東工大ニュース

人類と地球にとって持続可能な開発目標の指針を発表

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公開日:2013.03.27

【要点】

  • 国際科学会議(ICSU)を中心とする研究グループが、ミレニアム開発目標(MDGs)後の持続可能な開発目標(SDGs)について発表
  • 持続可能な開発の概念はこれまでの経済、社会、環境の三つの柱ではなく、環境を人間開発にとって必要不可欠な前提条件ととらえ、その上で初めて社会と経済の持続可能性が成り立つという新パラダイムを提唱。
  • 暫定的に6つのSDGsを提案

【概要】

東京工業大学大学院社会理工学研究科の蟹江憲史准教授ら11人の研究グループは、ミレニアム開発目標(MDGs)に続く2015年以降の開発アジェンダを構成する持続可能な開発目標(SDGs)のあり方について、3月21日発行の学術雑誌「ネイチャー」誌上で発表した。人類と地球の両方にとって望ましい開発目標を設定するのは非常に困難なことである。しかし、今回発表された6つの目標提案は、このような目標設定が可能であることを示すもので、国連で議論が開始されたばかりのSDGsのあり方を決定する方向性に大きな影響を与えるものである。
(原文URL: http://www.nature.com/nature/journal/v495/n7441/full/495305a.html)

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