研究

東工大ニュース

科学技術創成研究院 細胞制御工学研究ユニット キックオフシンポジウム開催報告

2016.05.31

科学技術創成研究院 細胞制御工学研究ユニットは、4月16日、すずかけ台キャンパスにて設立記念(キックオフ)シンポジウムを開催し、学内外より80名の参加がありました。

田口英樹教授による開会の挨拶
田口英樹教授による開会の挨拶

シンポジウムは、ユニットリーダーである大隅良典栄誉教授が本研究ユニットの概要説明を行うことから始まりました。本研究ユニットは、生命の基本単位である細胞について学内外の先進的な研究者を結集し、細胞レベルの生命現象の解明において国際的に先端的な研究を進めるとともに、細胞を利用した創薬、医療などに貢献できるよう基礎研究の成果を社会還元することも目指します。

次に、三島良直学長から、平成28年度にスタートした東京工業大学の組織改革の概要や研究ユニットへの期待が話されました。

大隅良典栄誉教授
大隅良典栄誉教授

三島良直学長
三島良直学長

引き続き、細胞制御工学研究ユニットの教員が、それぞれの持ち時間30分間で各研究室の研究概要や今後の抱負について講演しました。各教員の研究テーマは以下の通りです。

  • 大隅良典栄誉教授:オートファジーの生理機能
  • 田口英樹教授:細胞内蛋白質の一生、新生鎖の生物学
  • 岩崎博史教授:染色体ダイナミズムの時空間制御の分子メカニズム
  • 駒田雅之教授:増殖因子受容体の分解による細胞増殖・がん化の分子機構
  • 木村宏教授:生細胞・生体内のエピジェネティクス動態制御
  • 加納ふみ准教授:細胞編集技術と次世代イメージング画像解析技術を用いた細胞機能制御機構の研究

各講演の後の質疑応答の時間には、来場者から多数の質問が出て、本研究ユニットの研究に対する興味の高さが感じられました。

本シンポジウムは研究ユニットの見学会も兼ねていましたので、研究講演の後、細胞制御工学研究ユニットが入っているS2棟(フロンティア研究棟)の研究室に移動して、施設見学を行いました。

施設見学会の後には、すずかけ台キャンパスのカフェ・モトテカにて懇親会が催され、益一哉科学技術創成研究院長、三原久和生命理工学院長の挨拶ののち、参加者間で熱い議論が交わされました。

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生命理工学院 ―複雑で多様な生命現象を解明―
2016年4月に新たに発足した生命理工学院について紹介します。

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学院・系及びリベラルアーツ研究教育院outer

ノーベル生理学・医学賞2016 特設ページヘ

大隅良典栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」により、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。受賞決定後の動き、研究概要をまとめた特設ページをオープンしました。

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