本学における健康・スポーツ科目は,必修科目と選択科目からなる。
1.健康・スポーツ科目の目的
@健康科学は,人間の生命・健康に関する科学的な知識と理解を与え,その実践能力を養い,生涯に亘る健康意識の向上を図る。
Aスポーツ実習は,身体活動を通して健康と体力の増進・運動技能の向上・運動習慣の形成,自己の健康管理能力の向上を図り,生涯スポーツへの契機を与えることを意図する。
選択科目は,必修科目の内容を発展させてより実践的な内容とし,将来,職場や地域社会のリーダーとして精神的・身体的ヘルスプロモーションの方策や健康問題を広い視野にたって解決していく発想を持った人材を育成することを目的とする。
2.健康・スポーツ科目の単位(必修3単位・選択3単位以上修得可)
@健康科学の1単位,Aスポーツ実習I及びUの各1単位の合計3単位を必修とする。
B生涯スポーツ実習,Cその他 の中から2単位を卒業要件として認定することができる。(P.5参照)なお,3単位以上を修得することも可能である。
なお,健康・スポーツ科目の構成及び推奨履修学期は,表10に示すとおりであるが,必修単位は,第2学期までに修得することが望ましい。
3. 健康・スポーツ科目の履修における注意
・必修科目
@健康科学:1年次の学生対象
指定されたクラスで受講すること。
Aスポーツ実習T・U:1年次の学生対象
指定されたクラスで受講すること。
なお,受講に際しては入学時に健康診断を必ず受けなければならない。
健康上の理由で運動不可能,または運動不適の場合は特別な対応となる。
・選択科目
B生涯スポーツ実習(a〜f):2〜4年次の学生対象
推奨学期 | 科目名 |
推奨学期 |
科目名 |
3学期 |
生涯スポーツ実習a |
4学期 |
生涯スポーツ実習b |
5学期 |
生涯スポーツ実習c |
6学期 |
生涯スポーツ実習d |
7学期 |
生涯スポーツ実習e |
8学期 |
生涯スポーツ実習f |
学内において行う授業(生涯スポーツ実習各種目)と学外において行う集中授業(スキー・キャンプ等)がある。
なお,生涯スポーツ実習を1学期中に2科目以上履修することも可能である。その場合の科目名については教員に確認すること。
Cその他
担当教員毎に独自に開講される科目がある。
表10 健康・スポーツ科目
科目 | 必修/選択 |
授業科目 |
単位数 |
授業形態 |
推奨履 |
健 |
必修 |
健康科学 |
1−0−0 |
1週1回2時限8週(講義) |
1又は2 |
スポーツ実習T※ |
0−0−1 |
1週1回2時限15週 |
1 |
||
スポーツ実習U※ |
0−0−1 |
1週1回2時限15週 |
2 |
||
選択 |
生涯スポーツ実習(a〜f)※ |
0−0−1 |
通常授業(1週1回2時限15週)又は |
3〜8 |
|
テニスメンタルマネジメント実習 |
0−0−1 |
1週1回2時限15週 |
|||
アドヴァンスド・テニス |
0−1−1 |
1週1回2時限15週 |
※授業年間計画を次ページに示す。
4.スポーツ実習の授業年間計画
教材種目 |
トレーニング・健康法・ソフトボール・バスケットボール・バレーボール・サッカー・フットサル・ |
第1学期 |
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スポーツ実習T |
……必修 |
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4月 |
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体力テスト,ガイダンス |
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5月 |
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基礎体力の向上,各種のスポーツの基礎技術,審判法,練習プログラムの修得をねらう。 各種スポーツ種目等を用い,フィットネスを高めることに重点を置く。 |
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6月 |
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7月 |
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8月 |
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第2学期 |
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スポーツ実習U |
……必修 |
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10月 |
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ガイダンス |
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11月 |
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チーム及び個人スポーツにおける技能やチームワーク,マナー等の修得をねらう。 各種スポーツ種目等を用い,生涯スポーツへの契機となるように指導する。 |
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12月 |
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1月 |
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2月 |
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第3学期 第5学期 第7学期 |
第4学期 第6学期 第8学期 |
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生涯スポーツ実習 |
…選択 |
4月 |
10月 |
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ガイダンス |
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5月 |
11月 |
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学内 学外 |
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6月 |
12月 |
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7月 |
1月 |
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8月 |
2月 |
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