2030年に向けた東京工業大学のステートメント

Tokyo Tech 2030

ちがう未来を、 見つめていく。

まだ、見たことのないこと まだ、触れたことのないこと まだ、信じられていないこと まだ、想像さえできないこと

この世界にまだ、 ないものを見つけ、 創りだせた喜びそして、 世界の人々の幸せに つなげていく喜び 私たちは、その喜びを 手にできる入り口にいる

だから、何万回という 失敗を楽しめる 闇の中を一人で進み続け たったひとつの答えを 探し続けることができる 同じ夢を見る人と、 国境も領域も超えて つながり共に動き続ける ことができる

ここには、そんな思いを持つ人たちがいる 予定調和の結論はいらない 前例のあることに興味はない 風変わりなヤツだと言われてもかまわない

何故なら、私たちには私たちにしか見えない 未来があるのだから 東京工業大学

Report

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2016年4月の組織改革を経て、私たちは東工大にどんな未来を描き、社会に何を届けていくのか。今回、役員・教職員・学生の参加による、ワークショップを通じて、2030年に向けたステートメント(Spirit & Action)を策定しました。

私たちが持ち続けている、教育・研究に対する変わらぬ思い、そして、未来に向かう新しい意思。ここから東工大の新しい挑戦が始まります。

2016年4月の組織改革を経て、私たちは東工大にどんな未来を描き、社会に何を届けていくのか。

今回、役員・教職員・学生の参加によるワークショップを通じて、2030年に向けたステートメント(Spirit & Action)を策定しました。

私たちが持ち続けている、教育・研究に対する変わらぬ思い、そして、未来に向かう新しい意思。ここから東工大の新しい挑戦が始まります。

Workshop

2030年は本学が創立150周年を迎える年であり、「世界トップ10に入るリサーチユニバーシティ」の実現を目指す節目の年です。2030年、社会はどうなっているのか。東工大はどうすれば良いのか。2016年秋~2017年初頭にかけて計4回のワークショップを行い、実現したい東工大像を探究しました。

本学には、様々な世代、色々な立場の構成員がいます。学長、理事・副学長にはじまる役員、日々の教育・研究や大学の運営に携わる教職員、そして専門分野・国籍多様な学生たち―その各構成員が集まり、「シニア」「中堅」「若手」のそれぞれの層で、延べ123名がグループワーク用の段ボール「えんたくん」を囲んで議論しました。

※えんたくん…直径1mほどの円型の段ボールで、参加者が輪になり話し合い、アイデアを共有できる対話促進ツール。

ワークショップのテーマは、「東工大独自の強み」と「2030年の社会に提供できる価値」。ワークショップの専門家であるリベラルアーツ研究教育院の中野民夫教授によるファシリテートのもと、多様な参加者は、少人数グループで日頃の立場を越えた創造的な対話を重ね、それぞれの思いや意見を語り合い、徐々に集約していきました。

そしてその成果を、構成員の「志」を示す“Spirit”、実践としての“Action”で構成される「2030年に向けた東京工業大学のステートメント(Tokyo Tech 2030)」と銘打ち発表します。

Spirit

ちがう未来を、見つめていく。

まだ、見たことのないこと
まだ、触れたことのないこと
まだ、信じられていないこと
まだ、想像さえできないこと

この世界に
まだ、ないものを見つけ、創りだせた喜び
そして、世界の人々の幸せにつなげていく喜び
私たちは、その喜びを手にできる入り口にいる

だから、何万回という失敗を楽しめる
闇の中を一人で進み続け
たったひとつの答えを探し続けることができる
同じ夢を見る人と、国境も領域も超えてつながり
共に動き続けることができる

ここには、そんな思いを持つ人たちがいる
予定調和の結論はいらない
前例のあることに興味はない
風変わりなヤツだと言われてもかまわない
何故なら、私たちには私たちにしか見えない
未来があるのだから

Action

尖らせる

私たちは知の源泉は、個人の多様性と先鋭性の中にあると考える。だからこそ、高い「志」を何よりも大切にし、基礎領域から応用領域まで、自由な研究と発想を尊重する。それとともに、"Student-centered"を教育理念に置いて、学生の主体的な学びを重んじることで、世界で活躍する人材の育成を目指していく。

共鳴する

私たちはこれまでの垣根を超えて、新領域・融合領域の教育研究をさらに進める。個人の専門性を尊重しながら、大学が「知の共鳴場」となって、新しい知を持続的に生み出していく。さらに世界との協働、社会との連携を進め、開かれた教育研究機関として、新しい理工系総合大学の形を世界に先駆け実現していく。

実装する

私たちは新たなイノベーションで人々の生活を豊かにするために、大学から生まれた知を様々な形で社会に実装していく。産学連携研究の進化、科学・技術のコンサルティング、アントレプレナーシップ醸成、ベンチャー育成・支援。本学の変わらぬ理念である「新産業の創造」を未来に起こしていくために動き出す。

Message from the President

学長のメッセージ

東京工業大学は、学部と大学院を統合・再編した6つの「学院」、教養教育の専門家集団である「リベラルアーツ研究教育院」、従来の研究所等を再編・集結した「科学技術創成研究院」を設置するなど、全学が一体となって教育力・研究力の強化を進めています。

しかし、本学が創立150周年を迎えようとする2030年に目指す「世界トップ10に入るリサーチユニバーシティ」の実現には、組織改革から生まれる強みに、個の力を掛け合わせていくことが欠かせません。

そこで、2030年の東工大像について、世代別のワークショップを実施したところ、本学構成員の「尖った存在でありつづけたい」という思い、理工系総合大学として最高の「知」が集結している大学であるという自負、科学・技術の力で世の中を豊かにしたいという「志」が鮮明となりました。

今後、構成員一人ひとりが、「ちがう未来を、見つめていく」“Spirit”を胸に抱き、「尖らせる」「共鳴する」「実装する」“Action”で、新しい社会を切り拓いていくことにより、必ずや本学が目指す姿に達することができると確信しています。

国立大学法人東京工業大学 学長 三島 良直
国立大学法人東京工業大学
学長 三島 良直

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