MOTオープンハウス「AI時代の技術経営」

東京工業大学MOTオープンハウスは本学MOTこと技術経営専門職学位課程について広く知っていただくためのイベントです。
AIの技術的進化は個人の生産性向上の支援や知識の代替にとどまらず、科学そのものを発展させたり、地政学上のリスクや安全保障のあり方を変えたりするに至っています。
今回のオープンハウスでは、Google Japanで検索事業開発のヘッドや新規事業開発を担当していた尾原和啓氏をゲストに迎えて、AIの進化がグローバルにもたらした状況の変化と予測不可能性、そこでの経営のあり方について議論します。
本学MOTに興味のある方、ビジネスや安全保障について日本語文献にはあまり記載されていない現代的なトピックに関心のある方の参加を広く歓迎します。ぜひご参加ください。

概要

開催日時

2024年9月7日（土）14:00 - 16:00

開催場所

Zoom（オンライン）

参加費

無料

主催

東京工業大学環境・社会理工学院技術経営専門職学位課程／イノベーション科学系

プログラム

14:00 - 14:10

開会あいさつ
仙石愼太郎環境・社会理工学院技術経営専門職学位課程主任／教授
14:10 - 14:40

講演「舵取りの学としてのサイバネティクスの現在：デザイン基礎理論『意味論的転回』からクリティカル・サイバネティクスへ」
本條晴一郎環境・社会理工学院技術経営専門職学位課程准教授
14:40-15:00

研究発表「生成AIにより高度化するフェイクニュースとその実態」
市川慧環境・社会理工学院イノベーション科学系イノベーション科学コース博士課程
15:00-15:50

トークセッション「AIの過剰進化が全てを上書きする時代の技術経営」
話し手：尾原和啓 IT批評家、『アフターデジタル』共著者、元内閣府新AI戦略構成員
聞き手：本條晴一郎、市川慧
15:50-16:00

閉会あいさつ
本條晴一郎

ゲスト

尾原和啓（おばらかずひろ）IT批評家

京都大学大学院工学研究科応用システム専攻人工知能論講座修了。
マッキンゼー、Google、iモード、楽天執行役員、2回のリクルート勤務経験など事業立上げ・投資を専門とし、内閣府新AI戦略検討、経産省対外通商政策委員等を歴任。現在13職目、シンガポール・バリ島をベースに人・事業を紡いでいる。
ボランティアでTED日本オーディション、Burning Japanに従事するなど、西海岸文化事情にも詳しい。
NHK「令和ネット論」にて生成AI/DXなどを解説。『プロセスエコノミー』は「ビジネス書グランプリ2021」にてイノベーション部門受賞。『アフターデジタル』は元経済産業大臣・世耕弘成氏より推挙され、11万部超のベストセラーに。
『モチベーション革命』は2018年Amazon Kindle Unlimited年間1位。韓国・台湾・中国などで翻訳多数。