研究

東工大ニュース

東工大学内保育所「てくてく保育園」開園

2017.03.15

東工大学内保育所「てくてく保育園」開園
―海外からの研究者・留学生、産休・育休から復帰する教職員・学生のためにキャンパス内に保育所を開設、一部定員を地域に開放―

東京工業大学(東京都目黒区大岡山2-12-1、学長 三島良直)は、2017年4月1日に学内保育所「てくてく保育園」を開園します。

東京工業大学 国際交流会館本館内に開設

東京工業大学 国際交流会館本館内に開設

「てくてく保育園」内部の様子

「てくてく保育園」内部の様子

子育て中の研究者・学生に、安心して東工大に来て欲しい

東京工業大学では「世界のトップ10に入るリサーチユニバーシティ」の実現を目指し、教育・研究における改革を進めております。国際通用性・国際競争力の強化のためには研究環境の改善・整備、キャンパスの国際化はぜひとも必要です。

現在、世界トップレベルの研究拠点形成を目指す文部科学省のWPIプログラムによって設立された地球生命研究所(ELSI)をはじめとして、多くの外国人研究者を招聘していますが、このような研究者は子どもを伴って来日するケースが多く、日本の保育園事情を目の当たりにして困惑しています。

また、留学生も、子どもを帯同しての留学や日本で子どもが産まれた後、子どもを保育園に入れるのは非常に困難だという現状に直面して、帰国してしまう例も散見されています。国内研究者が着任する場合でも、引越しを伴って遠方から着任する際は、同じ状況が生じます。日本人学生でも、いったん社会に出てから大学院に入学するなど、出産・育児の時期を迎える学生が増え、同様な問題を抱えているケースが増加しました。

こうした研究者・学生の子どもを、年度初めの4月からに限らず、いつからでも受け入れられる学内保育所を開設することにしました。

教育・研究を進める上で必要な時期に産休・育休から復帰できるようにしたい

さらに、教員・研究者が年度途中に出産した場合、学生を教育する上で特に重要な年度末や学会活動時に育児休業を取得している余裕がないにもかかわらず、次年度を待たないと保育園に入れないために、教育や研究活動を一時的に止めざるを得ない例が増えています。

このようなことがないように、「てくてく保育園」では、産休・育休から復帰する教員・研究者および教育・研究を支える職員の子どもを、年度初めからに限らず、いつからでも受け入れます。

保育運営は専門の会社に業務委託

東工大は、大岡山キャンパス内にある既存の建物(東京都大田区)の一部を改修して保育所の整備を行いました。保育所の設置者は東工大ですが、保育運営はヒューマンライフケア株式会社(東京都新宿区西新宿7-5-25、代表取締役 野田和彦)に委託します。

定員の一部を大田区に開放

年度途中からでも子どもを受け入れる保育所ですが、保育士・栄養士などの雇用を確保するなど、一年を通して安定した運営が必要です。それを解決するため、また、地域との連携を深めるため、「てくてく保育園」は、2015年度から始まった「子ども・子育て支援新制度」による、地域型保育事業の「事業所内保育所(定員の一部を地域に開放)」 とすることとしました。

定員12名の小さい園ですが、大田区の認可保育園として、その定員の一部は周辺地域の子どもが入園し、東工大の研究者や学生の子どもと一緒に保育の時間を過ごす、大田区の待機児童解消にも役立つ保育所となっています。

東工大基金

てくてく保育園は東工大基金によりサポートされています。

東工大への寄附 > 東京工業大学基金

お問い合わせ先

東京工業大学 学内保育所運営委員会

E-mail : childcare@jim.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-7617 / Fax : 03-5734-7618

取材申し込み先

東京工業大学 広報センター

E-mail : media@jim.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-2975 / Fax : 03-5734-3661