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大隅良典栄誉教授 ガードナー国際賞受賞祝賀レセプションが開催

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公開日:2015.06.29

2015年ガードナー国際賞を受賞する東京工業大学フロンティア研究機構の大隅良典栄誉教授らの祝賀レセプションが、6月18日、マッケンジー・クラグストン駐日カナダ大使、ジョン・ダークス ガードナー財団理事長の出席の下、在日カナダ大使公邸において開催されました。

左から、大谷理事・副学長、ダークス理事長、大隅栄誉教授、三島学長
左から、大谷理事・副学長、ダークス理事長、大隅栄誉教授、三島学長

大隅良典栄誉教授

クラグストン大使の歓迎の挨拶と大隅教授らの業績の紹介に続いて、ダークス理事長より日本人のガードナー受賞者数は12人を数え、生命科学分野における日本の研究水準の高さへの賞賛がありました。大隅教授は「オートファジーの研究を始めたころは、なかなか理解されず役に立つかどうかも分かりませんでした。27年間研究を続けてきて、様々な分野の研究領域に広がりつつあることを大変嬉しく思います。研究者として基礎研究の重要性を改めて強調したいと思います」と挨拶しました。

レセプションには、同時に受賞した大阪大学免疫学フロンティアセンターの坂口志文教授や過去のガードナー賞受賞者、三島良直学長、大谷清理事・副学長ら約100名が参加し、梅雨の合間の美しい公邸の庭園を楽しみました。

授賞式は2015年10月29日にカナダ・トロントで開催されます。

公邸の庭園にて
公邸の庭園にて

レセプションの様子
レセプションの様子

ノーベル生理学・医学賞2016 特設ページヘ

大隅良典栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」により、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。受賞決定後の動き、研究概要をまとめた特設ページをオープンしました。

ノーベル生理学・医学賞2016 特設ページヘ

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