研究

東工大ニュース

世界最小レベルの電力で動く超高速A/D変換器を開発

2009.11.17

要約

東京工業大学の松澤昭教授・宮原正也助教らの研究グループは,7ミリワット(mW)という,世界最小レベルの超低電力で動作可能な超高速6ビットアナログ・デジタル(A/D)変換器を開発した。従来の超高速6ビットA/D変換器に比べ,消費電力を10分の1程度に削減した。ハードディスクやDVDの読み取り回路,ネットワークインターフェース回路,ワイヤレスネットワーク回路などの低消費電力動作が可能となり,機器の小型・携帯化の実現につながる成果である。アナログ信号をデジタル信号に変換する方式などの回路技術に工夫を凝らし,超低電力動作を達成した。回路線幅90ナノメートル(nm) CMOSプロセスを用いて試作し,変換周波数700メガヘルツ(MHz)にて性能を確認した。