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企画展示「図書館サポーターが発掘した蔵書展」報告

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公開日:2014.01.10

企画展示「図書館サポーターが発掘した蔵書展」が、2013年11月22日(金)~ 12月26日(木)まで、大岡山キャンパスの附属図書館と、すずかけ台キャンパスの附属図書館すずかけ台分館で行われました。

図書館サポーターとは、カウンター対応、書架の整理、資料の整備、広報活動、展示等の企画 など、図書館内でさまざまな仕事を補助してくれている学生たちです。

図書業務に従事して図書館に詳しくなってきた図書館サポーターの学生たちが、あまり知られていないおすすめ本や仕事中に見つけた面白い本などを挙げてくれました。

展示されたPOP

学生たちが作成した個性的な推薦文付きPOPと一緒に展示本が並べられ、期間中に訪れた利用者たちの目をひいていました。レポートや研究のための資料探しでは出会えない資料ばかりでしたので、利用者は珍しそうに古い本を手に取ったり、POPを見て笑ったりして、展示を楽しんでいました。

展示された資料の一部を、図書館からのコメントを付けて、以下にご紹介します。

『宝石 : 決定版 : 品質の見分け方と価値の判断のために / 諏訪恭一著』
まさに、お宝を掘り出した!という選書です。
『面白い本 / 成毛眞著』
説明いらず。
『日本の歴史 : 学研まんが』
図書館には留学生向けの図書を集めた書架があります。そこで見つけたのですね。
『日本酒事典 : ポケットサイズ / 水沢渓、小松恒雄編著』
探してみると理工系以外の本も色々見つかります。コーヒーの本や野菜の本もあります。
『金屬薄膜の性質と其の應用に関する研究 / 齋藤幸男著』
74年前の本学の学生の手書きの博士論文です。初めて手書きの論文を見た学生は、手書きグラフの正確さに驚いていました。

展示を見逃してしまった方も以下のページから展示された図書のリストや推薦文をご覧いただけます。皆様もぜひお宝本を探してみてください。

附属図書館では、今後も、様々なテーマで展示を行っていきますので、ご期待ください。


大岡山図書館での展示

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