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平成29年度 東京工業大学入学式 挙行

2017.04.13

4月4日、大岡山キャンパスにて平成29年度入学式が執り行われました。今年度の入学者数は、学士課程1,136名、大学院課程1,850名(修士課程1,613名(専門職学位課程を含む)博士後期課程237名)の計2,986名です。

平成29年度 東京工業大学入学式

学士課程入学式は10時30分から、大学院課程入学式は14時から、アカデミックガウンを身にまとった学長、来賓の方々、役員、各学院長、リベラルアーツ研究教育院長、科学技術創成研究院長、附属図書館長の入場で始まりました。末永隆一氏の指揮のもと本学管弦楽団が行進曲を演奏する中、厳かな入場となりました。開式のアナウンス後、本学混声合唱団コールクライネスとともに列席者一同で大学歌を斉唱しました。

学長式辞(三島良直学長)
学長式辞(三島良直学長)

東工大は、世界で活躍できる人材育成と世界をリードする研究を推進するために、昨年度から様々な改革を進めています。今後の教育、研究のグローバル化を見据え、学長の式辞は、英語で行われました。

三島学長は学士課程新入生に向けて、「皆さんは学士課程の後半で専門分野と指導教員を決めて研究をベースとする教育を受けることになり、その後皆さんの多くが大学院へ進学して引き続きより高度な研究に臨むことになると思います。そのステージに至るまでに、如何に自分の基礎能力を磨けるかがとても重要なのです。是非明日から本学の新しい学士課程教育に積極的に臨んでいただき、将来本学を卒業・修了して社会に出るときには、どのような仕事について、どのように平和で豊かな人間社会の構築に貢献するのかという自覚を育てていって欲しいと思います。もうひとつ本学で学ぶ上で重要な心構えについて述べておきたいと思います。大学在学中の学びは学業だけでなく、これから社会に出るまでの自分の人格を形成する時でもあります。そのためには先生、友人などできるだけ多くの人と接することで常に自分を見つめ、自分の人生への経験知を高めることが必要です。また様々なことに挑戦し、失敗や成功の体験を重ねることもこのために有効です。課外活動に参加することではチームで活動する大切さ、目標をクリアした時の達成感に加えてリーダーシップとは何かを学ぶことでしょう。海外に身を置くことも大変に刺激的であり、今までに気づかなかった自分を発見する良い機会です。私自身、本学で学士課程と大学院修士課程を終えた1975年に米国カリフォルニア大学バークレー校に留学して博士号であるPh.Dを取得した長い学生生活を過ごしましたが、大変に厳しい教育環境と、それまでの自分が過ごした環境との大きな違いを乗り越えて目的を果たした時の達成感が今の自分を支えています。長期留学には抵抗がある場合は、まずはサマースクールなどを利用して数週間あるいは数ヵ月を海外のトップレベルの大学に身を置いてみてはどうでしょうか。このような機会は本学に沢山用意されていますので是非利用してほしいと思います。在学中にどれだけの挑戦をするかが、皆さんがどれだけ素晴らしい、そして人に尊敬される人間になるかにかかっています」と話しました。

大学院課程新入生へは、「今日から修士課程、専門職学位課程で大学院生活をスタートされる皆さんの多くは、2年後に就職することを念頭に置いておられると思います。その中でまず考えていただきたいのは、これからの2年間で自分にどのような能力を身に付けて、将来どのような分野でどのような仕事をしたいのかというビジョンを作りながら進んで欲しいということです。すなわち、これから2年間にわたって取り組む研究は修士を修了するために必要な義務ではなく、皆さんが修了後に様々な分野で活躍して社会貢献を果たすために必要な基礎力を付けるために必要なものなのです。そのような気概をしっかり持ち、またそれを話せる人材を社会は求めています。本学大学院生としての自覚と、自分の将来を見据えて積極的に様々な能力を身につける熱意を持って、より高い目標に挑戦し続ける2年間であって欲しいと思います。今日から博士後期課程に進む皆さんには、何より従事する研究分野において世界をリードする研究を手掛けていただきたいと思います。本学における教育の最高峰に臨む自覚と熱意を、しっかりと胸に抱いて挑戦し続けてほしいと思います。学位取得後には、国内外の大学や研究機関での世界最先端の科学技術研究に取り組み、新たな知の創出により人間社会に貢献する道、あるいは産業界に身を置いて我が国の産業の国際競争力を高めて社会貢献を果たす技術者となる道、あるいは会社を立ち上げる起業家になって新たな産業を興して社会に貢献する道、そしてその他にもいろいろな活躍の道を皆さんは選択できるのです。そのいずれの場合においても、博士号を持つ人材がリーダーシップを発揮し社会に貢献するためには、科学技術分野の専門性だけではなく周囲の人たちから尊敬される人間性を持つことが重要です」と語りました。

その後来賓の方々を代表して、本学同窓会「一般社団法人蔵前工業会」理事長・東日本旅客鉄道株式会社監査役の石田義雄氏、マツダ株式会社 代表取締役会長の金井誠太氏より祝辞をいただきました。続いて来賓紹介、本学役員・部局長紹介が行われ、その後、新入生総代よりこれから始まる東工大生活での抱負が力強く宣誓されました。

新入生総代答辞(学士課程)

新入生総代答辞(学士課程)

新入生総代答辞(大学院課程)

新入生総代答辞(大学院課程)

学士課程入学式に続いて、同会場で入学記念コンサートが開催されました。これは毎年、新入生の門出を祝う意味をこめて、プロのピアニストにお願いして演奏していただく催しです。今年のピアニストは今田篤さんです。今田さんは、東京藝術大学音楽学部器楽科を経て、同大学院修士課程を修了し、修了時に大学院アカンサス音楽賞及び藝大クラヴィーア賞を受賞されています。

入学記念コンサート
入学記念コンサート

大岡山キャンパスは、咲き始めた桜とともに新入生やそのご家族の晴れやかな笑顔で溢れました。

新入生のみなさま、入学おめでとうございます。

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