東工大ニュース
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大隅良典栄誉教授(科学技術創成研究院)の2016年ノーベル生理学・医学賞受賞が決定しました。
“細胞の環境適応システム、オートファジーの分子機構と生理学的意義の解明”
オートファジーは、細胞内におけるリサイクリング機能です。細胞が栄養環境などに適応して自らのタンパク質分解を行う自食作用「オートファジー」に関して、酵母を用いた細胞遺伝学的な研究を進めて世界をリードする成果をあげ、その分子機構や多様な生理学的意義の解明において、多大な貢献を果たしています。
1967(昭和42)年3月 |
東京大学教養学部基礎科学科 卒業 |
1974(昭和49)年11月 |
東京大学大学院理学系研究科 理学博士号取得 |
1974(昭和49)年12月 |
米国ロックフェラー大学 研究員 |
1977(昭和52)年12月 |
東京大学理学部 助手 |
1986(昭和61)年7月 |
東京大学理学部 講師 |
1988(昭和63)年4月 |
東京大学教養学部 助教授 |
1996(平成8)年4月 |
岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所 教授 |
2004(平成16)年4月 |
大学共同利用機関法人自然研究機構基礎生物学研究所 教授 |
2009(平成21)年4月 |
東京工業大学統合研究院 特任教授 |
2010(平成22)年4月 |
東京工業大学フロンティア研究機構 特任教授 |
2014(平成26)年5月~ |
東京工業大学 栄誉教授 |
2016(平成28)年4月~ |
東京工業大学 科学技術創成研究院 特任教授 |
2005(平成17)年 |
藤原賞 |
2006(平成18)年 |
日本学士院賞 |
2007(平成19)年 |
日本植物学会学術賞 |
2008(平成20)年 |
朝日賞 |
2012(平成24)年 |
京都賞 |
2013(平成25)年 |
トムソン・ロイター引用栄誉賞 |
2015(平成27)年 |
ガードナー国際賞 |
2015(平成27)年 |
国際生物学賞 |
2015(平成27)年 |
慶應医学賞 |
2015(平成27)年 |
文化功労者 顕彰 |
2016(平成28)年 |
ローゼンスティール賞 |
2016(平成28)年 |
ワイリー賞 |
2016(平成28)年 |
国際ポール・ヤンセン生物医学研究賞 |
大隅良典栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」により、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。受賞決定後の動き、研究概要をまとめた特設ページをオープンしました。