東工大ニュース
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科学・文明の発展、また人類の精神的深化・高揚に著しい貢献をした人々に毎年贈られる国際賞、「京都賞」の授賞式が、11月10日、国立京都国際会館で開催され、本学フロンティア研究機構の大隅良典特任教授が基礎科学部門にて受賞いたしました。
―授賞理由―
【細胞の環境適応システム、オートファジーの分子機構と生理的意義の解明への多大な貢献】
細胞が栄養環境などに適応して自らのタンパク質分解を行う自食作用「オートファジー」に関して、酵母を用いた細胞遺伝学的な研究を進めて世界をリードする成果をあげ、その分子機構や多様な生理的意義の解明において、多大な貢献を果たした。
第28回京都賞 授賞式の様子 (大隅良典特任教授)
(写真提供:稲盛財団2012)
受賞者共同記者会見でディプロマを披露する3受賞者
(写真提供:稲盛財団2012)
大隅良典栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」により、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。受賞決定後の動き、研究概要をまとめた特設ページをオープンしました。