式
TISA の新旧メンバーの引継ぎ式

母国ジャマイカについて教えてください。

よく「楽園の島」と呼ばれることからもわかるように、ジャマイカは大変美しい国です。この国を訪れる人々は、熱帯気候、温かい人々、美味しいカリブ海料理、そしてこの地で生まれたレゲエ音楽に迎え入れられます。また、ジャマイカはとても情熱的な国です。人口300万人にも満たない小さな国ですが、その文化が広く知られているのは、人々のスポーツや音楽に傾ける情熱、そして何よりも生きることへの強い情熱ゆえです。

岸壁から海に飛び込むダイビングのスポット岸壁から海に飛び込むダイビングのスポット

ジャマイカの最高峰ブルーマウンテン山脈
ジャマイカの最高峰ブルーマウンテン山脈

Tokyo Institute of Technology Bulletin No. 42 (2016年5月)