21世紀を迎えた今、グローバル化された社会において、真に国際競争に耐えうる研究教育体制を確立することを基本的理念とし、東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京工業大学及び一橋大学は、ここに、四大学連合を結成する。
四大学連合は、連合を構成する各大学が、それぞれ独立を保ちつつ、研究教育の内容に応じて連携を図ることで、これまでの高等教育で達成できなかった新しい人材の育成と、学際領域、複合領域の研究教育の更なる推進を図ることを目的とする。
各大学が相互に連携を図るにあたっては、各大学が、それぞれ異なる分野の学部、研究科及び研究所等を有していることを踏まえ、
という三点を具体的な目標として、学生、教官及び研究者の交流を図り、各大学の研究教育の水準を一層向上させるよう努力するものとする。
2001年3月15日 |
|
東京医科歯科大学長 |
東京外国語大学長 |
東京工業大学長 |
一橋大学長 |
大学院学生の教育研究交流に関する協定書
東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京工業大学及び一橋大学(以下「四大学」という。)は、「四大学連合憲章」に基づき、教育研究の内容に応じて、相互に緊密に連携し、学生、教員、研究者の交流を活発化させることにより、各大学の教育研究の水準を、より一層向上させ、複合領域を担い、新領域を開拓する新しい世代を育成することに合意し、「大学院学生の教育研究交流」に関し、次のとおり協定を締結する。
1.「大学院学生の教育研究交流」の実施
四大学は、各大学の定めるところにより、本協定を締結した大学(以下「協定大学」という。)の大学院修士課程又は博士課程(前期・後期に区分する課程を含む。)に在籍する学生の教育研究交流を次のとおり実施する。
2.四大学の連携を拡充しようとする場合、又は、本協定の内容に疑義を生じた場合は、四大学において協議するものとする。
3.本協定の実施について必要な事項は、四大学で協議のうえ、別に定めるものとする。
4.本協定は、2003年4月1日より実施の『「大学院学生の教育研究交流」に関する三大学協定書』に代わるものとして,2005年4月1日より効力を有するものとする。
2001年3月15日 |
|
東京医科歯科大学長 |
東京外国語大学長 |
東京工業大学長 |
一橋大学長 |
「大学院学生の教育研究交流」に関する実施細目
「大学院学生の教育研究交流」に関する協定書に基づき,四大学は,ここに「大学院学生の教育研究交流」の実施に関し必要な事項を定める。
ただし,単位互換協定に基づく履修の扱いについては,別に定めるところによる。