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「第21回 My Study Abroad 留学報告会」開催報告

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公開日:2014.06.27

6月13日の昼休みを利用して、My Study Abroad 留学報告会を開催しました。国際室が募集する留学プログラムで留学した学生によるこの報告会は、授業期間中、月1~2回開催されています。

今回は、派遣交換留学を利用して留学した4名の学生から発表がありました。

発表者は、人間環境システム専攻博士1年樋口諒さん(中東工科大学)、社会工学専攻修士2年橋本尚一郎さん(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)、土木工学専攻修士2年野村早奈美さん(カリフォルニア大学バークレー校)、金属工学科4年湯 亦茗さん(ジョージア工科大学)です。

それぞれの発表が終わるごとに、いくつもの質問がありましたが、留学報告会終了後も参加者からの質問が絶えず、留学を検討中の学生にとって貴重な機会となりました。

樋口諒さんの発表資料より

樋口諒さんの発表資料より

トルコの中東工科大学に留学した樋口さんは、専門であるビザンツ建築に関する理解を深めるため、トルコ国内にある多くの遺跡に足を運んだことが、修士論文の研究に大いに役立ったようです。また、授業で英語を使用するものの、実生活で必要となるトルコ語を覚えたことで、現地の人々との交流もでき、留学前と後でトルコのイメージがとても変わったとの報告がありました。

橋本尚一郎さんの発表資料より

橋本尚一郎さんの発表資料より

スイスのスイス連邦工科大学チューリッヒ校の建築学科に留学した橋本さんは、スタジオに所属し、授業の一環でヨーロッパの国々や東南アジアの国々に行く機会もあったようです。1年間の派遣交換留学後も、現地でインターンシップを経験する等、大変有意義な留学生活を送ることができたとの報告がありました。また、休み期間中には欧州の国々を旅行し、様々な都市の建造物に触れ、留学中にしかできないことを満喫できたようです。

野村早奈美さんの発表資料より

野村早奈美さんの発表資料より

アメリカのカリフォルニア大学バークレー校に留学した野村さんは、留学直前の事前準備が大変で、留学開始直後は思うように研究が進まず苦労したものの、世界中から優秀な留学生が集まる大学だったということもあり、多くの人と交流を持てたことが何よりの収穫だったようです。多様な価値観の集まるバークレーに半年間身を置いたことで、自分を客観的に見られるようになったようです。

湯 亦茗さんの発表資料より

湯 亦茗さんの発表資料より

アメリカのジョージア工科大学に留学した湯さんは、自身の専門の材料や金属とは異なる文系の科目が履修できたことが新鮮だったようで、「遊ぶ時は遊び、勉強する時は勉強する」という学生の姿勢にも共感を覚えたようです。また、派遣交換留学に応募する際のスケジュールや、留学先大学への出願の手順、留学中の授業の登録の方法やアトランタでの生活のポイントなど、派遣交換留学に応募を考えている学生に役立つ内容を発表しました。

海外に興味がある人、外の世界で自分を試してみたい人、是非一度留学体験談を聞きに来てみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ先
国際部留学生交流課派遣担当
Tel: 03-5734-7645
Email: hakenryugaku@jim.titech.ac.jp

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