[1][2]

〔教 授 要 目〕

◆機力・運動分野

40037

機械力学特論 ( Advanced Dynamics of Machinery)

前学期  2 − 0 − 0   山浦  弘 助教授

機構の運動に伴う振動,静止構造物の多自由度の振動を抑圧・制振するために,まず線形代数学に基礎をおくモード解析法を,1方向運動機構,2自由度振動系,多自由度振動系を対象に平易に解析し,その制振設計を解説する。また,実際のアクセス・位置決め機構の振動問題とその解決法に関する最近の研究例をモード解析法の観点から紹介する。

40065

生体機械工学特論 西暦偶数年度開講

後学期  2−0−0  伊能 教夫 教授

生物の機構と機能を機械工学的観点から述べる。また,ロボットの基本原理と解析手法について述べ,生物的な特徴を持つロボットについて解説する。

77003

生体情報特論 西暦奇数年度開講

後学期  2−0−0  宇治橋貞夫 教授

情報理工学研究科;情報環境学専攻の教授要目を参照のこと

77004

ダイナミカルシステム特論 西暦奇数年度開講

後学期  2−0−0  木村 康治 教授

情報理工学研究科;情報環境学専攻の教授要目を参照のこと

77044

アクアバイオメカニズム特論 ( Advanced Course of Aqua Biomechanisms)  西暦偶数年度開講

 前学期  2−0−0  中島  求 助教授

情報理工学研究科;情報環境学専攻の教授要目を参照のこと

40003

構造振動学特論 ( Advanced Course of Structural Vibration)

前学期  2−0−0  遠藤  満 教授・高原 弘樹 助教授

「連続体のダイナミクス」および「回転体の振動・容器内液面の非線形振動」を交互に隔年で講義する。

40005

協調工学特論 ( Special Lecture on Collaborative Engineering)

前学期  2−0−0  萩原 一郎 教授・高橋 秀智 助教授

機械の設計,開発において機械と人間との協力と調和を実現するために技術について述べる。機械の安全性と信頼性,人間・機械系のモデル化,快適性の評価とシミュレーション,次世代コンピュータ援用技術について論ずる。

40006

サイレント工学特論 ( Silent Engineering)  西暦奇数年度開講

前学期  2−0−0  岩附 信行 教授

連続体(弾性体)の振動モード解析法,およびその結果を基にして振動物体から放射される音響パワーの絶対レベルの周波数特性を正確に推定する方法,および騒音を低減しサイレント化したいくつかの例について講述する。

40024

機械運動システム学特論 ( Advanced Kinematics of Machinery Systems)

前学期  2−0−0  武田 行生 助教授・杉本 浩一 教授

ロボット,自動機械等の機械運動系を対象とし,まず,その機構の種類(シリアル機構,パラレル機構, 1自由度閉ループ機構など)と特徴,機構の基本的な運動解析法および静・動力学解析法について学ぶ。次に,高精度・高速度の運動を実現する機械運動系を実現するために,機構の運動学特性および力学特性の評価法およびこれに基づく機構総合法と制御法についても学ぶ。

40088

リー代数による機構の運動学,動力学解析

後学期 2−0−0  武田 行生 助教授・杉本 浩一 教授

ロボット機構に代表される剛体多体システムから成る機構の統一的で,計算処理に適した解析手法に付いて講義する。まず,ベクトル・テンソル解析,リー代数の数学的基礎を紹介し,これらの理論に基づいた,剛体多体システムの運動の解析のための式表現手法と,代表的なシリアル機構,パラレル機構,閉ループ機構についての解析手法について論じる。

40029

調和ロボティクス特論 ( Human Friendly Robotics) 西暦偶数年度開講

後学期  2−0−0  岩附 信行 教授・岡田 昌史 助教授

人間の生活環境に調和できる高性能ロボットとして,極めて多数の冗長自由度と柔軟性の高い構造を有し複雑かつ知能的な運動が可能な「冗長−柔軟ロボット」の機構設計法,運動学・力学解析法および運動制御法について学ぶ。

40047

宇宙システム工学特論 SC ( Advanced Space Systems Engineering) SC:(H17選定)創造性育成科目

前学期  2−0−0  松永 三郎 助教授・冨田 信之 講師(非常勤)

宇宙ステーション,人工衛星,宇宙構造物,ロケットシステムなどの宇宙システムを対象とし,ミッション要求,システム構成の概要とダイナミクスと制御について,講述する。衛星の概念設計,宇宙機制御,将来の宇宙システムなどに関するグループ演習も行う。

40059

構造動力学特論 ( Structural Dynamics)

前学期  2−0−0  大熊 政明 教授・梶原 逸朗 助教授

高速な移動または運動をする機械では,その構造動力学特性が基本性能を重大に支配する。本講義では,現代の構造動力学解析および最適化設計法の技術動向を紹介しながら,その技術の基盤となる学術的理論手法および実用化技術を解説する。

40049

ロボット工学特論 ( Advanced Course of Robotics)

前学期  2−0−0  広瀬 茂男 教授・米田  完 助教授(Prof. Shigeo Hirose, Assoc. Prof. Kan Yoneda)

多くの新しいロボットシステムの開発事例を着眼から製作実験までビデオを中心に紹介し,独創的なロボット開発のために必要な発想法,新しい機構と制御の開発手法,そして実際的な開発研究の進め方などを習得させる。

This course will introduce various projects to design new types of robot systems for multiple applications, including snake-like robots, walking robots, and crawler robots by using VCR, and basic principles of machine design as well as creative thinking will be explained.

40051

宇宙開発工学特論 ( Advanced Space Development Engineering)

後学期  2−0−0  小田 光茂 客員教授・稲場 典康 客員助教授・野田 篤司 客員助教授

i)大型ロケットの機体設計,解析,開発試験等について,宇宙開発事業団での開発事例を交えて解説し,宇宙への実際的応用力の養成を目指す。

ii)人工衛星を利用した宇宙ミッションの企画立案,開発,運用について,実際のプロジェクトの実例を踏まえて述べる。

iii)宇宙開発の様な大型プロジェクトの企画立案,遂行に係るプロジェクト管理システムエンジニアリング手法について講述する。

40067

Advance Course of Mechanical Vibration

2nd semester 2-0-0

Prof. Nobuyuki IWATSUKI, Prof. Ichiro HAGIWARA and Associate Prof. Motomu NAKASHIMA

The course aims to teach basic concepts and recent developments related to mechanical vibrations, structural dynamics, acoustics and vibration control.

40075, 40070

宇宙開発応用特論A,B ( Applied Space Development Engineering A, B)

A:西暦偶数年度開講,B:西暦奇数年度開講

後学期  1−0−0  未  定

宇宙開発に関わる現場側の重要課題(宇宙通信技術,衛星開発技術,宇宙環境適応技術など)を精選して基礎から応用まで集中的に講義を行う。

◆熱・流体分野

40001

熱物理工学特論 ( Advanced Course of Thermal Engineering)

前学期  2−0−0  斎藤 彬夫 教授・大河 誠司 助教授

熱伝導を中心とした熱エネルギーの移動現象と,それに関連する工学的技術について解説する。前半では,現在,熱伝導分野で注目されている複数の課題を抽出し,わかりやすく解説するとともにそれぞれの要点を理解させる。また後半では,それらを含む熱伝導現象の数値解析について概説する。

40023

流体工学特論 ( Advanced Course of Fluid Mechanics)

前学期  2−0−0  持丸 義弘 教授・他

最近の流体工学対象が従来の連続体に限られることなく広範囲に広がっている。また,解析手法もコンピュータの発達,数値計算技術の発達とともに急展開しており,実験面においてもコンピュータ,レーザ等の技術を応用した新しい手法が発展している。本講義ではこれらの最新のトピックスを紹介する。

40028

ミクロ輸送学特論 ( Microscale Thermal Engineering)

後学期  2−0−0  井上 剛良 教授・中別府 修 助教授

熱エネルギーの関与する現象を分子の運動の視点から理解するための基礎について講義を行う。

40032

エネルギー物理学特論 ( Advanced Course on Energy Physics)

前学期  2−0−0  岡崎  健 教授・伏信 一慶 助教授

ミクロからマクロにわたるエネルギー関連諸現象の本質について,エネルギー物理学の視点から理解させるとともに,その具体的な実例や最近の応用例を紹介する。

This class prodires the fundamental physic sand up-to-date applications associated with the energy-related issues and phenomena ranging from micro-to macro-scale.

40082

Intensive Thermal Engineering

2nd semester 2-0-0

Prof. Takayoshi INOUE, Associate Prof. Kazuyoshi FUSHINOBU, Associate Prof. Takushi SAITO

The aim of this subject is to extend the students' understanding of the essential part of thermal engineering, comprehensively. The classes are given by two or three lecturers according to their specialty. Opportunity to do exercise will be provided frequently for better understanding.

40036

エネルギー工学特論 ( Advance Course on Applied Energy Engineering) 西暦奇数年度開講

前学期  2−0−0  佐藤  勲 教授

熱エネルギーそのものや熱エネルギーの移動現象を利用した最新の工学問題を,主に生産プロセスの熱工学を例に挙げて述べる。特に生産プロセスの熱工学における熱エネルギー移動現象の評価に必要な計測手法,その結果のモデル化,さらにそれに基づく熱エネルギー移動現象の制御手法について詳しく述べる。

40042

環境熱工学特論 ( Thermal Engineering in Environmental Problems)

後学期  2−0−0  花村 克悟 教授・末包 哲也 助教授・平井秀一郎 教授

現代文明が化石燃料の大量消費により維持され,それにより地球環境にどのような影響を与えるかを概観し,エネルギー高度有効利用やグローバルなエネルギー物質循環と地球環境のかかわりについて,熱工学の立場から講述する。

Introduction to energy and environmental problems in modern civilization based on enomous consumption of fossil fuel. Emphasis is placed on thermal engineering and fluid dynamical aspects of efficient utilization of energy and the relationship between global environment and material circulation.

40048

熱流体光学計測特論 ( Advanced Course of Optical Diagnostics in Thermal Fluid)

前学期  2−0−0  小酒 英範 助教授・松井 幸雄 教授

レーザーを応用した燃焼工学分野の計測法に関する知識を習得する。

40050

数値熱流体力学特論 ( Advanced Course of Computational Thermo-Fluid Dynamics) 西暦奇数年度開講

前学期  2−0−0  堀内  潔 助教授

数値熱流体力学のうち,乱流・乱流熱輸送を対象としたモデリング手法・数値解析法を取り上げ,その手法と特徴について講述する。

40052

トライボロジー特論 ( Advanced Course of Tribology)

後学期  2−0−0  中原 綱光 教授・京極 啓史 教授

機械技術の歴史を含めて,先端技術にかかわる潤滑技術とその基礎になるトライボロジーの理論について解説する。

40054

流体物理学特論 ( Advanced Course of Physics in Fluid Dynamics)

後学期  2−0−0  宮内 敏雄 教授・店橋  護 助教授

流体物理学のうち,乱流,乱流輸送及び乱流燃焼を取り上げ,その基礎と応用について講述するとともに,最新の成果について説明する。

77002

環境の情報化と意思決定論 西暦偶数年度開講

後学期  2−0−0  清水 優史 教授

情報理工学研究科;情報環境学専攻の教授要目を参照のこと

40081

エネルギー利用特論( Advanced Course of Practical Energy Utilization) 西暦偶数年度開講

前学期  2−0−0  斉藤 卓志 助教授

製造プロセスやエネルギー利用/変換の場で果たす熱の役割は大きい。熱の移動を支配する三つの伝熱形態が,そのような場でいかに働き,利用されているかを具体的に示す。また,直接目で見ることのできない伝熱現象を検討するツールとしての可視化・計測技術,モデル化などについて述べる。

77045

環境数値シミュレーション1 ( Numerical Simulation of Environments 1)

 前学期  2−0−0  諏訪 好英 助教授

情報理工学研究科;情報環境学専攻の教授要目を参照のこと

◆制御・計測分野

40034

システム制御特論 ( Theory and Practice on Analysis and Design of Linear Control Systems)

前学期  2−1−0  松尾 芳樹 助教授・山北 昌毅 助教授

線形制御システムの解析・設計について,特に多入出力系とロバスト最適制御を中心に大学院レベルの基礎理論を講義する。講義に合わせて,制御系解析設計用 CADツールを用いた演習を行ない,具体的な解析・設計手法を体得させる。

40031

インテリジェントコントロール ( Intelligent Control)

前学期  2−0−0  倉林 大輔 助教授(Associate Professor Daisuke Kurabayashi)

本講義では,インテリジェントコントロールに必要な基本技術を詳述する。講義のトピックスは,基本的な適応制御から,ファジー制御,人工神経回路網,さらにソフトコンピューティング手法までをカバーする。

This lecture aims to teach fundamentals of intelligent control techniques. The talks include adaptive control systems, fuzzy control, artificial neural nets, and other soft-computing techniques.

40038

流体制御特論 ( Advanced Course of Fluid Power Control)

前学期  2−0−0  北川  能 教授・香川 利春 教授

現在の主要な駆動方式の一つである流体を利用した油空圧システムの特長とその役割を述べるとともに,広く力学的な考察を必要とする問題および電子制御技術との結びつきを必要とするメカトロニクス関連の問題について,現代制御理論の適用法をはじめ,最近の進歩を講義する。

40044

計測システム特論

後学期  2−0−0  大山 真司 助教授・富永 雅樹 講師(非常勤)

先進の計測システムを実現するための方法論について,測定原理,センサ,信号処理,システム構成等(ソフトウエア・ハードウエア)の観点から議論する。特に広域・環境計測について解説する。

40046

最適制御特論 ( Optimal Control)

後学期  2−0−0  三平 満司 教授・藤田 政之 教授

車輪を利用した移動体,海中ビークル,スラスタのない宇宙船・ジャンピングロボット等の浮遊機械,高飛び込み・跳馬等,各種運動選手は制御したい一般化座標の数より制御入力の数が少ない意味で劣駆動機械系となる。このような劣駆動機械系は積分不可能なノンホロノミック拘束をもっており,この拘束を上手に利用すれば劣駆動であっても,例えば,切りかえし制御を行って姿勢や位置が完全に制御でき,さらに,これは各種技能運動の原点ともなる。本講義ではこのような劣駆動機械系の制御原理と応用を明らかにすることを目的に,非線形制御理論の基礎,劣駆動系のモデル化,制御法,具体的なロボット制御例について論ずる。

40080

コンピュータビジョン特論 西暦偶数年度開講

前学期  2−0−0  奥富 正敏 教授

コンピュータビジョンに関する最近のトピック的な話題をとりあげ,課題に対する調査・検討活動なども取り入れながら,当該技術にまつわるさまざまな問題を考察する。

77010

計測・情報学特論 西暦偶数年度開講

前学期  2−0−0  笹島 和幸 教授

情報理工学研究科;情報環境学専攻の授業要目を参照のこと

◆材料・材力分野

40002

破壊力学特論 ( Advanced Fracture Mechanics)

前学期  2−0−0  中村 春夫 教授

材料の破壊について微視的機構と巨視力学的取扱いの結びつきに重点をおいて論じ,併せて機器の構成部材について破壊防止と制御を目的とした破壊力学の応用についても講義する。

40019,40020,40021,40022

材料力学特別講義A,B,C,D ( Special Lecture on Strength of Materials A,B,C,D)

A,B:西暦偶数年度開講  C,D:西暦奇数年度開講

A,C:前学期  B,D:後学期  それぞれ 1−0−0  各 教 員

材料力学に関する最近の話題について講述する。

40027

複合材料力学特論 ( Advanced Course of Mechanics of Composite Materials)

後学期  1−0−0  轟   章 助教授

航空宇宙機器の構造機料として発展してきた複合材料は,船舶や自動車などの輸送機器や,スポーツ用品などだけでなく,近年は土木建築用材料としても適用が拡大されつつある。複合材料の中で最も多く使用されている繊維強化複合材料は繊維方位とその直交方位に著しい異方性があり,新しい構造設計に対して異方性を考慮した力学的解析が必要となる。この講義では,異方性を利用した複合材料構造の設計手法について基礎から学習し,複合材料構造の設計を修得する。

40078

構造健全性評価学特論( Advanced Course of Structural Reliability Engineering)

前学期  2−0−0  水谷 義弘 助教授 石川台1号館4階458号室(内線3195)
          黛  正己 教 授 石川台1号館4階 413号室(内線2914)

構造物を設計する際にはその健全性を保証するために,材料中の初期欠陥や使用中に発生するき裂を想定した損傷許容設計が必要となる。また,運用中に損傷が検出された場合には破壊力学的手法により構造物の健全性を改めて評価する必要がある。本講義では破壊力学の基礎を解説した後に実際に宇宙用機器と原子力発電所で行われている健全性評価の手法と結果を紹介する。

40079

材料環境学特論 ( Environmentally Assisted Cracking and Management)

後学期  2−0−0  黛  正己 教 授 石川台1号館6階607号室(内線2914)
           水谷 義弘 助教授 石川台1号館6階 608号室(内線3195)

原子力発電プラント,化学プラント構造材料の主要な損傷要因である環境助長割れ現象を題材とし,機械工学,材料工学および腐食工学の融合学問領域である材料環境学の知識を修得させることを目的として講義を行う。

40083

構造力学特論 ( Advanced Course of Structural Mechanics)

前学期  1 − 0 − 0   足立 忠晴 助教授  石川台6号館2階 206号室(内線2156)

有限要素法,境界要素法などのような汎用ソフトウェアを一般に使用して応力解析,構造解析が行われている。本講義ではそれらの数値解析の基礎となる各理論を説明するとともに,それらの適用範囲について講義する。

40084

固体力学特論

前学期  1 − 0 − 0   岸本喜久雄 教 授

40085

固体動 力学特論

後学期  1 − 0 − 0   井上 裕嗣 助教授

40086

Advanced Course of Mechanics of Materials

2nd semester 1 − 0 − 0 Prof. KISHIMOTO

77005

数理シミュレーション特論 西暦偶数年度開講

後学期  2−0−0  天谷 賢治 助教授

情報理工学研究料;情報環境学専攻の授業要目を参照のこと。

77006

逆解析特論 西暦偶数年度開講

後学期  2−0−0  青木  繁 教授

情報理工学研究科;情報環境学専攻の授業要目を参照のこと。

◆加工・生産分野

40004

創形加工学特論 ( Advanced Course of Materials Processing)

前学期  2−0−0  村上 碩哉 教授・大竹 尚登 助教授

機械部品を造形する技術とその基礎の力学について講述する。成形の様式としては,固相,液相,及び気相からの成形があるが,まず工業上応用範囲の広い固相成形について成形技術を概説し固相成形の力学の基礎式及び成形特性の解析方法について述べる。ついで,最近の機械・電気・電子部品の徴細化と高機能化を支える液相成形及び気相成形について,その基礎となる成形法と最近の応用例を解説する。

40026

機能創出特論 ( Advanced Course of Manufacturing Processes)

後学期  2−0−0  戸倉  和 教授・平田  敦 助教授

有用な機能をもつ文明の利器を作りあげるには多くの種類の手法が適用される。原子・分子,熔融物,粉末を折出,凝固,焼結して材料を作り上げる方法,余分な部分を除去して形を作り上げる方法などである。本講義では,種々の加工法が適用される際に発生する現象,理論について修得することを目的とする。

40062

工芸科学 ( Science for Industrial Arts)

後学期  1−0−0  未   定

21世紀の「ものづくり」に必要な技術・社会的背景を考え,現在のものづくりの抱える諸問題を科学的に分析し,高い競争力と創造性を生み出すものづくり環境に必要な技術基盤について講義する。

40063

工作機械特論 ( Advanced Machine Tools Engineering)  西暦奇数年度開講

前学期  1−0−0  未   定

工業社会の基盤を支える工作機械について,構造,機能,特性ならびに制御法の観点から分析し,数値制御技術とデジタルファクトリーとの関連を最近の動向とあわせて講義する。

40035

知的統合生産論 ( Intelligent and Integrated Manufacturing)  西暦奇数年度開講

前学期  2−0−0  斎藤 義夫 教授

社会の必要とする「物」を生産するシステムのひとつの主流である知的統合生産について,その現状の概要と将来動向,また,関連する研究課題に関して CAD,CAM,CAEと関連させて講義する。

40040

加工物理学特論 ( Advanced Course of Material Processing Physics)  西暦偶数年度開講

後学期  2−0−0  帯川 利之 教授

加工は高温,高応力が作用する過酷な条件下で行われるため,被削材の変形や工具の損傷は,通常では見られない特異な特性を示す。本講義では,切削加工を対象として,加工原理,加工機構,工具損傷を支配する法則,加工における材料の変形や破壊の特異性,加工状態や工具損傷(摩耗,欠損)の可視化・予測・制御法について論ずる。

40041

塑性加工学特論 ( Advanced Course of Plasticity Theory)  西暦奇数年度開講

前学期  2−0−0  吉野 雅彦 助教授

多くの加工では材料の塑性変形が重要な役割を果たしている。そのような加工プロセスを力学的に検討させることにより弾塑性力学に基づいて解析する必要がある。そこで本講義では弾塑性力学およびそれを解析するために有力な手法である弾塑性有限要素法について講義する。またそれに付属し有限要素法の基礎である弾性有限要素法も解説する。

40045

材料物性特論 ( Advanced Course of Engineering Material Science)  西暦偶数年度開講

後学期  2−0−0  山崎 敬久 助教授

材料の性質を理解するには,原子論的なレベルでの理解が必要である。したがって,本講義では,材料の結晶構造,弾性的性質,電気的性質などを原子論的立場からできるだけやさしく講義する。

40053

接合工学特論 ( Advanced Course of Joining Science and Technology)

後学期  2−0−0  鈴村 暁男 教授

ロケットエンジン,ノズルスカート,ガスタービン,原子炉圧力容器から電子機器まで各種機械および構造物の設計・製作における接合技術の重要性を論じ,特に各種新素材に対する新しい接合加工技術を中心に,接合の原理およびその適用性について講述する。

40076

Advanced Course of Machining 西暦奇数年度開講

2nd semester 1−1−0  Prof. Toshiyuki OBIKAWA

77043

CAD/CAM生産体系特論

 後学期  2−0−0  長坂 保美 講師(非常勤)

情報理工学研究科;情報環境学専攻の教授要目を参照のこと

83037

微細加工・応用特論 ( Micromachining and Applications)

後学期  2−0−0  初澤  毅 助教授

マイクロマシンなどの製作に用いられる各種徴細加工・評価手法について講義するとともに,アクチュエータ,センサなどへの応用例を紹介する。

◆共通的科目

40072

開発ものがたり

前学期  2−0−0  未   定

製品開発の実務に携わる専門家により,開発創造の哲学,具体的開発事例を基にした創造的思考法,意思決定法,製品化のためのエンジニアリング技術などを学ぶ。

40071

医工学特論 ( Advanced Course of Medical Engineering)

後学期  2−0−0  馬渕 清資 講師(非常勤),橋本 成広 講師(非常勤)

医学問題に対する工学的アプローチについて講じ,とくに呼吸循環系及び運動系のバイオメカニズムとその応用について論じる。

40055,40056

先端工学特論第一

前学期

2単位

各 教 員

同     第二

後 〃

2 〃

( Seminar on Frontier Engineering I, II)

社会人大学院コース博士後期課程の学生が履修すべき授業科目で,先端的技術の研究活動を伴った程度の高い,輪講,実習,実験,討論等よりなるものである。

40057

ブラッシュアップ・コロキウム第一 西暦奇数年度開講

後学期  2−0−0  各 教 員

40058

ブラッシュアップ・コロキウム第二 西暦偶数年度開講

後学期  2−0−0  各 教 員

( Brush-up Colloquium I,II)

社会人大学院コースのために開講している授業科目で,異なる専門の各教員が最先端技術等を中心に概論的に講義する。

67009

マネジメント特論 ( Advanced Course of Management)

後学期  2−0−0  非常勤講師(未定)

社会理工学研究科;経営工学専攻の授業要目を参照のこと。

◆各専攻ごとの科目

40007〜40014

機械物理工学特別講義A〜H ( Special Lecture on Mechanical Engineering and Science A〜H)

A,B,C,D:西暦偶数年度開講  E,F,G,H:西暦奇数年度開講

A,B,E,F:前学期  1−0−0   各 教 員

C,D,G,H:後学期  1−0−0   各 教 員

機械物理工学に関する研究について,外国人客員教員が講述する。国際大学院の講義も兼ねる。ただし,全ての講義を開講するとは限らない。

40015〜40018

メカノインフラ工学特論A〜D( Special Lecture on Mechano-Infra Engineering A〜D)

A,B:前学期  C,D:後学期  それぞれ 1−0−0  未   定

機械物理工学に関する研究について講述する。

46711,46712

機械物理工学特別実験第一

前学期

0−0−2

各 教 員

同         第二

後 〃

0−0−2

( Advanced Mechanical Sciences and Engineering Laboratory I-II)

修士課程第一年度で履修すべきもので,学生の希望と指導教員の指導とによって決めたテーマについてまとめあげる実験である。実験装置の設計,製作,実験実施と結果の考察,あるいは計算機プログラムの開発,数値計算結果の考察,得られた知見に対する発表と討議などを含む。

機械物理工学講究第一

前学期

1単位

各 教 員

46701

同       第二

後 〃

1 〃

46702

同       第三

前 〃

1 〃

46703

同       第四

後 〃

1 〃

46704

( Seminar in Mechanical Engineering and Science I〜IV)

論文に対する理解力の養成,語学の習熱,講演における表現の方法及び討論の訓練を目的とし,輪講や論文紹介等を行う。

機械物理工学講究第五

前学期

2単位

各 教 員

46801

同       第六

後 〃

2 〃

46802

同       第七

前 〃

2 〃

46803

同       第八

後 〃

2 〃

46804

同       第九

前 〃

2 〃

46805

同       第十

後 〃

2 〃

46806

( Seminar in Mechanical Engineering and Science V〜])

いずれも博士後期課程における科目であり,それぞれに示した期間に履修すべきものとする。その内容は高度な輪講,演習,実験等からなる。

47711,47712

機械制御システム特別実験第一

前学期

0−0−2

各 教 員

同           第二

後 〃

0−0−2

( Advanced Mechanical and Control Engineering Laboratory I-II)

修士課程第一年度で履修すべきもので,学生の希望と指導教員の指導とによって決めたデータについてまとめあげる実験である。実験装置の設計,製作,実験実施と結果の考察,あるいは計算機プログラムの開発,数値計算結果の考察,得られた知見に対する発表と討議などを含む。

機械制御システム講究第一

前学期

1単位

指導教員

47701

同         第二

後 〃

1 〃

47702

同         第三

前 〃

1 〃

47703

同         第四

後 〃

1 〃

47704

( Seminar in Mechanical and Control Engineering I〜IV)

論文に対する理解力の養成,語学の習熟,講演における表現の方法及び討論の訓練を目的とし,輪講や論対紹介等を行う。

機械制御システム講究第五

前学期

2単位

指導教員

47801

同         第六

後 〃

2 〃

47802

同         第七

前 〃

2 〃

47803

同         第八

後 〃

2 〃

47804

同         第九

前 〃

2 〃

47805

同         第十

後 〃

2 〃

47806

( Seminar in Mechanical and Control Engineering V〜])

いずれも博士後期課程における科目であり,それぞれに示した期間に履修すべきものとする。その内容は高度な輪講,演習,実験等からなる。

48711,48712

機械宇宙システム特別実験第一

前学期

0−0−2

各 教 員

同           第二

後 〃

0−0−2

( Advanced Mechanical and Aerospace Engineering Laboratory I-II)

修士課程第一年度で履修すべきもので,学生の希望と指導教員の指導とによって決めたテーマについてまとめあげる実験である。実験装置の設計,製作,実験実施と結果の考察,あるいは計算機プログラムの開発,数値計算結果の考察,得られた知見に対する発表と討議などを含む。

機械宇宙システム講究第一

前学期

1単位

指導教員

48701

同         第二

後 〃

1 〃

48702

同         第三

前 〃

1 〃

48703

同         第四

後 〃

1 〃

48704

( Seminar in Mechanical and Aerospace Engineering I〜IV)

論文に対する理解力の養成,語学の習熟,講演における表現の方法及び討論の訓練を目的とし,輪講や論文紹介等を行う。

機械宇宙システム講究第五

前学期

2単位

指導教員

48801

同         第六

後 〃

2 〃

48802

同         第七

前 〃

2 〃

48803

同         第八

後 〃

2 〃

48804

同         第九

前 〃

2 〃

48805

同         第十

後 〃

2 〃

48806

( Seminar in Mechanical and Aerospace Engineering V〜])

いずれも博士後期課程における科目であり,それぞれに示した期間に履修すべきものとする。その内容は高度な輪講,演習,実験等からなる。


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