土木工学関係科目

工学と環境I(Engineering and Environment I)

石川忠晴 教授 ほか 前学期  2−0−0

I 本講義では,工学の中でも環境に対するインパクトを比較的理解しやすい土木工学の代表的施設が環境に及ぼす影響を工学技術の持つ他面的な視点に着目して講述する。(平成19年度より開講)

II 1. ダム事業と環境 2. 道路事業と環境 3. 都市基盤整備と環境 4. 課題討議

工学と環境II(Engineering and Environment II)

灘岡 和夫教授 ほか 後学期  2−0−0

I 本講義では,「工学と環境I」で土木工学の事例を通して学んだ local な利便性と global な不都合というトレード・オフ関係を他の工学分野における事例を通して理解する。さらに,演習形式を含む集団討論により問題の理解を深める。(平成19年度より開講)

II 1. 化学工学における事例 2. 建築学における事例 3. エネルギー分野における事例 4. 社会と環境に関する集団討論

材料と部材の力学(Mechanics of Materials and Members)

廣瀬 壮一 教授  A.C. ウィジェヤウィックレマ 助教授  前学期  2−0−0

I 構造物を構成する材料および部材に関する力学について講義する。構造力学第一,第二,鋼構造の設計,鉄筋コンクリート構造,振動と耐震などの構造系専門科目,ならびに,土質力学や水理学などの力学系科目の基礎となる科目である。

II 1.力のつりあい(質点,剛体,静定構造物) 2.応力とひずみ 3.軸力を受ける部材 4.ねじを受ける部材 5.純曲げを受ける部材 6.曲げおよびせん断を受ける部材

構造力学第一(Structural Mechanics I)

川島 一彦 教授  後学期  2−0−0

I 静定のはり,トラス,ラーメン,アーチを対象として,力のつりあい,静定条件,反力,断面力,応力,たわみ等の外力の作用を受けた構造物に生ずる力および変形に関する力学の基礎事項を講義する。

II 1.断面1次,2次モーメント 2.力のつりあいと静定条件 3.静定はりに生じる応力 4.静定はりの変形 5.エネルギー法による解析 6.静定トラス 7.静定ラーメン 8.静定アーチ

構造力学第二(Structural Mechanics II)

°廣瀬 壮一 教授  市村  強 助教授  前学期  2−0−0

I 構造力学第一で得た知識を基礎に,より高度な構造物の解析のための様々な手法を修得する。力のつり合い条件に加えて,変位の適合条件を考慮した構造解析を中心に理解を深め,応用力を身につける。

II 1.不静定構造物の解析 2.座屈解析 3.マトリックス構造解析(コンピュータによる演習を含む)

鋼構造の設計(Design of Steel Structures)

三木 千壽 教授  廣瀬 壮一 教授  前学期  2−0−0

I 橋,高架,建物,鉄塔,などの鋼構造物の設計,製作,維持管理を行う上で必要となる鋼構造材料,溶接や高カボルト継ぎ手などの継手,引張部材,圧縮部材,曲げ部材の強度および安定に関する基礎的な知識を習得する。また,構造物の安全性評価,設計理論についても習得する。

II 1.鋼構造物の概説 2.鋼材 3.引張部材 4.圧縮部材 5.曲げ部材 6.溶接 7.高力ボルト 8.疲労・破壊・非破壊検査

地震工学(Earthquake Engineering)

°川島 一彦 教授  大町 達夫 教授  盛川 助教授  後学期  2−0−0

I 建設技術に関連した振動現象を理解し,構造物の耐震性を向上するために必要な,振動に関する基本的知識の修得を目的とする。

II 1.質点系の自由振動 2.質点系の強制振動 3.分布質量系の振動 4.固有振動数の計算法 5.応答スペクトル 6.耐震設計の方法 7.免震と制震 8.耐震性判定および耐震補強

水理学原理(Introductory Hydraulics)

灘岡 和夫 教授  前学期  2−0−0

I 流体運動の基礎方程式を導き,水理学における基礎原理であるエネルギーおよび運動量の保存則と,それにより説明される基本的な現象について述べ,非粘性・粘性流体の基本的な運動の記述を行う。

II 1.流れの場の記述法 2.Eulerの方程式およびNavier-Stokesの方程式 3.渦度と循環,粘性の役割,境界層 4.ベルヌーイの定理の誘導と応用 5.運動量保存則の誘導と応用 6.速度ポテンシャル,フローネット 7.物体に働く流体力

水理学第一(Hydraulics I)

池田 駿介 教授  後学期  2−0−0

I 水理学原理で習得した質量,運動量およびエネルギー保存則や速度ポテンシャルの概念の理解を深め,実際の流体現象に適用する力を養う。さらに,層流と乱流について学び,実在流体の特徴を理解する。

II 1.限界水深,常流と射流 2.跳水,段波 3.層流と乱流 4.レイノルズ応力 5.管水路の流れ 6.管路の流れ

水理学第二(Hydraulics II)

八木  宏 助教授  前学期  2−0−0

I 水理学第一に引き続き,自然界で起こる水理現象を理解し問題を解決するために必要な基本的知識の修得を目的とする。

(平成20年度より1単位に変更)

II 1.開水路の漸変流 2.水の波の力学

水文・河川工学(Hydrology and River Engineering)

°池田 駿介 教授  神田  学 助教授  後学期  2−0−0

I 熱・水収支の基本的考え方と水文素過程(降雨・蒸発散・流出)など水文学の基礎を学び,さらに,流域の水管理のあり方を治水,利水,環境の面から総合的に講述し,河川工学の基礎を修得する。

II 1.水循環の素過程 2.洪水流出解析 3.都市化と水循環 4.治水計画 5.利水計画 6.河川環境計画

海岸・海洋工学(Coastal and Marine Hydraulics)

°灘岡 和夫 教授  八木  宏 助教授  後学期  2−0−0

I 海岸・海洋には河川の流れとは異なる様々な種類の流れ(海流・潮流・海浜流など)やいろいろな波動現象(風波・うねり・潮汐・津波など)が存在する。講義では,このような多彩な水理現象の記述・解析のための基礎を講述するとともに,それをベースとして沿岸域の防災や保全について論じる。また,最近重要性を増してきている海岸・海洋環境に関わる諸課題や,総合的沿岸域管理等に関して講述する。

II 1.海の波の物理 2.海の中の流れ(海流・潮流・海浜流) 3.渚の水理学 4.海岸をいかに守るか−波・流れ・砂移動の制御 5.沿岸域の環境問題(概論・閉鎖性水域の環境問題・沿岸浅水域生態系の環境保全) 6.地域環境問題と海洋 7.総合的沿岸域管理

水環境計画(Water Management for Environmental Health)

°石川 忠晴 教授  浦瀬 太郎 助教授  前学期 2−0−0

I 河川,湖沼などにおける水質汚濁現象を理解するための基本的水質指標を講述する。さらに,環境に関する歴史的な考察,環境倫理に関する事項を学習する。また,上水道および下水道に関連する環境衛生工学の初歩を理解し,都市の雨水の流出量の算定方法および雨水管渠の設計法について理解する。

II 1.水質指標 2.有機物汚染と酸素消費 3.富栄養化現象 4.上水道計画 5.下水道計画 6.都市雨水排除計画 7.環境と文明

土質力学第一(Soil Mechanics I)

竹村 次朗 助教授  前学期  2−0−0

I 土は重要な工学材料の一つであるが,その力学的性状は極めて複雑である。この講義ではそれを理解するために必要な知識のうち特に基本的な部分についての解説を行う。

II 1.地層の形成 2.土の物理化学的性質 3.土の分類法 4.地中の応力(有効応力の原理) 5.締め固めた土の性質 6.土中の水の流れ

土質力学第二(Soil Mechanics II)

竹村 次朗 助教授  後学期  2−0−0

I 土質力学第一に引続いて,圧縮特性やせん断特性といった有効応力により支配される土の力学的性質について習得する。

II 1.土の圧縮 2.圧密理論 3.土の破壊規準 4.排水せん断・非排水せん断 5.粘性土と砂質土のせん断特性 
6.土の限界状態理論

土質基礎工学(Foundation Engineering)

日下部 治 教授  前学期  2−0−0

 土構造物,基礎構造物,抗土圧構造物,地下構造物などの設計に関する事項,安全性,機能性,設計手法,設計規準などについての理解と考え方を学ぶ。

1.構造物の安全性 2.地盤の破壊問題の類型化 3.土構造物の設計 4.基礎構造物の設計 5.抗土圧構造物・地下構造物の設計 6.基礎構造物の設計規準

地盤調査・施工学(Geotechnical Engineering in Practice)

太田 秀樹 教授  日下部 治 教授  後学期  3−0−0

I 土や岩などの地盤材料は,経路依存的かつ非可逆的な応力−変形特性を持つから,調査や工事のやり方つまり手順の違いによって,地盤が様々な力学反応を示す。きわめて複雑にみえる地盤の力学挙動を,地盤調査と地盤施工の具体例を紹介しながら,理論と実際を修得することを目的とする。(平成20年度より開講)

II 1.地盤の力学 2.地盤調査 3.様々な工事事例 4.大地と人間

応用地質学(Engineering in Geology)

日下部 治 教授 ほか  2−0−0

I 上記「地盤調査・施工学」の前半部分を平成18-19年度に限り本科目名で開講する。

地盤施工学(Geotechnical Engineering in Practice)

太田 秀樹 教授  後学期  2−0−0

I 上記「地盤調査・施工学」の後半部分を平成18-19年度に限り本科目名で開講する。

コンクリート工学(Concrete Technology)

大即 信明 教授  後学期  2−0−0

I セメントコンクリートの材料配合設計,諸性質,施工法,耐久性,維持管理等について講述する。

II 1.コンクリートの構造 2.コンクリートの構成材料 3.フレッシュコンクリート 4.硬化コンクリート 5.配合設計 6.コンクリートの施工 7.コンクリート部材の耐久性 8.維持管理の考え方

コンクリート構造(Concrete Structures)

二羽淳一郎 教授  前学期  2−0−0

I コンクリート橋など,土木構造物の中の鉄筋コンクリート構造物を対象にして,その構成部材の曲げ挙動の基礎を習得していく。また,脆性破壊防止の観点からせん断挙動の基礎についても理解していく。

II 1.概説,2.鉄筋とコンクリートの力学的性質,3.曲げを受ける鉄筋コンクリート部材の応力度,4.曲げを受ける鉄筋コンクリート部材の耐荷力,5.曲げと軸力を受ける鉄筋コンクリート部材の耐荷力,6.曲げを受ける鉄筋コンクリート部材のひび割れ問題,7.コンクリート構造のせん断問題基礎

空間デザイン(Landscape Design)CC:(H17認定)創造性育成科目

三木 千壽 教授他  後学期  1−1−0  (4学期)

I さまざまな土木施設や構造物の意匠・景観設計の基本的な事項と表現方法を習得する。

II 1.土木施設の景観設計 2.プレゼンテーション技法(スケッチ,パース,模型,CG) 3.水辺空間のデザイン

土木計画の理論と数理(Theory and Mathmatical Methods of Infrastructure Planning)

藤井  聡 助教授  福田 大輔 助教授  前学期  3−0−0

I 土木施設の計画のために必要とする計画理論と数理的方法を体系的に理解させる。(平成19年度より開講)

II 1.計画理論 2.最適化数学 3.PERT・CPM 4.調査論 5.確率・統計の基礎 6.統計的推定 7.多変量解析

基礎統計解析(Statistics Analysis in Civil Engineering)

福田 大輔 助教授  前学期  2−0−0

I 上記「土木計画の理論と数理」の前半部分を平成18年度に限り本科目名で開講する。

土木計画(Infrastructure Planning)

藤井  聡 助教授  後学期  2−0−0

I 上記「土木計画の理論と数理」の後半部分を平成18年度に限り本科目名で開講する。

交通計画(Transportation Planning)

屋井 鉄雄 教授  前学期  2−0−0

I 空港,鉄道,道路などの都市間交通計画立案の考え方,都市計画の主な対象である街路空間や公共交通システム等の計画の考え方,これらの歴史的な発展の経緯,計画立案のための調査,分析,需要予測,評価の方法論,さらに総合的な計画や交通管理計画の考え方を理解し修得する。

II 1.交通計画の目標, 2.交通計画と交通政策, 3.交通計画の物理的対象,4.交通計画の手続きと手順, 5.調査と分析, 6.将来の予測, 7.計画代替案の比較, 8.交通計画と評価,9.交通計画の事例

都市計画学(Urban Planning)

°室町 泰徳 助教授  中井 検裕 教授  後学期  2−0−0

I 都市計画の概念・歴史・制度等の概説をふまえて,都市計画の立案の考え方と方法について講述する。

II 1.都市計画の理念と体系 2.都市計画の調査と立案 3.土地利用計画 4.都市施設計画 5.市街地開発計画 6.日本の都市の課題

環境ジレンマ論(Environmental Dilemma Analysis)

藤井 聡 助教授  前学期  2−0−0

I 本講義の前半では,社会科学の領域で取り扱われている「社会的ジレンマ」を解説し,「環境ジレンマ」の数理的取り扱いを紹介する。その上で,いくつかの具体例を提示し,環境ジレンマ解消,合意形成のための社会的処方箋を用意する理論的・実践的アプローチを講述する。(平成20年度より開講)

II 1. 環境政策と社会心理学 2. 社会的ジレンマ 3. 心理過程の基礎理論 4. 理論仮説と実証分析

環境アセスメント論(Environmental Assessment)

灘岡 和夫 教授 ほか  後学期  2−0−0

I 公共事業等のプロジェクトの具体化にあたって,重要性が高まってきている環境アセスメントについて,その基本的な役割や枠組み,関連する法制度,環境評価・影響予測の方法論,環境計画・管理との関係について講述する。(平成20年度より開講)

II 1. 環境アセスメントの制度 2. 環境モニタリングとシミュレーション 3. LCA および CVM などの評価方法 
4. グループ討議

測量学(Engineering Surveying)

°盛川  仁 助教授  土居原 健 非常勤講師  後学期  2−0−0

I 土木施設の計画,設計,工事の基本となる測量技術について述べると共に,誤差論とそれに基づく測定値の処理法を解説する。また,近年,デジタル技術の導入が進んだ空間情報科学としての測量技術について,GPS技術,デジタルフォトグラメトリ技術,GIS,リモートセンシング技術について概説する。

II 1.測量の歴史 2.地球の形 3.誤差論 4.測定値の処理法 5.写真測量,GPS 6.リモートセンシング技術の基礎と応用例 7.地理情報システム(GIS)

測量学実習(Surverying Practice in Civil Engineering)

盛川  仁 助教授  後学期  0−0−1

I 学外の最新の施設・機器を借用し,測量実習を集中的に行う。通常春休み中に行い,当期間中は合宿する。

本実習は一連の地形測量の作業と方法を習得させるために行う。

II 踏査,選点,トラバース測量,平板測量,製図。

数値解析基礎・演習(Computers and Fundamental Programming)

市村  強 助教授  前学期  1−1−0

I 情報処理言語に関する基本的な文法事項を説明した後,土木・環境工学を学ぶ上で必要となる主な数値解析法のアルゴリズムについて解説する。同時に,ワークステーションを用いた演習を行う。

II 1.計算プログラムの基本文法 2.数値計算アルゴリズム

応用数値解析・演習(Computers and Applied Programming)

市村  強 助教授  中村 恭志 助教授  後学期  1−1−0

I 土木・環境工学における物理現象の解析の際に現れる種々の微分方程式について,その数値解析手法と実際のプログラミングに必要となるアルゴリズムについて講義を行う。ワークステーションを用いて実際にプログラミングを行う演習により,数値解析手法とその応用について理解の深化を図る。

II 1. 差分法と有限要素法による数値計算法

工業数学第一・演習(Exercise of Engineering Mathematics I)

中村 恭志 助教授  前学期  1−1−0

I 工学の理解に必要な数学の知識を,問題演習を通じて修得する。英語のテキストを用いることによって工学分野の英語表現に慣れる。

II 1.微分方程式の基本概念,線形微分方程式 2.ラプラス変換とその応用

工業数学第二・演習(Exercise of Engineering Mathematics II)

°浦瀬 太郎 助教授  中村 恭志 助教授  後学期  1−1−0

I 工業数学第一・演習に引続いて同様の目的のもとに講義および演習を行う。

II 1.フーリエ級数,フーリエ変換 2.偏微分方程式の導出およびその解法

環境計画演習(Exercise on civil and environmental planning) SC:(H17選定)創造性育成科目

八木  宏 助教授ほか  前学期  0−0−1.5

I 具体的な地域を対象として,その地域を取り巻く(1)大気環境,(2)水環境,(3)生態環境を自らの現地調査に基づいて評価し,都市の中の環境の役割に対する理解を深めた上で,地域の環境をさらにより良いものにするための自分たちなりの提案を行う。

II 1.現場環境調査 2.現状の問題点の分析 3.改善案の作成 4.プレゼンテーション

インフラストラクチャーの計画と設計(Infrastructure Planning and Design) SC:(H17選定)創造性育成科目

°屋井 鉄雄 教授  室町 泰徳 助教授 藤井 聡 助教授 福田 大輔 助教授
城石 典明 非常勤講師  牧野 幸子 非常勤講師  村山 伊知郎 非常勤講師

後学期  0−0−1.5

I インフラストラクチャーの計画から設計までの概略を体験し,プロジェクトの意義や妥当性を説明する能力,プロジェクトに関わる多様な主体や要素を総合的に評価する能力を養うことを目的とする。具体的なプロジェクトに対して,調査や文献から得られたデータに基づいて計画代替案を評価し,最終代替案の模型・パース・設計図を作成する。さらにプレゼンテーション能力を養う。

II 1.首都圏第3空港計画 2.高速道路ジャンクション設計 3.首都圏鉄道網改良計画 4.鉄道駅周辺の再開発計画 5.トランジットモール&LRTの導入計画 6.郊外型大学キャンパスの再開発計画 
7.大規模工場跡地を活用した住宅地計画

地盤工学実験(Laboratory works in geotechnical engineering)

°竹村 次朗 助教授  日下部 治 教授  太田 秀樹 教授  前学期  0−0−1

I 地盤工学に関わる土の力学的性質並びにその決定法を各種室内試験を行うことにより体得し,得られた試験結果を用いて地盤構造物の破壊に関する模型実験の挙動予測を行い,地盤構造物の安定解析の基礎について習得する。

II 1.砂の透水試験,液状化実験 2.不飽和土の締固め試験 3.塑性限界・液性限界試験,圧密試験 4.土のせん断試験 5.地盤構造物の破壊実験

コンクリート実験(Laboratory works in concrete materials and structures) C:(H17認定)創造性育成科目

°二羽淳一郎 教授  大即 信明 教授  前学期  0−0−1

I コンクリート材料およびコンクリート構造について,その力学的性質を実験により習得し,さらに配合方法,試験方法を理解する。さらに,様々な材料を用いてコンクリートもしくはモルタル製のミニカヌーを作成し,コンペティション形式で所定の強度を有する中で最も軽いカヌーの製作を競う。

II 1.配合設計 2.コンクリートの破壊,非破壊試験 3.RC梁の曲げ試験 4.ミニカヌーコンペティション

構造力学実験(Laboratory works in structural mechanics) SC:(H17選定)創造性育成科目

°川島 一彦 教授  三木 千尋 教授  廣瀬 壮一 教授  市村  強 助教授  後学期  0−0−1

I 構造力学の基本原理を実験を通して体得し,さらにブリッジコンテスト,座屈コンテスト,耐震コンテスト等を通して学生の自主的・創造的な取り組みの力を養成する。

II 1.鋼材の引張り試験 2.溶接 3.耐震実験と耐震コンテスト 4.座屈実験と座屈コンテスト 5.ブリッジコンテスト(橋の計画,設計,製作,架設,載荷)

水理学実験(Laboratory works in hydraulics) C:(H17認定)創造性育成科目

池田 駿介 教授ほか  後学期  0−0−1

I 水理学の基本原理を実験を通して体得し,さらにペットボトルロケットを作成することにより,学生の自主的・創造的な取り組みの力を養成する。

II 1.堰をこえる流れ 2.管路の流れ 3.開水路の流れ 4.水の波 5.ペットボトルコンテスト

公共経済学(Public Economics)

°福田 大輔 助教授  山内 弘隆 非常勤講師  根本 敏則 非常勤講師  味水 佑毅 非常勤講師

前学期  2−0−0

I 経済活動の財務・経済的評価,費用と価格の理論,公共サービスと料金制度,産業組織論および民間主導型社会資本整備の方法論について,基本的な考え方を習得させる。

II 1.費用と価格の理論 2.財務分析・費用便益分析 3.公共サービスと料金制度 4.産業組織論 5.民間主導型社会資本整備

土木史・土木技術者倫理(History of Civil Engineering and Engineering Ethics)

°川島 一彦 教授  池田 駿介 教授  後学期  2−0−0

I 土木技術の発展と社会資本整備の過程を通して土木技術の歴史的重要性と今後の方向を講じるとともに,技術者としての判断能力を身につけ,社会的使命を果 たすための土木技術者倫理を具体的事例も示しながらわかりやすく講じる。

II 1.土木史 2.土木技術の発展 3.技術者倫理4.技術者資格 5.土木史・土木技術者・技術者倫理に関わる事例研究

土木工学コロキウム(Colloquium on Civil Engineering)

各教員(°学科長)  前学期  2−0−0

 土木工学における各分野に共通して問題となるテーマを選び,それぞれの立場からみた考え方,応用等について,調査,発表,討論によるセミナーを行う。

生態環境工学(Eology and Environmental Engineering)

°浦瀬 太郎 助教授  石川 忠晴 教授  天野 邦彦 非常勤講師  中村 由行 非常勤講師  ほか

後学期  2−0−0

I 土木事業で必要となる環境への影響の調査方法,影響軽減方法を学び,河川環境,海域環境,野生の生物,自然の生態系についての理解を深める。さらに,生態学の基礎を理解する。

II 1.海域の生態環境 2.陸域の生態環境 3.地盤の生態環境4.河川の生態環境 5.生態学の基礎

国土計画特別講義(Topics on National Land Development)

学科長ほか  前学期  2−0−0

I 第一線で活躍中の技術者による講義と現場見学を通じて土木工学の今日的問題を学ばせることを目的とする。(西暦奇数年開講)

II 1.鉄道 2.エネルギー・発電 3.橋梁 4.トンネル 5.河川・港湾

フィールドワーク(Field Work in Civil Engineering)

学科長ほか  前学期  0−0−2

I 土木工学に関連した省庁・会社において,実務,技術あるいは研究の実際にふれ,大学における学習との関連を体得する。

II 一定期間,省庁,会社において,実務,技術あるいは研究を実習し,その成果を発表し,かつ,報告書として提出する。

土木工学特別演習(Special exercise in civil engineering)

学科長ほか  前学期  0−1−0

I 学士論文研究を進める上で必要となる論文講読,研究計画立案等の能力の養成を目指すとともに,プレゼンテーション能力の向上を図る。

II1.課題説明 2.論文講読 3.発表練習会 4.発表会

Civil Engineering English 1

A.C. ワイジェビックレーマ 助教授  日下部 治 教授  後学期  2−0−0

I English for special purposeとして土木・建設・環境分野を題材に,国際言語としての英語を体験的に学ぶ。

II 1.英語によるプレゼンテーション 2. 英語による討議 3. 英語による技術論文

Civil Engineering English 2

A.C. ワイジェビックレーマ 助教授  日下部 治 教授  前学期  2−0−0

I 国際ビジネス言語として各種英語試験で要求される能力の向上を目指す。

II 1.Reading 2.Hearing 3.Vocabulary build up