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東工大ニュース

東工大スパコンTSUBAMEの大幅な性能向上を記者発表

2013.07.30

 東京工業大学学術国際情報センター(以下、GSIC)は、7月29日、今秋までに、現有のスパコンTSUBAME2.0をTSUBAME2.5として、大幅な性能増強をすることを記者発表しました。

 TSUBAME2.5は、倍精度の理論演算性能値は5.7ペタフロップス(1秒間に5700兆回の浮動小数演算が可能)とTSUBAME2.0に比べ約2.4倍となり、世界最高レベルとなるだけでなく、単精度の理論演算性能値では3.5倍程度の約17ペタフロップスへ向上し、指標では日本最速レベルのスパコンとなるとともに、使用電力を削減し、世界でトップクラスの省電力スパコンとなります。

 現在のTSUBAME2.0では、学内利用を始め、100社以上の産業利用・ものづくりへの貢献を行ってきており、TSUBAME2.5も日本のイノベーションに貢献することが期待されております。

 今回の大幅な性能増強は、スパコン需要の急増に対応するもので、防災・環境・医療ほか、ものづくりにおける更なる大規模シミュレーションが対応可能となるとともに、2015年度後半に飛躍的な向上を目指すTSUBAME3.0に繋がる重要なステップであり、ビッグデータ対応・大規模耐故障性・省電力化及び冷却効率の向上・GPU に代表されるメニーコアプロセッサの活用、等の実証基盤としても重要な役割を果たしていきます。

※TSUBAME
GSICが中心となり、2010年、NEC、日本ヒューレット・パッカード、エヌビディア・ジャパンを含む多くの国際的企業が連携して開発した日本初のペタフロップス・スパコンであり、稼働開始から高い利用率をもって、学内利用に留まらず、様々な分野での科学技術成果創出の礎となっております。