理学部の系及び学科への所属と学習案内

1. 系と学科

系とは,複数の学科間で共通のカリキュラムを提供し,学生諸君の自主性を基礎とした学習と進路選択を支援するための教育組織である。学生のさまざまな興味に対応できる広範な授業科目が用意されており,また各学習課程には幅を持たせてあるので,専門分野への進路選択における自由度が大きくなっている。

理学部における系とそれを構成する学科は以下の通りである。

各系に対応した標準学習課程があり,数物地学系では専修課程が用意されている。

2. 系の所属,学科の所属

系への所属は各学科への仮所属の形で行われ,2年次学生は仮所属する学科の責任の下にある。各学科への仮所属の方法は32頁に記載のとおりであり,全学共通の学科所属方式に従って決定される。

学科への所属は3年への進級時に行う。

(1) 仮所属している学科には条件無しに所属できる。

(2) 数物地学系で系内他学科への所属を希望する場合には,関係学科の定員の10%を目安とする人数の枠内で,その学科が定めた条件を満たす場合に認められる。

(3) 系間の学科所属変更は,原則として全学の規定に従って行われる。詳細は関係学科の学習課程を参照すること。

(4) 他学科への所属が許可されなかった者は,仮所属の学科へ所属する。

3. 学士論文研究申請時における研究室配属について

他学科の研究室への配属を希望する場合には,次の2つの方法により取り扱う。

(1) 学科所属の変更を伴う研究室配属の場合は,希望先学科と現所属学科の承認により許可されることがある。

(2) 所属学科を変更せず,他学科の研究室への配属を希望する場合は,関係教員と関係学科により個別に協議の上,認められることがある。