V 大学院博士一貫教育プログラム学習案内及び教授要目

26 物理情報システム専攻 大学院博士一貫教育コース

学生の特別選抜:

  1. (1) 選抜方法:学生からの出願に基づき面接により選抜を行なう。
  2. (2) 選抜時期:修士課程入学後5ヶ月,11ヶ月,17ヶ月のいずれかのうち専攻が定める期日。
  3. (3) 所属時期:上記選抜に合格した学生(以下「コース学生」と呼ぶ)のコース所属は毎年4月あるいは10月とする。

コース学生は以下の要項に基づき一貫教育を受け学位(博士)取得を目指す。

(1) 一貫教育コース修了要件:

  1. (ア) 修士学位を有し,大学院に3年以上在籍していること。
  2. (イ) 講究,物理情報システム派遣プロジェクトを除く大学院授業科目から26単位以上を取得すること。
  3. (ウ) 物理情報システム派遣プロジェクト(必修)により海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業等において3〜6ヶ月程度の長期プロジェクトを行なうこと(相手機関における実務の総時間数が160時間以上であることを要す)。
  4. (エ) 在学期間中の講究を全て履修すること。(必修)
  5. (オ) 「先端物理情報システム論」或いは「物理電子システム基礎論」のいずれか一方を履修すること。(必修)
  6. (カ) 専攻が提供する英語コミュニケーション科目(物理情報システム特別講義第一或いは第二)或いは全学の国際コミュニケーション科目の1科目以上を履修すること。
  7. (キ) 「物理情報システム特別講義第三」を履修すること。(必修)
  8. (ク) 学位論文を提出し審査を受け最終試験に合格すること。

(2) 修士の授与

  1. (ア)  履修学生は在学中に本学が制定する規則(学則,学位規定,学習規定,等)に基づき修士(理学,工学または学術)の学位が授与される。
  2. (イ)  修士学位取得要件は修士課程修了学生と同一とするが,修士論文の代わりに特定課題研究成果報告書により審査を行うことができる。(学位規定参照)

注意:特定課題研究の審査時に,30単位以上(自専攻科目授業16単位以上,

他専攻科目授業4単位以上を含む)の履修が必要。

 

授 業 科 目

単 位

担当教員

学期

備 考

◎先端物理情報システム論

2−0−0

各 教 員

修士課程(1) (注)2)参照

◎物理電子システム基礎論T

2−0−0

大見・石原・筒井

感覚システム基礎論

2−0−0

内川・金子・柏野

E:日本語,O:英語

視覚情報処理機構

2−0−0

金子・内川

西田・本吉

E:英語,O:日本語

ディジタル信号処理基礎論

2−0−0

小林・山口・杉野

E:日本語,O:英語

音声言語メディア処理

2−0−0

小   林

E:英語,O:日本語

光画像工学

2−0−0

山   口

E:英語,O:日本語

脳の統計物理と並列計算

2−0−0

熊   澤

E:日本語,O:英語

IT社会と情報セキュリティ

2−0−0

大山・小尾・山本

 

医用画像情報学

2−0−0

小   尾

(注)7)参照

E:日本語,O:英語

医用画像情報学(医歯工学)

2−0−0

大山・小尾・山口

 

医歯工学特別コース用授業科目(注)7)参照

先進コンピュータネットワーク

2−0−0

未   定

平成20年度休講

バイオロボティクス

2−0−0

E:英語,O:日本語

VLSIシステム基礎論

2−0−0

杉野・前島

E:英語,O:日本語

高機能VLSIシステム

2−0−0

前島・杉野・内山

E:日本語,O:英語

知的情報システム

2−0−0

羽鳥・折原・井田

E:英語,O:日本語

超音波エレクトロニクス

2−0−0

中村

E:英語,O:日本語

波動マイクロシステム

2−0−0

黒澤・中村

E:日本語,O:英語

◆物理情報システム特別講義 第一

1−0−0

藤   田

(注)5)参照

◆物理情報システム特別講義 第二

1−0−0

藤   田

○物理情報システム特別講義 第三

1−0−0

未   定

博士一貫コース必修

○物理情報システム特別実験 第一

0−0−2

各 教 員

修士課程(1)

○物理情報システム特別実験 第二

0−0−2

各 教 員

同   (1)

○物理情報システム特別演習 第一

0−1−0

各 教 員

同   (1)

○物理情報システム特別演習 第二

0−1−0

各 教 員

同   (1)

○物理情報システム講究 第一

2

各 教 員

同   (1)

○物理情報システム講究 第二

2

各 教 員

同   (1)

○物理情報システム講究 第三

2

各 教 員

同   (2)

○物理情報システム講究 第四

2

各 教 員

同   (2)

○物理情報システム講究 第五

2

各 教 員

博士課程(1)

○物理情報システム講究 第六

2

各 教 員

同   (1)

○物理情報システム講究 第七

2

各 教 員

同   (2)

○物理情報システム講究 第八

2

各 教 員

同   (2)

○物理情報システム講究 第九

2

各 教 員

同   (3)

○物理情報システム講究 第十

2

各 教 員

同   (3)

物理情報システム専攻インターンシップ 第一

0−0−1

専 攻 長

 

物理情報システム専攻インターンシップ 第二

0−0−1

専 攻 長

 

技術マネジメント特論

2−0−0

未   定

平成19年度休講

(注)4)参照

イノベーション工学マネジメント特論

2−0−0

未   定

平成19年度休講

(注)4)参照

●物理情報システム派遣プロジェクト第一

0−0−4

専 攻 長

博士一貫コース授業科目

(注)6)参照

●物理情報システム派遣プロジェクト第二

0−0−4

専 攻 長

(注)

1)

○印を付してある授業科目は必ず履修しなければならない授業科目で,備考欄の(1),(2),(3),は履修年次をあらわす。

2)

◎印を付してある授業科目は,いずれか1つは必ず履修しなければならない授業科目であり,両方履修することを奨励する。

3)

一部の科目は隔年で,英語開講と日本語開講を交互に行う。備考欄のEは西暦年の偶数年,同じくOは奇数年を示している。

4)

本授業科目は他の専攻において開設されている授業科目であるが,本専攻の授業科目として取り扱うものである。従って,本専攻の学生が該当授業科目を履修した場合は,自専攻の単位として算入する。

5)

本授業科目は博士一貫教育コースの授業科目であり,◆印を付してある授業科目のいずれか一方は必ず履修しなければならない。但し,これらの授業科目に代えて,全学の国際コミュニケーション科目を履修してもよい。

6)

本授業科目は博士一貫教育コースの授業科目であり,履修者はコース学生として選抜試験に合格していなければならない。●印を付してある授業科目は,2科目中のどちらか一方の科目の履修を必修とする。

7)

医用画像情報学,医用画像情報学(医歯工学)は,いずれか一方を履修することが出来る。

 

〔教 授 要 目〕博士一貫教育コース用のみ掲載

88113

物理情報システム派遣プロジェクト第一(Information Processing Off-Campus Project I)

前学期 0-0-4 各教員

88114

物理情報システム派遣プロジェクト第二(Information Processing Off-Campus Project II)

後学期 0-0-4 各教員

本学とは異なる環境において研究を実施することにより,広い視野と豊かなコミュニケーション能力を醸成することを目的として,海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業等において3〜6ヶ月程度の長期プロジェクトを行う科目である。相手機関における実務の総時間数が160時間以上であることを要す。