【zoom開催】第14回特別講義「コロナ禍でこころが縮こまっていませんか~臨床心理学でひも解いてみよう~」

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公開日:2020.10.08

学生支援センター自律支援部門リプロ(旧:理工系学生能力発見開発プロジェクト)では,第14回特別講義をZoomにて開催致します。

新型コロナウイルスの影響で自粛を余儀なくされてから、早半年が経過しました。

感染拡大防止のために自由が制限されていることにより、心身に違和感が生じてきている方は少なくないのではないでしょうか?そのちょっとした違和感が大きな問題へと転じてしまわないよう、自分達が置かれている状況について一緒に考えてみませんか?

今回の特別講義では、東京工業大学保健管理センター教授 齋藤憲司先生をお招きし、現在の私達の状況について臨床心理学的観点から理論的にお話をして頂きます。皆さんの疑問等にもお応えできるよう、講師への事前質問も受け付けています。

コロナ禍のなかで皆さんがより過ごしやすくなる為の、一助となれば幸いです。

ご参加をお待ちしております。

概要

開催日時
2020年10月28日(水) 17:00-18:30
開催形態

Zoomによるオンライン開催 (presented in Japanese)

参加申込方法

Zoom事前登録制です。以下のURLからご登録お願いします。

https://zoom.us/meeting/register/tJIod-GoqzwoGN3qlrEn1RYNFZs_hJltSP_U

本特別講義は,東京工業大学の学生・教職員を対象としております。東工大mアドレス(@m.titech.ac.jp)よりお申込みください。

講師への事前質問フォームURLは事前登録画面に記載があります。

講師

齋藤憲司先生

東京工業大学保健管理センター教授(主任カウンセラー/博士(心理学))

対象
東京工業大学学生・教職員
参加費
無料

講師からのメッセージ

コロナ状況のなか,みなさんはどのような思いで日々を過ごしておられるでしょうか。とりわけ1年生のみなさんはせっかく入学した東工大なのに,ほとんどキャンパスに来る機会もないままに半年が過ぎ,オンライン授業は続くし,サークル活動は制限があるしで,いろいろなストレスを溜めておられるのではと気にかけています。本講演では,企画してくださった「リプロ」の先輩方との交流の中で浮かび上がってきた学生生活の現状と課題をもとに,まずストレスの発生機序と特長について触れたうえで,さまざまな角度からこころとからだを解きほぐしていく工夫を紹介していければと思っています。afterコロナ,withコロナの状況を越えて,みなさんの学びと交流が活き活きと展開していくよう,エールを送るような気持ちでお話できればと願っています。皆さんからの質問・疑問も大歓迎,できるだけお応えしていきます。

講師への質問&回答 具体例

講師への質問.:

「なぜコロナ禍でストレスがたまりやすくなっているの?」

齋藤憲司先生からの回答:

未知の状況に接したとき,生体としての人間はそれまでの平衡状態(ホメオスタシス)が揺さぶられます。一種の災害ともいうべき状況が突然襲来して,しかもいつ収束するか見通しがつかない中で,「自粛」という名の「避難生活」を送りながら「学習・研究」はきちんこなそうという「新たな日常」を求められています。さらには想定されていた「学生生活」が送れないという一種の「喪失」も考慮すると,ストレスの素(ストレッサー)が束になって押しかけてきたような状況ですので,こころもカラダも参ってしまうのはムリもないと考えてよいでしょう。

(齋藤講師への事前質問フォームURLは,Zoom事前登録画面に記載があります。)

お問い合わせ先

学生支援センター自律支援部門 リプロ

E-mail: yamada.e.aa-rikoproject@ml.m.titech.ac.jp, siengp@jim.titech.ac.jp

Tel 03-5734-7629

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