11．土木工学専攻　大学院博士一貫教育コース

学生の特別選抜：

(1) 選抜方法：学生からの出願に基づき本人の申し出に基づく。一貫コース進学後の研究計画に関するプレゼンテーションと口頭試験を行い，選抜にあたっては，大学院での成績，大学院入試の成績，学部での成績を考慮する。

(2) 選抜時期：修士課程入学後5ヶ月，11ヶ月，17ヶ月の専攻が定める期日。

(3) 所属時期：上記選抜に合格した学生（以下「コース学生」と呼ぶ）のコース所属は毎年4月あるいは10月とする。

コース学生は以下の要項に基づき一貫教育を受け学位（博士）取得を目指す。

(1) 一貫教育プログラム修了要件：

(ア) 修士学位を有し，大学院に3年以上在籍していること。

(イ) 講究，土木工学派遣プロジェクト第1，同第2，を除く大学院授業科目から26単位以上を取得すること。（他専攻科目授業を含む）

(ウ) 土木工学派遣プロジェクト（必修）により海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において3ヶ月以上の長期プロジェクトを行なうこと。

(エ) 土木工学講究第1〜第4（各1単位，計4単位）の中から3単位以上，土木工学講究第5〜第10（各2単位，計12単位）のうち，在学期間に応じた単位数。(必修)

(オ) 学位論文を提出し審査を受け最終試験に合格すること。学位論文は，英文で執筆すること。

(2) 修士の授与

(ア) 履修学生は在学中に本学が制定する規則（学則，学位規定，学習規定，等）に基づき修士（工学）の学位が授与される。

(イ) 土木工学講究第1〜第4（各1単位，計4単位），土木工学特別実験第1〜第4（各1単位，計4単位）の中からそれぞれ3単位，合計6単位以上を取得し，他の授業科目とあわせて，30単位以上を取得すること。

(ウ) 特定課題研究の発表および審査に合格すること（学位規定参照）

　下記の博士一貫教育コースの授業科目以外については土木工学専攻学習案内及び教授要目を参照すること。

注　本授業科目は博士一貫教育コースの授業科目であり，履修者はコース学生として選抜試験に合格していなければならない。このうち◎印の付してある授業科目中どちらか一方の科目の履修を必須とする。

〔教　授　要　目〕博士一貫教育コース用のみ掲載

土木工学派遣プロジェクト第一　前学期　0−4−0　各教員　　　61511
土木工学派遣プロジェクト第二　後学期　0−4−0　各教員　　　61512
（Civil Engineering Off-Campus Project I-II）

　いずれも博士一貫教育コース科目であり，海外の大学あるいは国内外の研究機関または企業において3ヶ月以上の長期プロジェクトを行う科目である。派遣期間に応じ第一または第二のどちらかを履修するものとする。