イベント
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18世紀末より、オーストラリアに英語話者が入植して以来、先住民の言語は絶滅の危険にさらされてきた。その度合いはさまざまである。入植当時ほぼ250の言語が話されていたが、生まれてからの第一言語として使われつづけられているのは、そのうち50に満たない。この講演では、まず、その状態が一番厳しい状況にある言語、たとえば、シドニーやメルボルンなどオーストラリア南東部の大都市周辺のものを取り上げる。それから先住民コミュニティの人たちが、どのようにこの状況を改善し、巻き返そうとしているか、その方法を取り上げる。こういう試みでは、言語学者や政府の主導で行われているものもある。
講師: | ヘザー・ボー博士 モナシュ大学(オーストラリア) |
日時: | 2012年11月1日(水) 17:00- |
会場: | 外国語研究教育センター 西3号館 8階 第3ラボ |
問い合わせ: | tokita@flc.titech.ac.jp |
更新日:2013.09.27