開発システム工学関係科目

開発システム工学概論A(Introduction to International Development A)
°日野出 洋文 教授  大即 信明 教授  持丸 義弘 教授  横倉 順治 連携教授
阿部  直也 准教授  上村  司 非常勤講師  角田  学 非常勤講師  高山 直彦 非常勤講師
伝田 六郎 非常勤講師   Sulpicio Confiado 非常勤講師  久保田 正中 非常勤講師
前学期   2−0−0

I. 開発システム工学の意義および内容を講述する。今後の世界において,特に,アジアの発展途上国の開発が重要であること,および開発において技術上重要な事項についても講述する。また,政府開発援助 (ODA),先進国の援助,アジア開発銀行などによる発展途上国への援助の理念および実態を講述し,さらにこの理念を受けた省庁,民間会社などの方針についても講述する。あわせて,海外の第一線で活躍する技術者あるいは行政官による発展途上国支援のあり方,考え方ならびに技術者倫理について学ぶ。
II.発展途上国に関する基礎的情報。
化工・機械・電気・土木工学の果たす役割についての講述。
政府開発援助を含めた我が国の開発途上国支援政策の認識。
発展途上国の現状および我が国との関連についての講述。

開発システム工学概論B(Introduction to International Development B)
°日野出 洋文 教授  大即 信明 教授  持丸 義弘 教授  佐々木 正和 連携教授
松川 圭輔 連携助教授  鈴木 直喜 非常勤講師
後学期   2−0−0

I. 発展途上国開発支援に必要なスキルの講義・演習を行う。発展途上国支援の実際のあり方,考え方および環境問題などについて学ぶ。
II.海外業務の実態。開発システム工学技術者に必要なスキルおよびあり方。

開発システム工業数学・演習A(Engineering Mathematics A)
江頭 竜一 准教授  前学期   1−1−0

I. 開発システム工学に必要な数学の知識を演習を通じて具体的に修得させることを目的とする。
II.フーリエ変換,ラプラス変換

開発システム工業数学・演習B(Engineering Mathematics B)
神田  学 准教授  後学期   1−1−0

I. 開発システム工学に必要な数学の知識を演習を通じて具体的に修得させることを目的とする。
II.常微分方程式,偏微分方程式

開発システム演習第一(Exercise on International Development 1)
日野出 洋文 教授  前学期   0−1−0

I. 自己表現力の向上のため,留学生および日本人学生各々が,出身地などの社会・文化等の事情について発表を行う。更に,発表に対する質疑応答を通し,相互の社会・文化に対する理解を深める。
II.各人が出身地などの自慢を決められた時間内で発表し,質疑応答する。

開発システム演習第二(Exercise on International Development 2)
山下 幸彦 准教授  後学期   0−1−0

I. 本演習では,学生の論理的思考能力やプレゼンテーションおよび議論する能力を向上させると共に,世の中の問題に対する深い知識を身に付けることを目的とする。
II.国際開発に係る問題などについて,調査し考えをまとめ,ディベートによって議論する。

開発システムフィールドワーク(Field Work in International Development)
学科長  前学期   0−0−1

I. 日本人学生は,開発途上国(特に東南アジア)の現状を実体験する。具体的には,東南アジアの大学を訪問して講義の聴講や,学内設備を見学し,さらに学生と途上国開発に関して討論する。また,現地の工場を見学することにより,途上国の現状を認識する。留学生は,開発システム工学に関連した会社,省庁等において,実務および技術の実際に触れ,大学における学習との関連を体得する。
II.東南アジア諸国の訪問または,一定期間の会社,省庁等において実務および技術を実習し,その成果を発表するとともに報告書として提出する。

開発システム機械工学(Mechanical Engineering in International Development)
°持丸 義弘 教授  高橋 邦夫 准教授 ほか  前学期   1−0−0

I. 発展途上国開発における機械工学技術について講述する。
II.特に,生産・マネジメント,メカトロニクス,環境制御に関する事項について講述する。

開発システム土木工学(Civil Engineering in International Development)
太田 秀樹 教授  前学期   1−0−0

I. 発展途上国開発における土木工学技術について講述する。
II. 特に,土木施設の建設,維持管理に関する事項について講述する。
III.適正技術・土木系開発調査・地盤環境・地質学・地域特性・技術者倫理についても言及する。

開発システム化学工学(Chemical Engineering in International Development)
日野出 洋文 教授  前学期   1−0−0

I. 基礎工学としての化学工学を概説する。
II.途上国開発に必要な化学工学基盤を,講義ならびに演習を通じて修得させる。

開発システム電気・情報工学(Electrical Engineering and Computer Science in International Development)
山下 幸彦 准教授  前学期   1−0−0

I. 電気・情報工学の基礎に関して講述する。
II.情報基礎,線形回路,プログラミング言語,論理回路,計算機アーキテクチャに関して説明する。

開発システム工学コロキウム(Colloquium of International Development)
°江頭 竜一 准教授  高田 潤一 教授  草野 輝彦 非常勤講師  後学期   0−2−0

I. 開発システム工学における各分野に共通して問題となるテーマを選び,その問題について調査研究を行い,その結果の発表・討論を通じて個々の問題意識を整理し,工学の重要性を認識する。

開発システム工学セミナー(Seminar on International Development)
高橋 邦夫 准教授  前学期   0−2−0

I. 科学技術報告の基礎技術を講義する。さらに,実際に発表および討論を行う事によりその能力を高める。発表および討論におけるテーマとして,開発システム工学に関連した各分野(化学工学,機械工学,電気工学,土木工学)における最近の研究課題を取り上げる事により,開発システム工学に必要な幅広い科学技術の知識を深めると同時に,各分野における技術の発展状況を把握する。

開発化工情報処理(Information Technology for Chemical Engineering in International Development)
江頭 竜一 准教授  後学期   0−1−0

I. 化学工学では,様々な現象の解析,モデル化,及びそれらのシステム化を行っており,これらに必要となる情報技術の習得を目的とする。
II.計算機を用いた移動現象の数値シミュレーション,化学プロセス計算などの演習を通して移動論およびプロセス工学の考え方を理解させる。演習においては,流体計算ソフト,プロセスシミュレータなどを利用する。前学期科目である化学工学量論,情報処理概論(化工)を履修していることが望ましい。また,移動論第一,第二,プロセス工学第一と併せて履修することが望ましい。

メカトロ要素(Mechatronics System)
高橋 邦夫 准教授  前学期   2−0−0

I. 数学,機械力学,流体力学,熱力学,材料力学,および電磁気学に基づき,メカトロニクス機械の構造と機構および自動機械の制御に関する基礎知識を,講義および演習を通じて修得させる。本講義は工学数学,エネルギーと流れ,変形と振動の力学,設計と生産の工学と密接に関連しているので,これらの講義を受講する開発システム工学科機械コースの学生は本科目を必ず受講する必要がある。
II.メカトロニクス機械の基本構成,運動伝達機構,機構要素,アクチュエーター,センサ,自動機械のシーケンス制御。

機械システム総合学(Projects of mechanical Synthesis)
°持丸 義弘 教授 ほか  前学期   0−0−2

I. 機械システム工学に関する知識と技術を基礎として,学生がグループを組み,システムを共同して構築・実現するための創作活動や調査活動を行わさせる。
II.生産・マネジメント,メカトロニクス,環境制御などに関するハードあるいはソフト面の課題。

メカトロニクス・テクノロジー(開・機)(Mechatronics Technology)
°山浦  弘 准教授  高橋 秀智 准教授  大島 修造 准教授  堀江 三喜男 教授
前学期   0−0−1

I. 機械系の計測・制御技術の基礎的な知識を演習を通じて修得させる。
II.アナログ・デジタル回路,A/DやD/Aなどのインターフェース,センサー回路,サーボ系の構成。

科学技術者実践英語(Advanced English Communication for Engineers)
各教員  後学期   1−0−0
科学技術者のための実践的な英語コミュニケーションスキル開発を行う。
受講予定者は,予めTOEIC等を受験し申告時にSCORE SHEETを提出する必要がある。申告時において,ある程度のTOEIC SCOREレベルに達していることが必要。
授業では,コミュニケーションスキルの内容に応じてクラス編成を行い訓練を行う。