全学博士一貫教育コースは電気系博士一貫コースに派遣プロジェクトを必修として加えたコースである。
学生の特別選抜:
(1) 選抜方法:教員の推薦・学生からの出願に基づき面接などにより選抜を行なう。
(2) 選抜時期:4月入学の場合,修士課程1年次6月,12月,2年次6月,10月入学の場合,修士課程1年次12月,6月,2年次12月のいずれかのうち専攻が定める期日。
(3) 所属時期:上記選抜に合格した学生(以下「コース学生」と呼ぶ)のコース所属は合格後の4月もしくは10月とする。
コース学生は以下の要項に基づき一貫教育を受け学位(博士)取得を目指す。
(1) 一貫教育プログラム修了要件:
(ア) 修士学位を有し,大学院に3年以上在籍していること。
(イ) 講究,物理電子システム創造派遣プロジェクトを除く大学院授業科目から26単位以上を取得すること。(他専攻科目授業を含む)
(ウ) 電気系博士一貫コースの推奨要件を満たすこと。
(エ) 物理電子システム創造派遣プロジェクト(必修)により国外の大学・研究機関・企業または国内の研究機関・企業において3〜6ヶ月程度の長期プロジェクトを行うこと(相手機関における実務の総時間数が160時間以上であることを要す)。
(オ) 在学期間中の講究を全て履修すること。(必修)
(カ) 学位論文を提出し審査を受け最終試験に合格すること。
(2) 修士の授与
(ア) 履修学生は在学中に本学が制定する規則(学則,学位規程,学習規程,等)に基づき修士の学位が授与される。
(イ) 修士学位取得要件は修士課程修了学生と同一とする(学位規程および専攻の修了の手引き参照)。
下記の博士一貫教育コースの授業科目以外については,物理電子システム創造専攻学習案内及び教授要目を参照すること。
授 業 科 目 |
単 位 |
担当教員 |
学期 |
備 考 |
●物理電子システム創造派遣プロジェクト第一 |
0−0−4 |
専 攻 長 |
前 |
博士一貫教育コース(注) |
●物理電子システム創造派遣プロジェクト第二 |
0−0−4 |
専 攻 長 |
後 |
博士一貫教育コース(注) |
(注) 本授業科目は博士一貫教育コースの授業科目であり,履修者はコース学生として選抜試験に合格していなければならない。このうち●印を付してある授業科目は2科目中のどちらか一方の科目の履修を必修とする。
〔教 授 要 目〕博士一貫教育コース用のみ掲載
89118
物理電子システム創造派遣プロジェクト第一
(Electronics and Applied Physics Off-Campus Project I)
前学期 0-0-4 専攻長
89119
物理電子システム創造派遣プロジェクト第二
(Electronics and Applied Physics Off-Campus Project II)
後学期 0-0-4 専攻長
いずれも博士一貫教育コース科目であり,本学とは異なる環境において研究を実施することにより,広い視野と豊かなコミュニケーション能力を醸成することを目的として国外の大学・研究機関・企業または国内の研究機関・企業において3〜6ヶ月程度の長期プロジェクトを行う科目である。相手機関における実務の総時間数が160時間以上であることを要す。派遣時期に応じProject 1または2のどちらか一方を履修するものとする。