機械系3専攻では,エネルギー工学からシステム工学,宇宙工学に渡る広い分野を視野に入れ,広義の機 械工学の研究,教育,開発に従事できる高度な専門能力を有する人材の養成を目的とした教育・研究を進め ている。
下記は,本3専攻で用意した講義等であって,それらは,各専攻ごとの講究を除き,大きく,機力・運動,熱・流体,制御・計測,材料・材力,加工・生産,の各分野に分類される。各分野については系統的・網羅的履修が可能なように3専攻を横断して授業科目が共通的に用意されている。
科目の選択は自由であり,従って,特定の専門分野を深く掘り下げて学ぶことも,広い分野を俯瞰的に学ぶことも可能である。そのため指導教員と充分相談し,それぞれの研究分野に関連の深い講義と共に,幅広い教養を身につけるための講義を効果的に組み合わせて履修することが望まれる。
本 3専攻の修士課程修了要件として,大学院授業科目から30単位以上の修得を義務とし,そのうち16単位以上は本3専攻の授業科目から,また4単位以上は他専攻又は研究科の授業科目から修得しなければならない。ただし,これとは別途他専攻科目を副専門として履修した学生は,そのうち最大4単位を,本3専攻の修了要件である4単位以上の他専攻又は研究科の授業科目として重複させることもできる。
授 業 科 目 |
単位 |
担当教員 |
学期 |
備 考 |
機力・運動分野 |
||||
※ 機械力学特論 |
2−0−0 |
山 浦 |
前 |
|
生体機械工学特論 |
2−0−0 |
伊 能 |
後 |
E |
生体情報特論 |
2−0−0 |
宇 治 橋 |
後 |
O (注3) |
ダイナミカルシステム特論 |
2−0−0 |
木 村 |
後 |
O (注3) |
アクアバイオメカニズム特論 |
2−0−0 |
中 島 |
前 |
E (注3) |
構造振動学特論 |
2−0−0 |
遠藤・高原 |
前 |
|
協調工学特論 |
2−0−0 |
萩原・高橋 |
前 |
|
サイレント工学特論 |
2−0−0 |
岩 附 |
前 |
O |
機械運動システム学特論 |
2−0−0 |
杉本・武田 |
前 |
|
リー代数による機構の運動学,動力学解析 |
2−0−0 |
杉本・武田 |
後 |
|
調和ロボティクス特論 |
2−0−0 |
岩附・岡田 |
後 |
E |
宇宙システム工学特論SC |
2−0−0 |
松永ほ か |
前 |
|
構造動力学特論 |
2−0−0 |
大熊・梶原 |
前 |
|
* ロボット工学特論 |
2−0−0 |
広瀬・米田 |
前 |
|
宇宙開発工学特論 |
2−0−0 |
小田・稲場・野田 |
後 |
|
* Advanced Course of Mechanical Vibration |
2−0−0 |
Iwatsuki et al. |
後 |
|
宇宙開発応用特論 A |
1−0−0 |
未 定 |
後 |
非常勤講師, E |
宇宙開発応用特論 B |
1−0−0 |
未 定 |
後 |
非常勤講師, O |
熱・流体分野 |
||||
熱物理工学特論 |
2−0−0 |
斎藤 (彬)・大河 |
前 |
|
流体工学特論 |
2−0−0 |
持丸ほ か |
前 |
|
ミクロ輸送学特論 |
2−0−0 |
井上 (剛)・中別 |
後 |
|
* エネルギー物理学特論 |
2−0−0 |
岡崎・伏信 |
前 |
|
* Intensive Thermal Engineering |
2−0−0 |
Inoue et al. |
後 |
|
エネルギー工学特論 |
2−0−0 |
佐 藤 |
前 |
O |
* 環境熱工学特論 |
2−0−0 |
花村・末包・平井 |
後 |
|
熱流体光学計測特論 |
2−0−0 |
小酒・松井 |
前 |
|
数値熱流体力学特論 |
2−0−0 |
堀 内 |
前 |
O |
トライボロジー特論 |
2−0−0 |
中原・京極 |
後 |
|
流体物理学特論 |
2−0−0 |
宮内・店橋 |
後 |
|
環境の情報化と意思決定論 |
2−0−0 |
清 水 |
後 |
E (注3) |
エネルギー利用特論 |
2−0−0 |
齋藤(卓) |
前 |
E |
環境数値シミュレーション1 |
2−0−0 |
諏 訪 |
前 |
(注3) |
制御・計測分野 |
||||
※ システム制御特論 |
2−1−0 |
松尾・山北 |
前 |
|
* Intelligent Control |
2−0−0 |
Kurabayashi |
前 |
|
流体制御特論 |
2−0−0 |
北川・香川 |
前 |
|
計測システム特論 |
2−0−0 |
大山・富永 |
後 |
|
最適制御特論 |
2−0−0 |
三平・藤田 |
後 |
|
コンピュータビジョン特論 |
2−0−0 |
奥 富 |
前 |
E |
計測・情報学特論 |
2−0−0 |
笹 島 |
前 |
E (注3) |
材料・材力分野 |
||||
構造力学特論 |
1−0−0 |
足 立 |
前 |
|
固体力学特論 |
1−0−0 |
岸 本 |
前 |
|
固体動力学特論 |
1−0−0 |
井 上 (裕) |
後 |
|
* Advanced Course of Mechanics of Materials |
1−0−0 |
Kishimoto |
後 |
O,国際大学院コース |
破壊力学特論 |
2−0−0 |
中 村 |
前 |
平成 17年度休講 |
* 材料力学特別講義 A |
1−0−0 |
各教員 |
前 |
E |
* 材料力学特別講義 B |
1−0−0 |
各教員 |
後 |
E |
* 材料力学特別講義 C |
1−0−0 |
各教員 |
前 |
O |
* 材料力学特別講義 D |
1−0−0 |
各教員 |
後 |
O |
複合材料力学特論 |
1−0−0 |
轟 |
後 |
|
構造健全性評価学特論 |
2−0−0 |
水 谷・黛 |
前 |
|
材料環境学特論 |
2−0−0 |
黛・水 谷 |
後 |
|
数理シミュレーション特論 |
2−0−0 |
天 谷 |
後 |
E (注3) |
加工・生産分野 |
||||
創形加工学特論 |
2−0−0 |
村上・大竹 |
前 |
|
機能創出特論 |
2−0−0 |
戸倉・平田 |
後 |
|
工芸科学 |
1−0−0 |
未 定 |
後 |
非常勤講師, |
工作機械特論 |
1−0−0 |
未 定 |
前 |
O 平成17年度休講 |
知的統合生産論 |
2−0−0 |
斎 藤 (義) |
前 |
O |
加工物理学特論 |
2−0−0 |
帯 川 |
後 |
E |
塑性加工学特論 |
2−0−0 |
吉 野 |
前 |
O |
材料物性特論 |
2−0−0 |
山 崎 |
後 |
E |
接合工学特論 |
2−0−0 |
鈴 村 |
後 |
|
* Advanced Course of Machining |
1−1−0 |
Obikawa |
後 |
O |
微細加工・応用特論 |
2−0−0 |
初 澤 |
後 |
(注3) |
CAD/CAM生産体系特論 |
2−0−0 |
長 坂 |
後 |
非常勤講師 (注3) |
共通的科目 |
||||
開発ものがたり |
2−0−0 |
未 定 |
前 |
非常勤講師 |
医工学特論 |
2−0−0 |
馬渕・橋本 |
後 |
非常勤講師 |
△ 先端工学特論 第一 |
2 |
各教員 |
前 |
(注4)博士後期課程 |
△ 先端工学特論 第二 |
2 |
各教員 |
後 |
(注4)博士後期課程 |
△ ブラッシュアップ・コロキウム 第一 |
2−0−0 |
各教員 |
後 |
O (注4)博士後期課程 |
△ ブラッシュアップ・コロキウム 第二 |
2−0−0 |
各教員 |
後 |
E (注4)博士後期課程 |
マネジメント特論 |
2−0−0 |
非常勤講師 |
後 |
(注3)博士後期課程 |
各専攻ごとの科目 |
||||
機械物理工学特別講義 A・B |
1−0−0 |
各教員 |
前 |
E |
機械物理工学特別講義 C・D |
1−0−0 |
各教員 |
後 |
E |
機械物理工学特別講義 E・F |
1−0−0 |
各教員 |
前 |
O |
機械物理工学特別講義 G・H |
1−0−0 |
各教員 |
後 |
O |
メカノインフラ工学特論 A・B |
1−0−0 |
未 定 |
前 |
|
メカノインフラ工学特論 C・D |
1−0−0 |
未 定 |
後 |
|
◆ 機械物理工学特別実験 第一 |
(注8) |
各教員 |
前 |
修士課程 (1) |
◆ 機械物理工学特別実験 第二 |
(注8) |
各教員 |
後 |
同 (1) |
◇ 機械物理工学講究 第一 |
(注9)2 |
指導教 員 |
前 |
同 (1) |
◇ 機械物理工学講究 第二 |
(注9)2 |
指導教 員 |
後 |
同 (1) |
◇ 機械物理工学講究 第三 |
(注9)2 |
指導教 員 |
前 |
同 (2) |
◇ 機械物理工学講究 第四 |
(注9)2 |
指導教 員 |
後 |
同 (2) |
◇ 機械物理工学講究 第五 |
2 |
指導教 員 |
前 |
博士後期課程 (1) |
◇ 機械物理工学講究 第六 |
2 |
指導教 員 |
後 |
同 (1) |
◇ 機械物理工学講究 第七 |
2 |
指導教 員 |
前 |
同 (2) |
◇ 機械物理工学講究 第八 |
2 |
指導教 員 |
後 |
同 (2) |
◇ 機械物理工学講究 第九 |
2 |
指導教 員 |
前 |
同 (3) |
◇ 機械物理工学講究 第十 |
2 |
指導教 員 |
後 |
同 (3) |
◆ 機械制御システム特別実験 第一 |
(注8) |
各教員 |
前 |
修士課程 (1) |
◆ 機械制御システム特別実験 第二 |
(注8) |
各教員 |
後 |
同 (1) |
◇ 機械制御システム講究 第一 |
(注9)2 |
指導教 員 |
前 |
同 (1) |
◇ 機械制御システム講究 第二 |
(注9)2 |
指導教 員 |
後 |
同 (1) |
◇ 機械制御システム講究 第三 |
(注9)2 |
指導教 員 |
前 |
同 (2) |
◇ 機械制御システム講究 第四 |
(注9)2 |
指導教 員 |
後 |
同 (2) |
◇ 機械制御システム講究 第五 |
2 |
指導教 員 |
前 |
博士後期課程 (1) |
◇ 機械制御システム講究 第六 |
2 |
指導教 員 |
後 |
同 (1) |
◇ 機械制御システム講究 第七 |
2 |
指導教 員 |
前 |
同 (2) |
◇ 機械制御システム講究 第八 |
2 |
指導教 員 |
後 |
同 (2) |
◇ 機械制御システム講究 第九 |
2 |
指導教 員 |
前 |
同 (3) |
◇ 機械制御システム講究 第十 |
2 |
指導教 員 |
後 |
同 (3) |
◆ 機械宇宙システム特別実験 第一 |
(注8) |
各教員 |
前 |
修士課程 (1) |
◆ 機械宇宙システム特別実験 第二 |
(注8) |
各教員 |
後 |
同 (1) |
◇ 機械宇宙システム講究 第一 |
(注9)2 |
指導教 員 |
前 |
同 (1) |
◇ 機械宇宙システム講究 第二 |
(注9)2 |
指導教 員 |
後 |
同 (1) |
◇ 機械宇宙システム講究 第三 |
(注9)2 |
指導教 員 |
前 |
同 (2) |
◇ 機械宇宙システム講究 第四 |
(注9)2 |
指導教 員 |
後 |
同 (2) |
◇ 機械宇宙システム講究 第五 |
2 |
指導教 員 |
前 |
博士後期課程 (1) |
◇ 機械宇宙システム講究 第六 |
2 |
指導教 員 |
後 |
同 (1) |
◇ 機械宇宙システム講究 第七 |
2 |
指導教 員 |
前 |
同 (2) |
◇ 機械宇宙システム講究 第八 |
2 |
指導教 員 |
後 |
同 (2) |
◇ 機械宇宙システム講究 第九 |
2 |
指導教 員 |
前 |
同 (3) |
◇ 機械宇宙システム講究 第十 |
2 |
指導教 員 |
後 |
同 (3) |
SC :(H 16 選定)創造性育成科目
(注1) ◇印を付してある授業科目は,所属する各専攻に対応して必ず履修しておかなければならない科目である。
(注2) 備考欄中,Eの表示があるものは,西暦年の偶数年度に開講するもので,Oは同じく奇数年度に開講するものである。なお,EまたはOの表示がないものは,毎年開講の授業科目である。
(注3) 授業科目は,他の専攻において開設されている授業科目であるが,当3専攻共通の授業科目として取り扱うものである。従って,当3専攻の学生が該当授業科目を履修し単位を取得した場合は,自専攻の単位として算入する。
(注4) 社会人大学院プログラム(機械系)においては,各専攻ごとの講究(第五〜第十)に加えて,△印の科目の内,先端工学特論第一,第二のいずれか一科目,ブラッシュアップ・コロキウム第一,第二のいずれか一科目を必ず履修しなければならない。
(注5) *印を付してある科目は,英語で開講する科目である(国際大学院コース対応科目)。
(注6) ※印を付してある科目は,基礎的基盤科目であり,できるだけ履修することが望ましい。
(注7) 当専攻を副専攻として希望するものは,※印を付してある3科目7単位及び熱・流体分野の科目から1科目2単位以上を含む計9単位以上を修得しなければならない。また,3専攻の内どこの専攻を選択するかは自由であり,希望する専攻の専攻長にその旨願い出ること。
(注8) ◆印をしてある授業科目は,平成17年度以前の入学者は所属する各専攻に対応して必ず履修しておかなければならない科目である。平成18年度以降の入学者は履修する必要がない。
(注9) 平成18年度以降修士課程入学者は2単位。それ以前の入学者は1単位。