V 大学院博士一貫教育プログラム学習案内及び教授要目

4.化学工学専攻 大学院博士一貫教育コース

学生の特別選抜:

  1. (1) 選抜方法:学生からの出願に基づき面接により選抜を行う。
  2. (2) 所属時間:上記選抜に合格した学生(以下「コース学生」と呼ぶ)のコース所属は毎年4月あるいは10月とする。

コース学生は以下の要項に基づき一貫教育を受け学位(博士)取得を目指す。

(1) 一貫教育プログラム修了要件:

  1. (ア) 修士学位を有し,大学院に3年以上在籍していること。
  2. (イ) 化学工学派遣プロジェクト(必修)により海外の大学または国内外の企業,研究機関(*)において3〜6ヶ月程度の長期プロジェクトを行うこと(相手機関における実務の総時間数が160時間以上であることを要す)。
      (*)国内の企業,研究機関の場合,研究等で既に密接な関係があるところは不可とする。
  3. (ウ) 化学工学特別セミナー1〜6の中から4科目を履修すること。(必修)
  4. (エ) 存学期間中の講究を全て履修すること。(必修)
  5. (オ) 学位論文を提出し審査を受け最終試験に合格すること。

(2) 修士の授与:

  1. (ア) 履修学生は在学中に本学が制定する規則(学則,学位規定,学習規定,等)に基づき修士(工学)の学位が授与される。
  2. (イ) 修士学位取得要件は修士課程修了学生と同一とするが,修士論文の代わりに特定課題研究成果報告書により審査を行うことができる。(学位規定参照)

授 業 科 目

単位

担当教員

学期

備    考

移動現象操作

2−0−0

小川・吉川

 

*反応工学特論

2−0−0

太 田 口

 

化工物性解析

2−0−0

谷   口

 

エネルギー操作特論

2−0−0

鈴木(正)・関口

 

*分離操作特論

2−0−0

小   菅

 

化学装置設計特論

2−0−0

久 保 内

 

プロセスシステム解析

2−0−0

黒   田

 

*触媒反応プロセス

2−0−0

相   田

 

○化学工学要論 第一

2−0−0

益子ほか

修士課程(注5)

○化学工学要論 第二

2−0−0

鈴木(正)ほか

  〃  (〃5)

プロジェクトマネジメント

2−0−0

渕野・松本

 

化学技術と資源・エネルギー・安全論

2−0−0

増   田

非常勤講師

技術契約実践論

2−0−0

伝   田

非常勤講師

電気化学特論

2−0−0

山   中

(注4)

高分子合成特論

2−0−0

上田

(注4)

セラミックスプロセッシング特論

2−0−0

篠   崎

(注4)

界面化学特論

2−0−0

佐治・鈴木(榮)

益子

(注4)

*固体触媒の科学

2−0−0

未   定

E (注4)

○化学工学講究 第一

1

指導教員

修士課程(1)

○化学工学講究 第二

1

指導教員

同    (1)

○化学工学講究 第三

1

指導教員

修士課程(2)

○化学工学講究 第四

1

指導教員

同    (2)

○化学工学講究 第五

2

指導教員

博士後期課程(1)

○化学工学講究 第六

2

指導教員

同      (1)

○化学工学講究 第七

2

指導教員

同      (2)

○化学工学講究 第八

2

指導教員

同      (2)

○化学工学講究 第九

2

指導教員

同      (3)

○化学工学講究 第十

2

指導教員

同      (3)

◎化学工学派遣プロジェクト第一

0−4−0

各 教 員

博士一貫プログラム(注6)

◎化学工学派遣プロジェクト第二

0−4−0

各 教 員

博士一貫プログラム(注6)

●化学工学特別セミナー第一

2−0−0

各 教 員

博士一貫プログラム(注6)

●化学工学特別セミナー第二

2−0−0

各 教 員

博士一貫プログラム(注6)

●化学工学特別セミナー第三

2−0−0

各 教 員

博士一貫プログラム(注6)

●化学工学特別セミナー第四

2−0−0

各 教 員

博士一貫プログラム(注6)

●化学工学特別セミナー第五

2−0−0

各 教 員

博士一貫プログラム(注6)

●化学工学特別セミナー第六

2−0−0

各 教 員

博士一貫プログラム(注6)

グローバルCOE化学・環境安全教育

2−0−0

岡本・桑田ほか

(注7)

グローバルCOE化学・特別コロキウム1

1−0−0

○植草・腰原・

辰巳・高橋・森

博士後期課程(1)(注7・注8)

グローバルCOE化学・特別コロキウム2

1−0−0

○植草・腰原・

辰巳・高橋・森

同    (1)(注7・注8)

グローバルCOE化学・特別コロキウム3

1−0−0

○植草・腰原・

辰巳・高橋・森

同    (2)(注7・注8)

グローバルCOE化学・特別コロキウム4

1−0−0

○植草・腰原・

辰巳・高橋・森

同    (2)(注7・注8)

グローバルCOE化学・特別コロキウム5

1−0−0

○植草・腰原・

辰巳・高橋・森

同    (3)(注7・注8)

グローバルCOE化学・特別コロキウム6

1−0−0

○植草・腰原・

辰巳・高橋・森

同    (3)(注7・注8)

グローバルCOE化学・特別講義

2−0−0

森・腰原・原

(注7・注8)

(注1)

○印を付してある授業科目は,必ず履修しておかなければならない授業科目で,備考欄の(1),(2),(3)は履修年次を示す。

(注2)

備考欄中Eは西暦年の偶数年度に開講する授業科目,Oは西暦年の奇数年度に開講するの授業科目で,何も書いていないものは毎年開講する授業科目である。

(注3)

*印を付してある授業科目は英語で開講する授業科目であり,国際大学院コースにも対応する科目である。

(注4)

本授業科目は他の専攻において開設されている授業科目であるが,本専攻の授業科目として取り扱うものである。従って,本専攻の学生が該当授業科目を履修し単位を修得した場合は,自専攻の単位として算入する。

(注5)

国際大学院コース学生は必修としない。

(注6)

本授業科目は博士一貫教育コースの授業科目であり,履修者コース学生として選抜試験に合格していなければならない。このうち◎印を付してある授業科目は2科目中のどちらか一方の科目を,●印を付してある授業科目は6科目中4科目の履修を必修とする。

(注7)

本授業科目は他専攻で開設されている授業科目であるが,本専攻の授業科目として取り扱う。本専攻の学生が該当授業科目を履修し単位を取得した場合には,自専攻の単位として取り扱う。

(注8)

本科目はグローバルCOE化学の授業科目であり当該分野に参加する6つの専攻を横断した授業である。受講者には特に深い専門性および幅広い関連知識による高度専門能力が要求される。このため履修予定者は受講資格(別途通知)を取得する必要がある。

 

〔教 授 要 目〕博士一貫教育コース用のみ掲載

化学工学派遣プロジェクト第一 前学期 0−0−4 各教員 35501

化学工学派遣プロジェクト第二 後学期 0−0−4 各教員 35502

(Chemical Engineering Off-Campus Project I-II)

いずれも博士一貫教育コース科目であり,海外の大学または国内外の企業,研究機関(*)において3〜6ヶ月程度の長期プロジェクトを行う科目である。相手機関における実務の総時間数が160時間以上であることを要す。派遣時期に応じ1または2のどちらか一方を履修するものとする。

(*)国内の企業,研究機関の場合,研究等で既に密接な関係があるところは不可とする。

化学工学特別セミナー第一 前学期 2単位 各教員 35024

化学工学特別セミナー第二 後学期 2単位 各教員 35025

化学工学特別セミナー第三 前学期 2単位 各教員 35026

化学工学特別セミナー第四 後学期 2単位 各教員 35027

化学工学特別セミナー第五 前学期 2単位 各教員 35028

化学工学特別セミナー第六 後学期 2単位 各教員 35029

(Chemical Engineering Special Seminar I-VI)

いずれも博士一貫教育コース科目であり,(A) 研究能力の育成,(B) コミュニケーション能力育成,(C) 多様な知識の修得,(D) 社会性素養の育成などの各観点から多様な教育を行い,実際の成果とレポート内容による評価を組み合わせ,ポイント制により単位を認定する。4科目分を履修すること。