14.原子核工学専攻 大学院博士一貫教育コース

 

 原子力の安全を確保し,安心して利用できる新しい技術体系の確立とたゆまぬ革新を担う高度な専門性とともに総合的・国際的な視野を有し,原子力産業界,行政,学術研究分野などで活躍できる人材の養成を行う。

学生の特別選抜:

(1) 選抜方法:学生からの出願に基づき特別選抜審査を行なう。

(2) 所属時期:上記選抜に合格した学生(以下「コース学生」と呼ぶ)のコース所属は毎年4月あるいは10月とする。

コース学生は以下の要項に基づき一貫教育を受け学位(博士)取得を目指す。

(1) 一貫教育プログラム修了要件:

(ア) 修士学位を有し,大学院に3年以上在籍していること。

(イ) 講究,原子核工学派遣プロジェクトを除く大学院授業科目から26単位以上を取得すること。(他専攻科目授業を含む)

(ウ) 原子核工学派遣プロジェクト(必修)により海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において3ヶ月以上の長期プロジェクトを行なうこと。

(エ) 在学期間中の講究を全て履修すること。(必修)

(オ) 学位論文を提出し審査を受け最終試験に合格すること。

(2) 修士の授与

(ア) 履修学生は在学中に本学が制定する規則(学則,学位規定,学習規定,等)に基づき修士(工学)の学位が授与される。

(イ) 修士学位取得要件は修士課程修了学生と同一とするが,修士論文の代わりに特定課題研究成果報告書により審査を行うことができる。(学位規定参照)

 下記の博士一貫教育コースの授業科目以外については,原子核工学専攻学習案内及び教授要目を参照すること。

授 業 科 目

単位

担当教員

学期

備    考

◎原子核工学派遣プロジェクト 第一

0−4−0

各 教 員

(注)

◎同             第二

0−4−0

各 教 員

(注) 本授業科目は博士一貫教育コースの授業科目であり,履修者はコース学生として選抜試験に合格していなければならない。◎印を付してある授業科目は2科目中のどちらか一方の科目の履修を必修とする。

 

〔教 授 要 目〕博士一貫教育コース用のみ掲載

 

原子核工学派遣プロジェクト第一 前学期 0−4−0 各教員   71511
原子核工学派遣プロジェクト第二 後学期 0−4−0 各教員   71512
(Nuclear Engineering Off-Campus Project I-II)

 いずれも博士一貫教育コース科目であり,海外の大学または研究機関あるいは国内外の企業において3ヶ月以上の長期プロジェクトを行う科目である。派遣時期に応じ1または2のどちらか一方を履修するものとする。