V 大学院博士一貫教育プログラム学習案内及び教授要目
創造エネルギー専攻一貫教育プログラムでは,特別選抜された学生に対して体系的な教育と教育成果の把握,適切な審査,効率の良い研究指導を行う。本専攻では,とくに研究室の枠組みを超えた幅広い観点からの教育と研究指導を目指す。このような教育と研究指導のもとに,高度な専門的能力,幅広い知識,国際的なコミュニケーション能力,さらには高い倫理観を持った人材を養成すると同時にレベルの高い研究成果を生み出す事を目的とする。
コース学生は以下の要項に基づき一貫教育を受け学位(博士)を目指す。
(1) 一貫教育プログラム修了要件:
(2) 修士の授与
授業科目:
本専攻ではカリキュラムを,A:総合的科目,B:基礎的科目,C:専門的科目の3つのカテゴリーに分類することで体系化している。また,必修として履修することが義務付けられている科目と選択科目がある。学習計画にあたっては,指導教員と相談の上,希望する研究分野に関連の深い専門的な講義と同時に基礎知識を身に付ける講義や幅広い知識を身に付けるための講義も組み合わせて,系統的に履修計画を立てることが望まれる。
授 業 科 目 |
単位 |
担当教員 |
学期 |
備 考 |
◎エネルギー科学原論 |
2-0-0 |
堀田・山岬 岡村・赤塚 |
前 |
B |
☆エネルギー環境基礎論 |
2-0-0 |
長崎・肖 齊藤・※近藤 |
前 |
B, ※は非常勤講師 |
☆エネルギー変換基礎論 |
2-0-0 |
奥野・脇・長谷川 |
前 |
B |
☆エネルギー創造基礎論 |
2-0-0 |
河野・堀岡 |
前 |
B |
☆エネルギー先端理工学 |
2-0-0 |
各教員・※未定 |
後 |
A, ※は非常勤講師 |
低温理工学 |
2-0-0 |
岡村・栗山 |
前 |
C |
プラズマ・核融合工学 |
2-0-0 |
沖野・河村・飯尾 |
前 |
C |
ハイパワービーム理工学 |
2-0-0 |
河野・服部・堀岡 |
後 |
C E |
高密度エネルギー変換工学 |
2-0-0 |
堀岡・服部 赤塚・河村 |
後 |
C O |
電力システム工学 |
2-0-0 |
堀田・根本・嶋田 |
前 |
C |
計算流体工学 |
2-0-0 |
長崎・肖 |
前 |
C, 平成20年度休講, E |
燃焼学特論 |
2-0-0 |
吉澤 |
後 |
C |
放射線・粒子線の科学 |
2-0-0 |
河野・伊藤 中村・實吉 佐々木・一瀬 八島 |
前 |
A |
計測工学 |
2-0-0 |
沖野・根本 赤塚・渡辺 |
後 |
B |
科学技術特論 |
2-0-0 |
山岬・※未定 |
後 |
A, ※は非常勤講師 |
*Fundamentals for Plasma Science(プラズマ科学の基礎) |
2-0-0 |
沖野・堀田・堀岡 |
後 |
B E |
*Numerical Simulation for Fluid Dynamics (流体力学の数値シミュレーション) |
2-0-0 |
肖・長崎・青木 |
前 |
C O |
*Fundamentals for Energy Conversion & Environment (エネルギー変換と環境の基礎) |
2-0-0 |
脇・奥野・山岬 |
後 |
B O |
**エネルギーサイエンス創成プロジェクト |
0-2-0 |
各 教 員 |
後 |
A O |
クリーンエネルギーシステム |
2-0-0 |
山岬・山崎 ※未定 |
後 |
A, ※は非常勤講師 |
*Advanced Course of Energy Science and Engineering (創造エネルギー特論) |
2-0-0 |
各 教 員 |
前 |
A E |
創造エネルギー国際インターンシップ |
0-0-2 |
専 攻 長 |
前後 |
C ★ |
創造エネルギー専攻インターンシップ第一 |
0-0-2 |
専 攻 長 |
前 |
C ★ |
創造エネルギー専攻インターンシップ第二 |
0-0-2 |
専 攻 長 |
後 |
C ★ |
創造エネルギー・アカデミックスキル |
1-0-0 |
※小野・※遠藤 |
前 |
A, ※は非常勤講師 |
総合エネルギーキャプテンシップ実習第一 |
0-2-0 |
沖 野 |
前 |
A O▲ |
総合エネルギーキャプテンシップ実習第二 |
0-2-0 |
沖 野 |
前 |
A E▲ |
総合エネルギー学特論 |
2-0-0 |
堀 岡 |
後 |
A |
ドキュメンテーション・スキル |
1-1-0 |
関本・※未定 |
前 |
A, ※は非常勤講師 ▲ |
プレゼンテーション・スキル |
1-1-0 |
関本・※未定 |
後 |
A, ※は非常勤講師 ▲ |
統合原子力学特論 |
2-0-0 |
関 本 |
後 |
A ▲ |
技術者倫理 |
1-0-0 |
関本・※未定 |
後 |
A, ※は非常勤講師 ▲ |
社会的責任 |
1-0-0 |
関本・※未定 |
後 |
A, ※は非常勤講師 ▲ |
△創造エネルギー特別実験 第一 |
0-0-1 |
各 教 員 |
前 |
修 士 課 程 @ |
△同 第二 |
0-0-1 |
各 教 員 |
後 |
同 @ |
△同 第三 |
0-0-1 |
各 教 員 |
前 |
同 A |
△同 第四 |
0-0-1 |
各 教 員 |
後 |
同 A |
○創造エネルギー講究 第一 |
2 |
各 教 員 |
前 |
修 士 課 程 @ |
○同 第二 |
2 |
各 教 員 |
後 |
同 @ |
○同 第三 |
2 |
各 教 員 |
前 |
同 A |
○同 第四 |
2 |
各 教 員 |
後 |
同 A |
○同 第五 |
2 |
各 教 員 |
前 |
博 士 後 期 課 程 @ |
○同 第六 |
2 |
各 教 員 |
後 |
同 @ |
○同 第七 |
2 |
各 教 員 |
前 |
同 A |
○同 第八 |
2 |
各 教 員 |
後 |
同 A |
○同 第九 |
2 |
各 教 員 |
前 |
同 B |
○同 第十 |
2 |
各 教 員 |
後 |
同 B |
□創造エネルギー派遣プロジェクト 第一 |
0-0-4 |
専 攻 長 |
前 |
博士一貫プログラム(注10)★ |
□創造エネルギー派遣プロジェクト 第二 |
0-0-4 |
専 攻 長 |
後 |
博士一貫プログラム(注10)★ |
■医用放射線診断学 |
1-0-0 |
※大橋・※村田 |
後 |
※は非常勤講師 |
■医用放射線生物学 |
1-0-0 |
※三浦・※渡辺 |
後 |
※は非常勤講師 |
■放射線治療学 |
1-0-0 |
※渋 谷 |
後 |
※は非常勤講師 |
■放射線治療物理学 |
2-0-0 |
河野・金井 ※水野・※兼松 ※松藤 |
後 |
※は非常勤講師 |
■核医学物理学 |
1-0-0 |
※山 谷 |
後 |
※は非常勤講師 |
■放射線医療実習 |
0-0-1 |
※兼松・※水野 ※蓑 原 |
後 |
※は非常勤講師 |
(注) |
1) |
◎印を付してあるのは,修士課程の修了に際して必ず履修しておかなければならない授業科目である。 |
2) |
☆印は,修士課程の修了に際してこのうちの3科目以上の履修が義務付けられている授業科目である。 |
|
3) |
○印は必ず履修しておかなければならない授業科目で,備考欄の@,A,Bは履修年次を示す。 |
|
4) |
△印の科目については,理学と工学の2種類が準備されるので,いずれか一つを必ず履修しなければならない。 |
|
5) |
*印は,英語で開講する授業科目である。 |
|
6) |
一部は隔年講義科目となっていて,備考欄のEは西暦偶数年に,Oは奇数年に開講することを示している。 |
|
7) |
★印を付してある科目は,専攻長もしくは指導教員に相談すること。 |
|
8) |
▲印を付してある科目は,創造エネルギー専攻と原子核工学専攻の博士後期課程の学生が履修でき,学生が所属する専攻の単位として認める。創造エネルギー専攻の修士課程学生は聴講できるが,単位修得はできない。 |
|
9) |
●印を付してある科目は,創造エネルギー専攻と原子核工学専攻の修士課程の学生が履修でき,学生が所属する専攻の単位として認める。 |
|
10) |
□印を付してある科目は博士一貫教育コースの授業科目であり,履修者はコース学生として選抜試験に合格していなければならない。□印を付してある2科目中のどちらか一方の科目の履修を必修とする。 |
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11) |
■印を付してある科目は医歯工学特別コース用授業科目です。医歯工学特別コースのページもご覧ください。 |
|
12) |
**印を付してある科目は,創造性育成科目です。博士後期課程に進学予定の修士課程学生は特に,本科目の履修を強く推奨します。 |
〔教 授 要 目〕博士一貫教育コース用のみ掲載
93038(第一)93039(第二)
創造エネルギー派遣プロジェクト第一 (Energy Science Off-Campus Project I)
前学期 0-0-4 専攻長
創造エネルギー派遣プロジェクト第二 (Energy Science Off-Campus Project II)
後学期 0-0-4 専攻長
いずれも博士一貫教育コースの科目であり,海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において3〜6ヶ月程度の長期プロジェクトを行う科目である。相手機関における実務の総時間数が160時間以上であることを要す。プロジェクトを通じて高度な専門知識,国際的なコミュニケーション能力,幅広い知識を習得するとともにリーダーシップ能力を高めることを目的とする。派遣時期に応じ1または2のどちらか一方を履修するものとする。