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フィリピンで「開発システムフィールドワーク」を行ったのは開発システム工学科。講義の一環だが自主参加で、現地の大学訪問やセメント・製紙工場の見学が行われた。
参加者は、アジアに行くのが初めての学生が多数。土木コースの東森美和子さんもその1人だが、貧富の差には衝撃を受けた。1本路地裏に入るとまったく違う世界に、「土木の研究をしている自分たちに、何が出来るんだろうか真剣に考えた」という。牛田洋介さんも複雑な気持ちだった。街中を歩くと、放置された建物を多く見かけた。看板には、「UNDER
CONSTRUCTION(建築中)」という文字。出資企業が撤退してしまったのだ。「これはアジア経済危機の影響によるものかな」土木工学の視点から見たフィリピンを、同行した仲間と分析しあった。しかし、こんなにも考えることが多い今回の海外体験は新鮮だったそうだ。鈴木春菜さんも「将来は国際協力に携わる仕事がしたい」と意欲的な気持ちで帰国した。
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| マニラに隣接する都市マカティ市の高層ビル群。 |
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| マニラのセント・トマス大学の前で。 |
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またカリキュラムには英会話の授業が設けられ、現地学生との積極的な交流も図られた。「少人数で英語を学べるよい機会を得られた」(菅良一さん)と、帰国後にさらに真剣に勉強しようと決意する学生が多い。帰国子女の高島亜紗さんも「色々な国の学生と話が出来たのが貴重でした。英語を英語圏のものとしてでなく、国際的なコミュニケーションツールとしてとらえるようになりました」と話す。専門分野の情報交換にも英語が重要であると再確認したようだ。
今回のフィールドワークは、研究知識の確認作業だけでなく、今後どう活かしていくのかをまじめに考える機会を与えてくれた。マニラの路地裏、アジアの混沌、必ず明日への糧にする! |
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