東工大ニュース

「大田区民大学(東工大提携講座)」開催報告

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公開日:2014.07.22

今年度も、5月28日から7月2日までの毎週水曜日19:00より2時間弱、大田区教育委員会と東工大の提携区民大学が開催されました。

今年は「最新科学技術が生み出す明るい未来」という主題で、以下の6名の教員が、専門とする研究分野の全体像、並びに社会との関わりを、わかり易く紹介し、大変好評でした。

(1)平田 敦 准教授
(大学院理工学研究科 機械物理工学専攻)
(2)和地 正明 教授
(大学院生命理工学研究科 生物プロセス専攻)
(3)小尾 高史 准教授
(像情報工学研究所 応用画像部門)
(4)田中 順三 教授
(大学院理工学研究科 材料工学専攻)
(5)笠井 和彦 教授
(応用セラミックス研究所 材料融合システム部門)
(6)小田 光茂 教授
(大学院理工学研究科 機械宇宙システム専攻)

会場となった講義室の定員が100名程であるのに対し、各講座とも多数の方に応募をいただき抽選となりました。各教員の講演内容に関しては、公共施設で区に配布いただいたチラシを参照ください。

この区民大学は、20年ほど前に開催されていた旧応用物理学科公開講座が基となって、16年前より大田区教育委員会との共催で開催しているものです。東工大側の窓口として、大学院理工学研究科 物質科学専攻の腰原教授が学習コーディネーターをつとめています。特徴としては、自然科学交流会という大田区民サークルが、区民自身による「テーマの企画、立案」を行う点が挙げられます。区民大学の運営は、本学教員から講師を選択して依頼し、区が配布するチラシを準備するなど、このサークルの皆さんの、大田区と密接に連携した地道な活動が中心となって進んでいます。

また、毎回大田区がアンケートを実施し、聴衆層やその要望の把握に努めています。退職後の新たなる知的活動を楽しんでいる方々、仕事の帰りに立ち寄っている方々に加えて、少数ですが大学生、高校生、場合によっては小学生も混じるという、極めて幅広い聴衆層となっています。そのため、講師の教員は、熱気あふれる講義のみならず、その表現の仕方に大変努力しており、その結果、区民の皆さんから極めて高い評価をいただいています。

今後もできる限り、大田区と協力しながら、この区民大学を続けていきたいと考えています。

大田区民大学(東工大提携講座) チラシ

大田区民大学(東工大提携講座) チラシ

大田区民大学(東工大提携講座) チラシPDF

お問い合わせ先

大学院理工学研究科 物質科学専攻
腰原伸也(学習コーディネータ)
Tel: 03-5734-2449
Email: skoshi@cms.titech.ac.jp

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