東工大ニュース
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大学院生命理工学研究科の学生達が山田拓司講師と考案した、腸内細菌のしくみを楽しく学べるボードゲーム「バクテロイゴ」が発売されることになりました。このゲームは、東工大基金事業:「日本再生:科学と技術で未来を創造する」プロジェクト-ものつくり人材の裾野拡大支援-を活用し、株式会社リバネスと産学連携本部、東工大生協の協力のもと制作されました。
ヒトの腸内には、1000種100兆個体の細菌が共生していると言われていますが、近年、腸内細菌の解析技術が飛躍的に向上し、これらの細菌の網羅的な調査が可能となったことから、様々な発見が相次いでいます。
「バクテロイゴ」は、自分たちの研究テーマである腸内細菌研究を広く紹介しようと、「日本人の腸内細菌叢の全容解明とその産業応用プラットフォーム(JCHM※)」代表の山田講師監修のもと、学生自らが考案したものです。サイエンスカフェや子ども向け科学イベントでも大変好評で、子ども達から「とても楽しかった!」「もっとやりたい!」「勉強になった」といった声が多くきかれ、学生たちにとっても研究テーマを広く伝えるスキルを磨く良い機会にもなっています。
「バクテロイゴ」は12月15日にリバネス出版より発売され、全国の書店、東工大生協で購入できます。
お問い合わせ先
大学院生命理工学研究科 生命情報専攻 山田研究室
Email : info@jchm.jp
Tel : 03-5734-3629