東工大について

新型コロナウイルス感染症に関する学長からのメッセージ

2020年3月30日掲載

東工大コミュニティのみなさま

新型コロナウイルスの感染が世界に広がり、心配や不安感、ストレスが多いこの数ヶ月でした。新型コロナウイルス感染症の世界的な脅威によって、突然、さまざまな制約を受け予定を変更せざるを得なくなるなど、私たち全員が多大な犠牲を払うことを余儀なくされています。

こうした状況の中でも、東工大の教育研究の成果を可能な限り通常通りに維持しようと奮闘している教職員・学生のみなさんの努力に敬意を表します。また、こうした活動を物心両面から支えて下さっている教職員・学生のご家族、同窓生や私たちの近しい友人に心から感謝申し上げます。

この困難な時期を乗り越えるため、私は、これら東工大コミュニティのみなさんに、冷静さと思いやりの気持ちをもって日々を過ごしていただきたい、そして「Team東工大」としての私たちの総合力を改めて認識してほしいと思っています。逆境の時にこそ真価を発揮する創造力を備えているのが「Team東工大」メンバーです。私たちが協力し、正確な情報に基づいて冷静に柔軟な意思決定を行えば、このグローバルな課題に向き合うことができ、さらに強いコミュニティとしての結束を強めることもできると信じています。

現在の状況では、一時的にせよ、人と人の間に物理的な距離を置くことが求められています。このようなときであるからこそ、電話やオンラインなど利用できるさまざまな方法を活用して、友達や同僚とコミュニケーションをとることをお勧めしたい。新しい発想でさまざまな課題に挑戦してきた大学だからこそ、同僚同士、教員や学生とオープンにアイディアを話し合うようなコミュニケーションをとり続けることが大切だと考えます。政府当局等からの最新情報を基に決定した東工大から皆さんへのお知らせは、随時更新して最新の情報をお届けします。私たちは物理的に離れているかもしれませんが、このグローバルな課題に対して前向きに取り組み、その先を見通す意思を互いに持てば、私たちは「近く」にいることができます。

最後に、東工大は、学生の学問の修得、最先端の研究の継続、および東工大コミュニティと世界の方々の健康と安全のために、全力を注ぐことを約束します。

東京工業大学 学長
益 一哉