本専攻では,原子核反応の工学的応用・利用に関する広範な科学・技術分野に携わるに十分な資質を有する人材を育成することを目的としている。授業科目は,原子炉の理論,原子力のシステム・安全工学,放射線工学を柱として構成され,これらに関する専門知識が修得できるようになっている。また,本専攻に関係の深いエネルギー工学,粒子線,核融合などに関連した科目も用意されている。聴講する科目の選択に当たっては,下記の注意事項を参照するとともに,指導教員と十分相談の上,履修計画を立てることが望ましい。博士一貫教育プログラム用カリキュラムは別刷で配布予定です。
授 業 科 目 |
単位 |
担当教員 |
学期 |
備 考 |
△ 原子炉理論 |
2−1−0 |
関本・小原 |
前 |
奇数年度は英語で開講 |
原子核反応・放射線 |
2−0−0 |
井頭・小栗 |
前 |
|
計算物理工学 |
2−0−0 |
青 木 (尊) |
前 |
|
核・放射化学 |
2−0−0 |
藤井 (靖)・小澤 原田 (秀) |
前 |
|
量子ビーム工学 |
2−0−0 |
服部 (俊)・赤塚 |
前 |
|
プラズマ工学基礎 |
2−0−0 |
飯尾・渡辺 |
前 |
|
原子力熱工学 |
2−0−0 |
有冨・高橋 (実) |
前 |
|
核燃料・材料工学 |
2−0−0 |
矢 野 |
前 |
|
燃料サイクル工学 |
2−0−0 |
池 田 |
前 |
|
原子力システム工学 |
2−0−0 |
二ノ方・有冨 嶋田・鈴木 (正) |
前 |
|
グローバルセキュリティ科学 |
2−0−0 |
齊 藤 |
前 |
|
核融合炉工学 |
2−0−0 |
嶋田・矢野 齊藤 (正)・高橋(実) |
後 |
|
地球境環とエネルギーシステム |
2−0−0 |
吉澤・加藤 (之) |
後 |
|
原子炉設計工学 |
2−0−0 |
二 ノ 方 |
後 |
|
放射線の医療・先端利用 |
1−0−0 |
小 川 (雅) |
後 |
|
核融合プラズマ工学 |
2−0−0 |
飯尾・青木 (尊) |
後 |
|
△ 原子力安全工学 |
2−0−0 |
齊 藤 (正) |
後 |
|
原子力設計工学演習 |
0−2−0 |
有冨・関本・小原 |
後 |
|
放射性物質輸送工学 |
1−0−0 |
有冨・小栗 |
後 |
|
原子核物理学 第一 |
2−0−0 |
武藤・岩崎 |
後 |
O,(注) 3)参照 |
同 第二 |
2−0−0 |
旭・岩 崎 |
前 |
E,(注) 3)参照 |
高密度エネルギー変換工学 |
2−0−0 |
堀岡・服部 赤塚・河村 |
後 |
O,(注) 3)参照 |
燃焼学特論 |
2−0−0 |
吉 澤 |
後 |
(注) 3)参照 |
現代社会と技術 |
2−0−0 |
鳥 井 |
後 |
|
ナノ物質科学 |
2−0−0 |
尾 上 |
後 |
|
バックエンド工学 |
2−0−0 |
赤塚・小澤 船坂・原田 (秀) |
後 |
|
革新炉工学特論 |
2−0−0 |
赤塚・魚谷 柴田・植田 |
後 |
|
放射線遮蔽工学 |
1−0−0 |
山 野 |
後 |
|
* 核化学と放射線科学 |
2−0−0 |
池田・藤井 (靖) |
後 |
O |
* 原子力熱流体工学 |
2−0−0 |
有冨・高橋 (実) |
後 |
O |
* 原子力エネルギーシステム論 |
2−0−0 |
二ノ方・飯尾 |
後 |
O |
* 原子炉安全論 |
2−0−0 |
齊藤 (正)・二ノ方 |
前 |
O |
* 電力システム |
2−0−0 |
嶋 田 |
後 |
E |
* エネルギーシステムと環境 |
2−0−0 |
吉澤・加藤 (之) |
前 |
E |
* 核物理基礎 |
2−0−0 |
井頭・小川 |
前 |
E |
* 加速器とその応用 |
2−0−0 |
服部・小栗 |
前 |
O |
* プラズマ科学 |
2−0−0 |
赤塚・青木 (尊) |
後 |
O |
* 原子力材料科学 |
2−0−0 |
矢 野 |
後 |
E |
原子力関係法規 |
1−0−0 |
植木・山田・市村 |
後 |
非常勤講師 |
△ 原子核工学実験C |
0−0−2 |
各教員 |
前 |
修士課程 (1) |
原子核工学創造実習C |
0−0−2 |
小栗・矢野・井頭 飯尾・赤塚 |
前 |
|
原子核工学特別演習 第一 |
0−1−0 |
各教員 |
前 |
|
同 第二 |
0−1−0 |
〃 |
後 |
|
○原子核工学講究 第一 |
1 |
指導教員 |
前 |
修土課程 (1) |
○同 第二 |
1 |
〃 |
後 |
同 (1) |
○同 第三 |
1 |
〃 |
前 |
同 (2) |
○同 第四 |
1 |
〃 |
後 |
同 (2) |
○同 第五 |
2 |
〃 |
前 |
博士後期課程 (1) |
○同 第六 |
2 |
〃 |
後 |
同 (1) |
○同 第七 |
2 |
〃 |
前 |
同 (2) |
○同 第八 |
2 |
〃 |
後 |
同 (2) |
○同 第九 |
2 |
〃 |
前 |
同 (3) |
○同 第十 |
2 |
〃 |
後 |
同 (3) |
原子核工学特別講義 第一 |
1−0−0 |
中村・村尾 |
前 |
非常勤講師 |
同 第二 |
1−0−0 |
東稔・松藤 |
後 |
非常勤講師 |
原子核工学国際インターンシップ 第一 |
0−2−0 |
前 |
||
同 第二 |
0−2−0 |
前 |
||
同 第三 |
0−2−0 |
前 |
||
同 第四 |
0−2−0 |
前 |
||
同 第五 |
0−2−0 |
後 |
||
同 第六 |
0−2−0 |
後 |
||
同 第七 |
0−2−0 |
後 |
||
同 第八 |
0−2−0 |
後 |
||
原子核工学インターンシップ 第一 |
0−1−0 |
前 |
||
同 第二 |
0−1−0 |
前 |
||
同 第三 |
0−1−0 |
後 |
||
同 第四 |
0−1−0 |
後 |
||
健康管理特論 |
2−0−0 |
樋 口 (雄) |
前 |
|
COE-INES ドキュメンテーション・スキル |
1−1−0 |
関 本 非常勤講師 |
前 |
博士後期課程 (注)6)参照 |
COE-INES プレゼンテーション・スキル第一 |
1−1−0 |
関 本 非常勤講師 |
後 |
同 |
同 第二 |
1−1−0 |
関 本 非常勤講師 |
後 |
博士後期課程 (注)6)参照 |
COE-INES 原子力キャプテンシップ実習 第一C |
0−2−0 |
矢 野 |
前 |
同 |
同 第二C |
0−1−0 |
矢 野 |
前 |
修士課程 7)参照 |
COE-INES 統合原子力学特論 |
2−0−0 |
関 本 |
後 |
博士後期課程 (注)6)参照 |
COE-INES 総合エネルギー キャプテンシップ実習 第一 |
0−2−0 |
沖 野 |
前 |
O, 博士後期課程(注)3)・6)参照 |
COE-INES 総合エネルギー キャプテンシップ実習 第二 |
0−2−0 |
沖 野 |
前 |
E, 博士後期課程(注)3)・6)参照 |
COE-INES 総合エネルギー学特論 |
2−0−0 |
堀 岡 |
後 |
同 |
COE-INES 技術者倫理 |
1−0−0 |
関 本 非常勤講師(未定) |
後 |
(注)
1) ○印を付してある授業科目は,必ず履修しておかなければならない授業科目で,備考欄の(1),(2),(3)は履修年次を示す 。
2) △印を付してある授業科目は,原子核工学専攻として重要な科目であり,履修することが望ましい。
3) 本授業科目は他の専攻において開設されている授業科目であるが,本専攻の授業科目として取扱うものである。従って,本専攻の学生が該当授業科目を履修し単位を修得した場合は,自専攻の単位として算入する。
4) *印を付してある授業科目は,英語で開講する授業科目または年度によって英語で開講する授業科目であるので注意すること。(なお,年度によって英語開講と日本語開講とを交互に行う授業科目については,どちらも同じ授業科目と見なすので,両方の単位を修得することはできない。)
5) 備考欄Eは西暦年の偶数年度に開講するもの,Oは同じく奇数年度に開講するもの,何も書いていないものは毎年開講の授業科目である。
6) 本科目はCOE-INES関連授業科目であり原子核工学専攻と創造エネルギー専攻を横断した授業である。本科目は両専攻の博士後期課程の学生のみが履修できる。
7) 本科目はCOE-INES関連授業科目であり原子核工学専攻と創造エネルギー専攻を横断した授業である。本科目は修士課程の学生のみが履修できる。
参考のため本学学部において本専攻教員によって開講されている原子核工学関係科目を示すと下記のごとくである。
授 業 科 目 |
単位 |
担当教員 |
学期 |
備 考 |
原子核とエネルギー |
2−0−0 |
山崎・関本 |
6 |
|
原子核工学概論 |
2−0−0 |
井頭・嶋田 |
7 |