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グローバルリーダー教育院第3期生所属選抜合宿を実施

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公開日:2013.09.02

グローバルリーダー教育院は、8月9日~11日にわたり2泊3日で所属選抜合宿を実施しました。
今年は初めて連携先の一橋大学から志願生を迎えるとともに、外国人学生の姿も目立ち、多様性が強く打ち出されました。参加した29名の学生はこの環境を活かしつつ、互いに切磋琢磨し合いながら課題に臨み、実り多い3日間を経験しました。

詳細はグローバルリーダー教育院のホームページをご覧ください。

選抜合宿 (AGLホームページより)

グローバルリーダー教育院は、湘南国際村IPC生産性国際交流センター(神奈川県三浦郡葉山町)において、8月9日~11日にわたり2泊3日で「グローバルリーダー教育院」の所属選抜合宿を実施しました。今年で3回目となる選抜合宿ですが、今回は博士課程教育リーディングプログラム採択後初めて、連携先である一橋大学からの志願生を迎えるとともに、外国人学生の参加も増え、多様性を意識する環境となりました。参加した29名の学生は、この環境のもと課題に挑戦し、闘志あふれる熱い3日間を経験しました。

選抜合宿では、本教育院の養成する人材像である「国際社会を牽引するリーダー」に相応しい人材を選抜するために、12名の教員が、異なる専門を専攻し個性や国籍の違う学生によるグループワークやグループプレゼンテーションの観察、及び個人面接を行い、コミュニケーション力や洞察力などの人間力とリーダーを志向する意欲、積極性等を厳格に評価しました。また、第1期生、第2期生から5名の学生が参加し、作業の支援に加えて、心和む懇談会を開くなど、志願生たちを物心両面で温かくサポートしました。

志願生はお互いに「同志」でありながら選抜において「ライバル」という立場で刺激し合い、夜遅くまで課題について議論し、発表内容を練り上げていました。グループプレゼンテーションでは、英語をまじえての発表だけでなく、お芝居仕立てのユニークな発表も登場、表情豊かな競い合いに会場が盛り上がります。プレゼンの後の質疑では、どのグループに対しても他の志願者から絶え間ない挙手があり、予定の時間内に収まらず、やむなく打ち切らざるを得ないほどでした。

佐藤教育院長はじめ評価にあたった教員からは「この合宿でのグループはまさにSocietyそのもの。分野や言語において多様な背景を持つ人達との交流は、これから当たり前になる。これを実感してもらうことに意義があった。」「ここで得られた人脈は、今後のキャリアにおいて必ず役立つもの。選抜の合否にかかわらず、ずっと大切にしてほしい。」との講評があり、3日間を締めくくりました。

今回の選抜合宿の合格者は第3期生として、10月からAGLに所属します。第1期生、第2期生に続き、一人一人が未来のグローバルリーダーとして大きく成長していくことを期待します。

 

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