科学史,科学方法論(History
and Philosophy of Science)
°山崎 正勝 教授 藁谷 敏晴 教授 後学期 2−0−0
人類が,自然に接し働きかけることを通じて,歴史的に獲得してきた自然観や自然科学的方法論について,さまざまな事例を通して総合的に考察することを講義の目的とする。受講者と相談の上で具体的なテーマを決定し,輪講・発表形式で授業を運営する。
マルチメディアと学習環境(Multimedia and Learning Environment)
室田 真男 准教授 前学期 1−1−0
I マルチメディア利用による効果的な学習・教育環境について理解を深めることを目的とする。
II マルチメディア環境を活用した授業を設計・相互実践し,その結果を発表および討論する。
学習メカニズムの数理モデル(The Mathematical Models of Learning Mechanisms)
中川 正宣 教授 後学期 1−1−0
主に人間の学習メカニズムを中心に,人間の高次認知過程,すなわちパターン認識,推論,意思決定,問題解決,言語理解,感情等を含む様々な心理学的事実について,心理学実験に基づく心理学理論を概説する。別に,コンピュータグラフィクスで表現されるモデルのシミュレーション結果を用いていわゆる「心のコンピュータモデル」についても,なるべく具体的にわかりやすく説明する。
情報技術と人間・社会(Information Technology and Society)
°山本 洋雄 非常勤講師 内山 正史 非常勤講師 奇数年度開講 後学期 1−1−0
I 情報や情報技術が身近な社会で果たしている役割や及ぼしている影響を理解し,情報モラルの必要性や情報に対する責任について考える。そして望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度を身につけることを目的とする。
II 情報技術の発達と生活や産業の変化,情報モラル,プライバシーや著作権等の保護,情報セキュリティ,メディアリテラシーなどの内容を扱う。
III 情報及び情報技術と人間・社会の問題を考える上で必要な情報技術の活用体験や基礎知識を有していることを前提とする。
情報と職業(Information Technology at Work Place)
°山本 洋雄 非常勤講師 内山 正史 非常勤講師 偶数年度開講 後学期 1−1−0
I 情報技術を利用する際に,必要な倫理や知識および技術とは何かについての理解を深める。同時に,情報関連の仕事に就くことを希望する場合に,どのような指導を行うべきかについて理解することを目的とする。
II 職場における情報の役割や情報関連産業の実態は多種多様であるため,概括して全体的な内容を扱う。情報に関する職業指導のみならず,情報と職業との関わり,情報に関する職業人としての在り方に関する幅広い内容を取り扱う。
これからの経営管理とプロフェッショナル育成(Organizational Management and Professional Development)
世木 茂 非常勤講師 前学期 1−1−0 奇数年度開講
I 時代の“風”を感じ,自分の人生をどう切り開くか,新しい社会と経営環境,職業人の能力,幹部の能力,自分自身の理解etc.について実際の現場ケースをもとに実践的な仮説の提示を行い,討議する。
II 講義内容は,ITとグローバル化が組み込まれた経営と管理,“経営革新”の構造と日本社会の強みと弱み,企業/集団の個人の価値観の乖離と調和,新しいリーダー像,“人材育成”及び“能力開発”のシステム構造,仕事を通しての研究者/技術者の陥りやすい罠などを予定している。
教育情報の多変量解析(Introduction to Multivariate Analysis)
前川 眞一 教授 後学期 0−2−0
ひとつの個体に複数の測定値がある場合,例えば,各個人の身長,体重,座高等を記録したようなデータを多変量データと呼び,その分析のための統計的な手法が多変量解析法と呼ばれている。
この講義では,多変量解析の入門的講義を行うが,主な手法としては,回帰分析,因子分析,クラスター分析,多次元尺度構成法等を取り扱う。
科学技術者国際コミュニケーション(Advanced International Communication for Engineers)
三上 幸一 教授 岸本 喜久雄 教授 河村 憲一 准教授 °齋藤 滋規 准教授
中川 茂樹 准教授 竹村 次朗 准教授 Ilya D. Gridnev 准教授 前学期 0−1−0
I 科学技術者のための実践的な英語コミュニケーションスキルの開発を行う。海外の大学生と少人数のグループ研究を行い,英語によるコミュニケーションとプレゼンテーションスキルを習熟する。
II 英国ケンブリッジ大学工学部で日本語を履修している学生とチームを組み,ビデオ会議,電子メールによる英語・日本語を使用したコミュニケーションを行う。研究テーマとしては日本の最先端の製品・技術を取り上げる。