2022年度「社会の進化論」セミナー ～国民・国家・市場の創発ダイナミズム～

東京工業大学社会人アカデミーでは、2022年10月～2023年1月にかけて「社会の進化論」セミナーを開催します。
哲学者柄谷行人の議論を基にして、「ミクロな交換過程が、国家や市場といったマクロな現象を創発し、社会が抱える本質的なジレンマを超克する」という交換史観を、計算社会科学の技法を用いて、展開します。具体的には、ネーション（国民）が持つ内集団びいき、ステーツ（国家）に現れる実力組織による正当性の獲得、マーケット（市場）が示す動的平衡に対して、科学的に解釈を深めていきます。その上で、本講義は、受講生とともに、国民・国家・市場とは異なる新たな兆し（柄谷のX）を探し、近未来の社会を洞察します。
社会と歴史を洞察する計算社会科学の視点を身につけたい方々にお薦めします。

「社会の進化論」セミナーでは、8つのコースと5つのクラスを設置しています。
（各コース、クラスの内容、日程、注意事項等、詳細は「社会の進化論」セミナーのWEBサイトをご覧ください。）

オンライン（Zoom）、および、対面。
2022年10月から12月まではオンライン（Zoom）授業。
2023年1月10、17、24日は東京工業大学田町キャンパスの教室を使用する対面授業（オンライン受講も可）。

「社会の進化論」セミナーのWEBサイトをご確認ください。