社会工学課程

 

  1. 社会工学課程は,環境と社会経済システムの改善と向上を目指す政策,コンセプト,計画を構想し,実行する企業家,行政官,研究者,デザイナー,プランナーを育成することを目的とする。そのために,この課程の履修者は,新しい分野へのチャレンジ精神と緻密な洞察力を有し,人文社会科学の深い理解の上で理工学の手法を駆使する能力をもつことが期待される。

    卒業後は民間団体等及び各種公共機関企業において社会・経済の各方面における社会・公共システムのデザインや,地域・都市などの諸分野に国境を越えて幅広く従事することになろう。

  2. 社会工学科は広汎な分野を扱うため3つのプログラムが用意されており,4学期開始時にプログラムを選択し,以降そのプログラムの科目(付表2)を履修する。毎学期開始時に学科長に申告しプログラムを変更することは可能であるが,慎重を期すべきである。

  3. 学士論文研究の申請は,次に示す必要条件を満たさねば原則として許可されない。

    ⑴ 6学期以上在学すること

    ⑵ 付表1に示す○印の科目42単位以上(ただし付表2に示す,3年終了時の所属プログラムにおける推奨科目群の中から■16単位,■+□42単位以上)を修得していること

  4. 社会工学課程の卒業と認められるためには卒業時において次に示す条件を全て満たしていなければならない。

    ⑴ 付表1に示す○印の科目44単位以上(ただし付表2に示す,学士論文研究申請時の所属プログラムにおける推奨科目群の中から■16単位,■+□44単位以上)を修得していること

    ⑵ 学士論文研究(学論)8単位を修得していること

    ⑶ 上記⑴⑵を含めて付表に示す科目,2〜7類Fゼミ科目・理工系広域科目,および他学科の理工系広域科目・基礎専門科目の総修得単位が70単位以上であること

    ⑷ 上記⑴〜⑶を含めて総修得単位が124単位以上であること

  5. 四大学連合「複合領域コース」に所属している学生が,他大学で複合領域コース向けに開設されている科目の単位を取得した場合,「専門(その他の専門)」として認定する。

 

(注1) 平成18年度入学者から,卒業資格に必要な理工系基礎科目の単位数16単位を超えた単位数については,卒業に必要な単位数124単位に含める。

(注2) 本学科における国際コミュニケーションI「英語5,英語6又は英語7」の単位認定のための基準設定点(TOEIC試験の点数で示される)は,500点である。

 

付 表 1

第  3  学  期

第  4  学  期

基専

理広

基専

理広

基専

理広

○ミクロ経済学第一

○空間計画設計演習第一

○非協力ゲーム理論

○社会科学のための応用数学

○社会科学原論

○都市計画概論

○確率と統計(情報工学科)

○ランドスケープ概論

○近代建築史(建築学科)

○人間環境の計画史

○プログラミング第一(社工)

2-1-0

1-1-1

2-0-0

2-1-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

0-0-1

基専

理広

基専

理広

基専

理広

○空間計画設計演習第二

○マクロ経済学第一

○ミクロ経済学第二

○統計学(社工)

○協力ゲーム理論

○学習メカニズムの数理モデル

○景観学概論

○歴史方法論

○コラムiランド

○国土・地域計画論

○住環境計画論

○プログラミング第二(社工)

1-1-1

2-0-0

2-0-0

2-1-0

2-0-0

1-1-0

2-0-0

2-0-0

0-1-0

2-0-0

2-0-0

1-1-0

第  5  学  期

第  6  学  期

理広

基専

理広

基専

理広

基専

Lゼ

基専

○公共経済学(社工)

○社会シミュレーション(社工)

○空間計画設計演習第三

○公共システム分析

○会計情報論(経営システム工学科)

○経営戦略・組織論(経営システム工学科)

○経済成長論

○環境経済学

○計量経済学入門

○マクロ経済学第二

○サンプリング理論と実験計画

○確率と統計(情報工学科)

○都市景観論

○都市・地域計画史

○社会調査論

○空間システム特別演習第一

○数理工学第一(経営システム工学科)

2-0-0

2-0-0

1-1-1

2-0-0

1-1-0

1-1-0

2-0-0

2-0-0

2-1-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

2-1-0

0-2-0

2-2-0

理広

基専

理広

基専

理広

基専

理広

Lゼ

基専

理広

○人間科学概論

○国際経済学

○地球環境モデル論

○社会工学計画演習

○住宅・土地政策

○教育情報の多変量解析

○観光学概論

○土地利用計画論

○プロジェクトの経済学

○現代経済の諸問題

○オペレーションズリサーチ(経営システム工学科)

○数理計画法(情報工学科)

○法システム

○政治学(社工)

○位相と凸解析

○社会学概論(社工)

○空間システム特別演習第二

○脳機能測定法概論

 科学技術者実践英語

2-0-0

2-0-0

1-1-0

0-1-2

2-0-0

0-2-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

2-1-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

2-0-0

0-2-0

1-1-0

1-0-0

第  7  学  期

第  8  学  期

学論

基専

理広

広域インターンシップ

 学士論文研究

○空間システム特別研究第一

○コミュニケーション選択の理論とシステムデザイン

○応用計量経済学

○温暖化影響評価論

○社会工学インターンシップ

2

0-2-0

2-0-0

2-0-0

1-1-0

0-2-0

学論

基専

 学士論文研究

○空間システム特別研究第二

6

0-2-0

 

付 表 2 各プログラムにおける推奨科目

制度設計理論(経済学)

公共システム

時空間デザイン

ミクロ経済学第一

ミクロ経済学第一

空間計画設計演習第一

非協力ゲーム理論

非協力ゲーム理論

社会科学のための応用数学

社会科学のための応用数学

社会科学のための応用数学

社会科学原論

社会科学原論

社会科学原論

都市計画概論

確率と統計(情報工学科)

都市計画概論

ランドスケープ概論

プログラミング第一(社工)

プログラミング第一(社工)

人間環境の計画史

マクロ経済学第一

マクロ経済学第一

近代建築史

ミクロ経済学第二

ミクロ経済学第二

プログラミング第一(社工)

統計学(社工)

統計学(社工)

空間計画設計演習第二

協力ゲーム理論

協力ゲーム理論

統計学(社工)

学習メカニズムの数理モデル

学習メカニズムの数理モデル

景観学概論

歴史方法論

歴史方法論

歴史方法論

公共経済学(社工)

社会学概論(社工)

社会学概論(社工)

経済成長論

コラムiランド

コラムiランド

環境経済学

プログラミング第二(社工)

国土・地域計画論

計量経済学入門

公共経済学(社工)

住環境計画論

マクロ経済学第二

社会シミュレーション(社工)

空間計画設計演習第三

サンプリング理論と実験計画

公共システム分析

公共システム分析

国際経済学

会計情報論(経営システム工学科)

都市景観論

地球環境モデル論

経営戦略・組織論(経営システム工学科)

都市・地域計画史

住宅・土地政策

環境経済学

空間システム特別演習第一

教育情報の多変量解析

計量経済学入門

社会調査論

プロジェクトの経済学

マクロ経済学第二

社会工学計画演習

現代経済の諸問題

サンプリング理論と実験計画

住宅・土地政策

オペーレーションズリサーチ(経営システム工学科)

確率と統計(情報工学科)

観光学概論

法システム

政治学(社工)

土地利用計画論

社会工学インターンシップ

社会調査論

法システム

コミュニケーション選択の理論とシステムデザイン

人間科学概論

空間システム特別演習第二

応用計量経済学

地球環境モデル論

社会工学インターンシップ

温暖化影響評価論

住宅・土地政策

空間システム特別研究第一

脳機能測定法概論

教育情報の多変量解析

空間システム特別研究第二

数理工学第一(経営システム工学科)

オペーレーションズリサーチ(経営システム工学科)

 

 

社会シミュレーション(社工)

位相と凸解析

 

 

位相と凸解析

数理計画法(情報工学科)

 

 

 

 

温暖化影響評価論

 

 

 

 

法システム

 

 

 

 

社会工学インターンシップ

 

 

 

 

応用計量経済学