大学院で学びたい方

考え抜かれた将来設計(タイ)

Paniti Acharaitさん Paniti Acharaitさん

Acharaitさんのフォークソングサークルでのライブの様子 Acharaitさんのフォークソングサークルでのライブの様子

平成24年 工大祭 平成24年 工大祭

東工大のグラウンドにて アチャレイさんと友達 東工大のグラウンドにて アチャレイさんと友達
撮影:Patarapol Tantipidokさん

Paniti Acharaitさんは現在東京工業大学に通う1年生です。まだ大学に入学したばかりですが、もうすでに将来の進路を具体的にイメージしています。10年程大学で学び、情報工学の博士号を取り、ゆくゆくは母国、タイの大学で指導したいと考えています。

バンコク出身のAcharaitさんは幼いころ家族旅行で日本に来てから、将来日本で学びたいと思っていました。「情報工学を学ぶ以外に、日本の社会がどのように機能しているか興味があります。日本人は本当にきちんとしているからね。とても効率よく働いていると思います。日本ではたくさんのことを学ぶことができます。」 

高校の進路相談の先生のアドバイスを受け、タイ政府の特別奨学生となったAcharaitさんは、東京工業大学を留学先として選びました。現在1年生として、現在幅広い授業を受講していますが、2年への進級時、学科を選ぶことになります。「タイでは、情報工学、特に組み込みシステムにおける専門家が不足しています。タイに戻ったら大学でこの分野を指導したいと思っています。」

Acharaitさんにとって、日本語を学ぶこと、中でもとりわけ漢字は非常に難しかったようです。「日本語は、日本に来る前に2、3ヶ月と、東工大に入学する前に日本語学校で学びました。それでも、初めのうちは日本語の講義について行くのが大変で、タイ語と英語のテキストで勉強しなければついていけませんでした。」

もうひとつの難関は、大学の寮に入らず、アパートへの入居を決めた際に訪れました。「アパートを借りる契約やその際の規則などを理解するのはとても難しかったです。電気や水を通すための手続きも大変でした!」

一方、友達を作ることは難しくなかったと言います。「この大学の学生は、みんな本当にフレンドリーなので、ホームシックになることは全くありません。私は、大学のフォークソングサークルのメンバーで、そこではギターを弾いたり歌を歌ったりしています。サークルの活動はとても楽しく、中でもライブは格別です。」

Acharaitさんは、東工大の部やサークルの多様さに感心したと言います。「東工大の学生は真面目に勉学ばかりしているのかと思っていましたが、実はそうではなく勉学と課外活動の間には良いバランスが取られているのだと知りました。」

Tokyo Institute of Technology Bulletin No. 29 (2013年2月)