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リュブリャナからの手紙(リュブリャナ大学)

氏名: Andrej Bekeš博士
所属: リュブリャナ大学学芸学部日本学教授

リュブリャナ大学の歴史的な学長室 リュブリャナ大学の歴史的な学長室

アジア・アフリカ学科の日本学クラス アジア・アフリカ学科の日本学クラス

私はリュブリャナ大学の日本学教授として、言語学の中でも特に語用論について研究しています。1995年のアジア・アフリカ学科の立ち上げ時の学科長として、そして日本学プログラムの責任者としてこのプログラムの始動時より携わってまいりました。

私たちのプログラムは7人の常勤教職員、1人の客員教授、150人の学部生を擁し、日本の有力な大学と精力的に交流を行なっています。
中でも東京工業大学との関係は大変実りがあり、誇りに思っています。この関係性は、日本の仁科喜久子教授の多大な貢献によって発展してきました。
両大学間の関係は2006年に始まり、2007年からは東京工業大学留学生センターとリュブリャナ大学文芸学部との間で、正式な協力関係を結んでいます。

仁科教授は現在、日本語教育の研究をしているリュブリャナ大学からの大学院留学生2人の論文を指導しています。
私たちは、コンピュータを用いた日本語読解のための学習システムの開発を協力して行なっており、その中には遠隔システムを取り込んだ学習手法の研究も含まれています。
仁科教授はリュブリャナ大学を2008年に訪問され、言語教育に携わる研究者と交流を深めました。

リュブリャナ大学はスロベニアで一番大きな大学で、26の学部があり、58,000人の学生が在籍しています。2009年にはボローニャ宣言ガイドラインに準拠したカリキュラムを採用し、ヨーロッパの高等教育制度との調和を図ることを目指しています。新しい枠組みでは学際と柔軟性が強調されています。スロベニアと日本の交流が全般的に深まる中で、この枠組みは両大学間の結び付きをさらに深めていくことでしょう。
我々の連携を更に強める役割を担うことを、私は大変楽しみにしています。

Tokyo Institute of Technology Bulletin Renewal (2009年3月)